日本語教員プラネット 日本語教員試験 対策の問題集

みんなの日本語 初級Ⅰ 第22課「どんな部屋をお探しですか」の教案

『みんなの日本語 初級Ⅰ 第2版 本冊』 ・ 会話「どんな部屋をお探しですか」

第20課で覚えた普通形を、文の終わりではなく名詞の前に置く課です。「きのう買った本」「眼鏡をかけている人」のように、文一つで「どの本か」「どの人か」を説明します。第8課で「大きい家」「静かな町」と形容詞を名詞の前に置いたのと同じ場所に、文が入るだけ、と考えると学習者に入りやすいです。芯は二つ、説明する文が先・説明される名詞があとという語順と、説明の中の主語は「が」になることです。文型1〜4は同じ名詞修飾を、修飾した名詞が文のどこ(述語・主語・目的語・「が」の位置)に来るかで分けたもので、文型5の「時間・約束・用事があります」は修飾と組んで「〜する時間がありません」のような断り方につながります。会話は部屋を探す場面で、希望を「〜がある部屋」の形で言うところに文型4が入っています。

このページについて教科書の会話・例文・練習の文は載せていません。例文と場面はすべて自作です。文型の表記は出版社のシラバス一覧に合わせています。
学習項目5時間90分×2コマ

この課のねらい(Can-do)

  • 「〜た」「〜ている」などの普通形の文を名詞の前に置いて、人や物を「どの人・どの物か」で説明できる
  • 説明の文の中の主語を「は」ではなく「が」で言える(姉が描いた絵)
  • 説明した名詞を、「〜です」の前・「〜は」・「〜を」・「〜が」のどの位置でも使える
  • 「時間・約束・用事があります/ありません」で予定の有無を言い、「〜する時間がありません」のように理由を添えて断れる

進め方と時間配分

目安は 90分×2コマ。コマの長さと学校のカリキュラムで配分は変わります。各段で押さえることと、かける時間の目安です。

段時間やること
導入(普通形の復習)15分第20課の普通形の表(動詞・い形容詞・な形容詞・名詞)を学生に声に出させて速く回す。特に動詞のた形・ている形・ない形を確実にする。続けて第8課の「大きい家」「静かな町」、第2課の「日本語の本」を板書し、「名詞の前に説明が来る」形をもう一度見せる。この二つがこの課の土台で、普通形が出てこない学生がいると文型1で止まる
文型1(N1は 文 N2です)40分教師の写真や持ち物で「これは〜で撮った写真です」「これは友だちに借りた本です」と導入。板書は「〔きのう 撮った〕写真」のように説明の部分を枠で囲み、第8課の「大きい 家」の枠と並べる。「姉は絵を描きました」をカードで組み替えて「姉が描いた絵」にし、「は→が」「ました→た」を見せる
文型2(文 N1はN2です/Aです/Vます)35分教室の学生を「眼鏡をかけている人」「帽子をかぶっている人」で指して「〜さんです」と当てさせる。修飾した名詞のすぐあとに「は」が来ることを枠で示し、あとに来る文を名詞文・形容詞文・動詞文の順に広げる。1コマ目はここまで
文型3・4(文 N をVます/文 N が〜)40分「何を食べましたか」→「ケーキを食べました」→「だれが作ったケーキ?」と問い返して「母が作ったケーキを食べました」へ。文型4は「どんな家が欲しいですか」から「部屋が二つある家が欲しいです」を引き出し、「が」が二つ出る形を①②で板書する
文型5(時間・約束・用事があります/ありません)20分教師が学生を「あした映画を見ませんか」と誘い、断りの理由として「約束があります」「用事があります」「時間がありません」を出す。次に「だれと会う約束?」と聞いて修飾を足し、「友だちと会う約束があります」の形へ
会話15分部屋を探す場面。間取りの絵を板書して、客の希望を「〜がある部屋が欲しいです」で言わせ、不動産屋の側は「お探しですか」を決まり文句として聞き取れればよい。ロールプレイは客と店の人で
練習C・問題15分写真の中の人当て(文型2)と、誘って断るやり取り(文型5)をペアで。問題の聴解は授業内で、書く練習は宿題に

学習項目 1 N1は 文 N2 です

意味・はたらき文型 1

「これは姉が描いた絵です」のように、文の述語になる名詞(N2)を、その前に置いた文で説明する文型です。第8課で「大きい家」「静かな町」と形容詞が名詞を説明した場所に、文がそのまま入ると考えます。説明する文は普通形(第20課)で、文の中の主語は「は」ではなく「が」になります。名詞とな形容詞の非過去の肯定だけは「だ」を使わず、「日本人の友だち」「元気な人」のように第2課・第8課の形のままです。日本語では説明が名詞の前に来るので、文が終わってから名詞が出ます。文法用語では連体修飾(名詞修飾節)と呼び、「節の中は普通形」「節の中の主語は は ではなく が(の でもよい)」の二点が、試験でも問われる見方です。

接続

文(普通形。主語は「が」。N+だ→「Nの」、なA+だ→「なAな」)+N2 を、「N1は 〜 N2です」の N2 の位置に入れる

形
これはわたしが撮った写真ですあの人は先週会った人ですこれは友だちに借りた本ですここは姉が働いている会社です

導入

  • 写真二枚で「どの写真か」を言う教師が写真を二枚持ち、まず「これは写真です」と第2課の形で言う。次に一枚を見せて「これはきのう教室で撮った写真です」、もう一枚で「これは去年京都で撮った写真です」。板書は「大きい 家」「静かな 町」の下に「きのう教室で撮った 写真」と並べ、名詞の前の部分を同じ枠で囲む。「説明は名詞の前」とだけ言い、ケーキ・本・時計など物を替えて同じ形を何度も聞かせる。
  • カードを組み替えて「は→が」を見せる「姉は 絵を 描きました」を語ごとのカードで黒板に貼る。「絵を」のカードを右端に動かして「絵」だけにし、「描きました」を「描いた」に裏返す。残った「姉は」の「は」を消して「が」と書き、「姉が描いた絵」の形にする。最後に左に「これは」、右に「です」を足して文型1の文にする。「文が名詞の前に入ると、は→が、ました→た」と板書の矢印で残す。

板書案

〔文(普通形)〕 + N
大きい 家 / 静かな 町 / 〔きのう 撮った〕 写真
姉は 絵を 描きました → 〔姉が 描いた〕 絵
〔赤〕は → が  〔赤〕ました → た (カードの上に矢印)
これは 〔姉が 描いた〕 絵 です。
〔青〕「です」は 文の最後に 一回だけ

場面と発話(自作)

  • クラスの写真を友だちに見せながら、どの写真か言う。これは先月学校で撮った写真です。
  • 隣の部屋に住んでいる人について、友だちに聞かれた。あの人は去年日本に来た学生です。
  • 机の上の本を見た同僚に、だれの本か説明する。これは先生に借りた本です。

練習の進め方(口頭 → ペア → 産出)

「〜ました」の文カードと名詞カードを組にして「〜た+N」の句を作らせる練習から始め、できた句を「これは〜N です」に入れる代入練習へ(練習Bの型)。次にペアで、自分の写真や持ち物を見せて「これは〜です」と説明し、相手は「だれが/いつ/どこで」と聞き返す(練習Cの型)。

  1. 口頭教師が文の材料を三つ出し、学生が「〜た+N」の句で返す。キューは「きのう・写真・撮りました」→「きのう撮った写真」、「友だちに・本・借りました」→「友だちに借りた本」、「姉・会社・働いています」→「姉が働いている会社」、「姉・絵・描きました」→「姉が描いた絵」など。全員 → 列 → 個人の順で返させ、句が言えたら前に「これは」、後ろに「です」を付けて文にする。説明の中が「ました」のまま返ってきたら、第20課の普通形の表を指すだけで言い直させる。
  2. ペア学生は自分の持ち物か携帯の写真を三つ用意する。Aが一つを指して「これは何ですか」と聞き、Bは「これは〜た/〜ているNです」で答える。Aは「いつ撮りましたか」「だれに借りましたか」と一つ聞き返し、Bが答える。三つ終わったら交替。相手の物のことは相手しか知らないので、聞かないと分からないやり取りになる。
  3. 産出「わたしの宝物紹介」。自分の大切な物を一つ(実物か写真)持って来させ、「これは〜Nです」を含む2〜3文でクラスに紹介する。聞く側は一つ質問する。教師が見るのは、説明の中が普通形か、主語が「が」になっているか、名詞が説明のあとに来ているか、「描いたの絵」のように「の」を挟んでいないか。直すのは発表のあとにまとめて、一人一つまで。

つまずきと手当て

  • 「これは姉が描きました絵です」と、説明の部分を丁寧形のまま入れる。「です・ます」は文の最後に一回だけ、説明の中は普通形、と枠の中と外で色を変えて板書する
  • 「これは姉は描いた絵です」と「は」のまま残す。文型1の芯なので、カードの組み替えに戻って「は」を消して「が」にする動作を学生にもやらせる
  • 「これは絵 姉が描いた です」と名詞を先に言う。母語で説明が名詞のあとに来る学習者(英語・タイ語・ベトナム語など)に多い。逆に中国語の学習者は語順は合うが「描いたの絵」と「の」を入れやすい。「説明が終わってから名詞、間に何も入れない」をカードで確かめる

既習の文型との違い

  • 〜は〈いA(〜い)〉Nです(第8課)第8課の「大きい家です」は形容詞一語が名詞の前に来る形で、この課はその場所に文がまるごと入ります。場所は同じで、違うのは説明が長くなり、中に主語や目的語が入ることです。形容詞のときは言えていた学習者が、文になると「*これは絵姉が描いたです」と名詞を先に出すことがあるので、第8課の枠と並べて板書します。
  • 名詞普通形、名詞文普通体(第20課)第20課では文の終わりで「日本人だ」「元気だ」と「だ」を付けましたが、名詞の前では「日本人の友だち」「元気な人」になり、「だ」は出ません。学習者は覚えたばかりの普通形をそのまま入れて「*日本人だ友だち」「*元気だ人」と言います。過去の「日本人だった」「元気だった」は名詞の前でも同じ形で、違うのは非過去の肯定だけであることを表で示します。
関連する文型

学習項目 2 文 N1 はN2 です/Aです/Vます

意味・はたらき文型 2

「眼鏡をかけている人は田中さんです」のように、文で説明した名詞(N1)を主題にして「は」を付け、そのあとに名詞文・形容詞文・動詞文を続ける形です。名詞を説明する部分の作り方は文型1と同じで、変わるのは説明した名詞が文の頭に来ることだけです。人を見た目で言うときは、服や眼鏡を身に着けた状態なので「〜ている」(第15課の結果の状態)を使います。説明が長くなると「は」をどこに付けるか分からなくなるので、「名詞のすぐあとに は」を板書で固定します。

接続

文(普通形)+N1+は+N2です/Aです/Vます

形
帽子をかぶっている人は〜さんですきのう見た映画はおもしろかったですあそこで本を読んでいる人は先生です先週会った人はきょうも来ます

導入

  • 教室の学生を「どの人か」で当てる教師が学生の一人を見て「眼鏡をかけている人」とだけ言い、学生に「〜さんです」と続けさせる。「帽子をかぶっている人」「赤いコートを着ている人」「窓の近くに座っている人」と替えて数人当てる。板書は「〔眼鏡をかけている〕人 は 〜さんです」と、名詞の直後に「は」を大きく書く。人の説明は「〜ている」になることを、教師が実際に眼鏡をかけたり帽子をかぶったりして見せる。
  • 二つの文を一つにする「きのう映画を見ました。おもしろかったです。」と二文を板書し、「映画」を真ん中に置いて「きのう見た 映画 は おもしろかったです」に組み替える。次に「先週レストランへ行きました。安かったです。」で同じことをし、あとに来る文を形容詞文から動詞文(「先週会った人はきょうも来ます」)へ広げる。

板書案

〔文(普通形)〕 N は 〜
〔眼鏡を かけている〕 人 は 田中さんです。
〔きのう 見た〕 映画 は おもしろかったです。
〔赤〕「は」に大きな丸(名詞のすぐあと)
〔青〕人の見た目は「〜ている」に下線

場面と発話(自作)

  • パーティーで、友だちが知らない人について聞いてきた。あそこでコーヒーを飲んでいる人はわたしの先生です。
  • 先週行ったレストランの感想を同僚に話す。先週行ったレストランは安くておいしかったです。
  • 引っ越したばかりの町について、友だちに聞かれた。わたしが住んでいる町は静かです。

練習の進め方(口頭 → ペア → 産出)

人の絵カード(眼鏡・帽子・コートなど)で「〜ている人」の句を作る練習から、「〜ている人は〜さんです」「〜ている人はどの人ですか」の問答へ(練習Bの型)。仕上げは集合写真を一枚配り、一人が「〜ている人はだれですか」と聞いて相手が名前を答える人当てゲーム(練習Cの型)。

  1. 口頭人物の絵カード(眼鏡をかけている・帽子をかぶっている・セーターを着ている・白い靴をはいている・本を読んでいる)に名前カードを添えて見せる。キュー「眼鏡・かけます・山田さん」→「眼鏡をかけている人は山田さんです」、「帽子・かぶります・鈴木さん」→「帽子をかぶっている人は鈴木さんです」、「本・読みます・佐藤さん」→「本を読んでいる人は佐藤さんです」。次に名前だけ出して「山田さんはどの人ですか」と聞き、「眼鏡をかけている人です」と文型1の形で答えさせ、二つの形を行き来させる。
  2. ペア「人当て」の情報差。A・Bに同じ人物の絵(8人ほど)を配り、Aの紙には4人、Bの紙には別の4人に名前が書いてある。Bが「帽子をかぶっている人はだれですか」と聞き、Aは「〜さんです」と答え、Bは名前を書き込む。4人終わったら役を替える。最後に二人の紙を並べて、名前が合っているか確かめる。
  3. 産出「クラスのだれでしょう」。学生がクラスメートを一人選び、名前を言わずに「〜ている人は〜です」「きのう〜た人です」など2〜3文で説明し、ほかの学生が当てる。教師が見るのは、「は」が名詞のすぐあとにあるか、見た目を辞書形で言っていないか(眼鏡をかける人)、説明の中にもう一つ「は」を残していないか。

つまずきと手当て

  • 「帽子をかぶっているは人〜さんです」のように「は」を名詞の前に付ける。「は」は説明が終わった名詞のすぐあと、と板書の大きい「は」を指して直す
  • 「あの人は帽子をかぶっている人は〜さんです」と、説明の中にもう一つ「は」を残して主題が二つになる。説明の中の人は「が」にするか言わない、と文型1の「は→が」に戻す
  • 「眼鏡をかける人」と辞書形で言う。辞書形だと「これからかける人」や「ふだん眼鏡をかける人」(習慣)の意味になるので、今の様子でどの人かを言うときは「〜ている」(第15課)と、教師が眼鏡をかける動作の前と後で言い分けて見せる

既習の文型との違い

  • 〈Vて形〉います(結果の状態)(第15課)第15課では「田中さんは大阪に住んでいます」「結婚しています」と、人を先に言ってその状態を述べました。文型2は同じ「〜ている」を人の前に置き、「眼鏡をかけている人は田中さんです」と、どの人かを特定する形です。「田中さんはどんな様子か」を言うなら第15課、「どの人が田中さんか」を言うなら文型2、と問いの違いで分けると、学習者が「*眼鏡をかけています人は」と丁寧形を残す誤りも減ります。
  • N1は 文 N2 です(この課の文型1)文型1は説明した名詞が文の終わり(「です」の前)に来て、文型2は文の頭(「は」の前)に来ます。同じ句「眼鏡をかけている人」を、「あの人は眼鏡をかけている人です」と「眼鏡をかけている人はあの人です」の両方に入れて板書すると、句の作り方は変わらず、置く場所だけが違うことが一目で分かります。
関連する文型

学習項目 3 文 N をVます

意味・はたらき文型 3

「きのう買った本を読みました」のように、文で説明した名詞を「を」で目的語にする形です。一つの文に動詞が二つ出て、前の動詞(説明の中)は普通形、最後の動詞だけが「ます」になります。説明される名詞は説明の中では言いません。「友だちが作ったケーキを食べました」なら、説明の中は「友だちが作った」だけで、「ケーキを作った」とは言いません。第16課の「買って、読みました」が動作を順に並べるのに対して、この形は「どの本を読んだか」を言う形で、伝えたいことの中心が違います。

接続

文(普通形)+N+を+Vます(「を」は説明が終わった名詞のあと)

形
きのう買った本を読みました友だちが作ったケーキを食べました先生に借りた本を返します去年撮った写真を見せます

導入

  • 「何を」の答えを長くしていく教師が「きのう何を食べましたか」と聞き、学生の「ケーキを食べました」を板書する。次に「だれが作ったケーキですか」と聞いて「母が」を引き出し、「〔母が作った〕ケーキを 食べました」と、「ケーキ」の前に説明を足す形で書く。同じ手順で「何を読みましたか」→「友だちに借りた本を読みました」と、物を替えて数回。説明の枠の中に「ケーキを」が入らないことを、枠を指して確かめる。

板書案

〔文(普通形)〕 N を Vます
きのう 本を 買いました。その本を 読みました。
→ 〔きのう 買った〕 本 を 読みました。
〔赤〕最後の動詞だけ「ます」  〔青〕説明の中の「本を」に×
〔母が 作った〕 ケーキ を 食べました。

場面と発話(自作)

  • 休みに何をしたか、同僚に聞かれた。先生に借りた本を読みました。
  • 友だちの家で出されたケーキについて、ほかの友だちに話す。友だちが作ったケーキを食べました。
  • 寒い朝、出かける前に家族に言う。先週買ったコートを着ます。

練習の進め方(口頭 → ペア → 産出)

「〜ました」の文カードから「〜た+N」の句を作り、それを「〜を食べました/読みました/見ました」に入れる代入練習(練習Bの型)。次にペアで「週末に何をしましたか」と聞き、相手は「〜た+N を 〜ました」で一文以上答える(練習Cの型)。

  1. 口頭教師が二文を言い、学生が一文にする。キューは「本を借りました。読みました」→「借りた本を読みました」、「ケーキを作りました。食べました」→「作ったケーキを食べました」、「写真を撮りました。見せます」→「撮った写真を見せます」、「コートを買いました。着ます」→「買ったコートを着ます」、「友だちに傘を借りました。返します」→「友だちに借りた傘を返します」。慣れたら材料を「傘・借りました・返します」のように語だけに減らす。
  2. ペア「週末インタビュー」。Aが「週末、何をしましたか」と聞き、Bは「〜た+Nを〜ました」の形で一文答える。Aは「だれが作った〜ですか」「どこで買った〜ですか」と説明の部分を聞き返し、Bが答える。三往復で交替。答えはBしか知らないので、聞いて初めて分かるやり取りになる。
  3. 産出「きのうの日記」。きのうしたことを丁寧形で4〜5文書かせ、その中に「〜たNを〜ました」を二つ以上入れる。書いたら隣の人と交換して読み、一つ質問を書き添えて返す。教師が見るのは、説明の中の動詞が普通形か、説明の中で名詞を繰り返していないか(本を買った本)、「を」が名詞のあとにあるか。

つまずきと手当て

  • 「きのう本を買ったを読みました」と、説明の文のあとに直接「を」を付ける。「を」は名詞のあと、説明の中に「本を」は入れない、とカードで名詞を枠の外に出して見せる
  • 「買いました本を読みました」と前の動詞も丁寧形にする。文型1と同じで、説明の中は普通形。「ます」は最後に一回、と動詞二つに印を付ける
  • 「本を買った本を読みました」と説明の中で名詞を繰り返す。母語で関係代名詞を使う学習者がその代わりに名詞を置くもの。説明される名詞は一回だけ、と重なった「本」を消して見せる

既習の文型との違い

  • 〈Vて形〉、〈Vて形〉、〜(第16課)「本を買って、読みました」は二つの動作を順番に並べる文で、「何をしたか」を言います。「買った本を読みました」は「どの本を読んだか」を言う文で、その本がほかの本と区別されます。二つを混ぜて「*買って本を読みました」と、て形を名詞の前に置く誤りが出るので、名詞の前に置けるのは普通形だけ、と板書で並べて示します。
関連する文型

学習項目 4 文 N が〜

意味・はたらき文型 4

「部屋が二つある家が欲しいです」のように、文で説明した名詞が「が」を取る位置に来る形です。「が」を取る述語は、第9課の「好きです・上手です・わかります・あります」、第10課の「あります・います」、第13課の「欲しいです」です。難しいのは「が」が二回出ることで、一つ目は説明の中の主語の「が」、二つ目は述語が要求する「が」です。二つの「が」は役割が違うので、板書で①②と番号を振って区別します。

接続

文(普通形)+N+が+欲しいです/好きです/あります/います など

形
〜N が欲しいです〜N が好きです〜N がいます/あります部屋が二つある家が欲しいです

導入

  • 「どんな家が欲しいですか」から引き出す教師が「どんな家が欲しいですか」と聞き、第8課の「大きい家」「新しい家」が出たら、「部屋が二つある家」「駅の近くにある家」と文の説明に替えて言い、板書に「〔部屋が二つある〕家 が 欲しいです」と書く。一つ目の「が」に①、二つ目に②と番号を振り、「①は説明の中、②は欲しいですの前」と添える。学生に自分の欲しい家や部屋を同じ形で言わせる。
  • 「〜人がいます」で友だちを紹介する教師が「わたしは東京に住んでいる友だちがいます」「日本語を教えている友だちがいます」と自分の友だちを紹介し、板書は「〔東京に住んでいる〕友だち が います」。学生にも「〜人がいます」で友だちや家族を一人ずつ紹介させる。「います」の前は人、「あります」の前は物、と第10課の区別はそのまま。

板書案

〔文(普通形)〕 N が 欲しいです/好きです/います
〔部屋が① 二つ ある〕 家 が② 欲しいです。
〔東京に 住んでいる〕 友だち が います。
〔赤〕① 説明の中の主語  〔青〕② 欲しい・好き・いる の前
この家に 部屋が 二つ あります。 → 〔部屋が 二つ ある〕 家

場面と発話(自作)

  • 部屋を探していて、どんな部屋がいいか店の人に言う。部屋が二つある家が欲しいです。
  • 好きな料理を聞かれて、母の料理だと答える。母が作る料理が好きです。
  • 東京に知り合いがいるか聞かれた。東京に住んでいる友だちがいます。

練習の進め方(口頭 → ペア → 産出)

「〜N が欲しいです」「〜N が好きです」「〜N がいます」の三つの枠を板書し、説明の句のカード(部屋が二つある/母が作った/東京に住んでいる)を入れる代入練習(練習Bの型)。次にペアで「どんな家が欲しいですか」「どんな人が好きですか」と聞き合う(練習Cの型)。

  1. 口頭黒板に「〜Nが欲しいです」「〜Nが好きです」「〜Nがいます」の三つの枠を書き、材料のカードを出す。キューは「部屋が二つあります・家・欲しい」→「部屋が二つある家が欲しいです」、「駅の近くにあります・アパート・欲しい」→「駅の近くにあるアパートが欲しいです」、「母が作ります・料理・好き」→「母が作る料理が好きです」、「日本語を教えています・友だち・います」→「日本語を教えている友だちがいます」。全員で言ったあと、①②の「が」を指しながら個人で言わせる。
  2. ペア「部屋探し」の情報差。Aは客で、希望カード(部屋が二つ・駅の近く・家賃が安い など三つ)を持つ。Bは店の人で、間取りと条件を書いた部屋のカードを三枚持つ。Aは「〜がある部屋が欲しいです」「家賃が安い部屋が欲しいです」と希望を言い、Bは合う部屋を一枚選んで「この部屋はどうですか」と見せる。合わなければAがもう一度言う。終わったら役とカードを替える。
  3. 産出「わたしの理想の部屋」。自分が住みたい部屋や家を「〜Nが欲しいです」で三文言い、クラス全員の条件を黒板に集めて、いちばん多い条件を数える。続けて「〜ている友だちがいます」で自分の友だちや家族を一人紹介する。教師が見るのは、二つ目の「が」を「を」にしていないか、一つ目の「が」を「は」にしていないか。

つまずきと手当て

  • 二つ目の「が」を「を」にして「部屋が二つある家を欲しいです」と言う。「欲しいです」は「が」(第13課)、と述語の側から直す
  • 一つ目の「が」を「は」にして「部屋は二つある家」と言う。文型1の「説明の中は が」に戻す
  • 「が」が二回あることに戸惑って片方を落とす(「部屋二つある家が欲しいです」)。板書の①②を指して、「①は説明の中の主語、②は欲しいですの前」と役割の違いで押さえる

既習の文型との違い

  • 〈場所〉にN(物)があります(第10課)第10課の「この家に部屋が二つあります」は家について部屋があることを言う文です。文型4ではその文を説明にして「部屋が二つある家」と、どの家かを言います。語順が入れ替わり、場所の「に」は消えるので、「*家に部屋が二つある家」と場所を残す誤りが出たら、第10課の文と並べて「家」がどこへ移ったかを矢印で示します。
  • Nが欲しいです(第13課)第13課は「車が欲しいです」と名詞一語で、この課はその名詞に説明が付くだけで、あとの「が欲しいです」は変わりません。説明が長くなると最後の助詞を「を」に替えて「*部屋が二つある家を欲しいです」と言いやすいので、述語の側から「欲しいの前は が」と確かめます。
関連する文型

学習項目 5 文 N (時間・約束・用事) があります/ありません

意味・はたらき文型 5

「時間があります」「約束があります」「用事があります」のように、物ではない名詞に「あります」を使って、予定や都合の有無を言う形です。人と会う約束でも、「約束」は人ではないので「います」ではなく「あります」です。この課では文型1〜4の名詞修飾と組んで、「友だちと会う約束があります」「新聞を読む時間がありません」のように、どんな約束・何をする時間かを前に足します。まだしていないことなので、説明の動詞は辞書形が中心です。誘いを断る理由として「すみません、〜がありますから」(第9課)の形で使うと、会話にすぐつながります。文法用語で言うと、文型1〜4の名詞は説明の中に「が・を」を付けて戻せる(ケーキ→母がケーキを作った)のに対し、「友だちと会う約束」の「約束」は戻せず、説明が約束の中身を表しています。寺村秀夫の分け方で「内の関係」と「外の関係」と呼ばれる区別で、学習者に用語は要りませんが、教師が知っておくと例文が作りやすくなります。

接続

(文〈普通形・多くは辞書形〉+)時間/約束/用事+が+あります/ありません

形
時間がありません約束があります友だちと会う約束があります新聞を読む時間がありません

導入

  • 誘って断らせる教師が学生を「あした、いっしょに映画を見ませんか」(第6課)と誘う。学生が「すみません」で止まったら、教師が「約束があります」「用事があります」と言って板書し、三人ほどに同じ誘いをして断らせる。次に「だれと会う約束ですか」と聞いて「友だちと」を引き出し、「〔友だちと会う〕約束 が あります」と説明を足す。断るときは「〜から」を付けて「約束がありますから」と言うと自然だと添える。
  • 「時間がありません」を理由にする教師が「毎日新聞を読みますか」と聞き、「いいえ」と答えた学生に「どうしてですか」と続ける。「時間がありません」を与えて板書し、「何をする時間?」と聞いて「〔新聞を読む〕時間 が ありません」にする。学生に「毎日〜ますか」「どうしてですか」の問答をさせ、「〜する時間がありません」を答えの形として定着させる。

板書案

時間 約束 用事 + が あります/ありません
〔友だちと 会う〕 約束 が あります。
〔新聞を 読む〕 時間 が ありません。
〔赤〕説明の動詞は 辞書形(これからのこと)  〔青〕あります(× います)
誘い:あした、いっしょに 〜ませんか。 → すみません、〜が ありますから。

場面と発話(自作)

  • 同僚に仕事のあとの食事に誘われたが、先約がある。すみません、きょうは友だちと会う約束があります。
  • 朝ご飯を食べない理由を聞かれた。毎朝、ご飯を食べる時間がありません。
  • あしたの午後に用事があって、早く帰ると上司に伝える。あしたの午後は用事がありますから、早く帰ります。

練習の進め方(口頭 → ペア → 産出)

時計・カレンダー・人の絵カードで「時間/約束/用事があります・ありません」を言わせ、次に動詞の絵カードを足して「〜する時間がありません」「〜と会う約束があります」の句を作る代入練習(練習Bの型)。仕上げはペアで、一人が「〜ませんか」と誘い、もう一人が「すみません、〜がありますから」で断るやり取り(練習Cの型)。

  1. 口頭カレンダーの絵に予定を書いたカードを出し、学生が「〜約束/用事があります」で言う。キューは「友だち・会います」→「友だちと会う約束があります」、「銀行・行きます」→「銀行へ行く用事があります」、「先生・話します」→「先生と話す約束があります」。続けて時計の絵で「新聞・読みます」→「新聞を読む時間がありません」、「朝ご飯・食べます」→「朝ご飯を食べる時間がありません」、「テレビ・見ます」→「テレビを見る時間がありません」。
  2. ペア「誘いと断り」。Aは誘いのカード(映画・食事・買い物)、Bは一週間の予定表カードを持つ。Aが「あした、いっしょに〜ませんか」と誘い、Bは予定表を見て、予定がある日は「すみません、あしたは〜約束がありますから」と断る。Aは「そうですか。残念ですね。じゃ、〜曜日はどうですか」と別の日を出し、空いている日が見つかるまで続ける。決まったら役を替える。
  3. 産出「来週の予定表」。学生が自分の来週の予定を表に書き、教室を歩いて三人を誘い、一人と約束を決める。断るときは必ず文型5で理由を言う。最後に「〜さんと〜曜日に〜約束があります」とクラスに報告する。教師が見るのは、「約束をあります」「約束がいます」の助詞と動詞、説明の動詞をた形にしていないか。

つまずきと手当て

  • 「約束がいます」と、人と会う約束だから「います」にする。「約束」「用事」「時間」は人ではないので「あります」、と第10課の物と人の区別に戻す
  • 「約束をあります」「時間をありません」と「を」を使う。「あります」は「が」(第9課)
  • 「友だちと会った約束があります」とた形にする。約束はこれからのことなので辞書形、と「あした」「来週」の語を添えて非過去であることを示す

既習の文型との違い

  • 〈Vた形〉ことがあります(第19課)第19課の「富士山に登ったことがあります」は経験を言い、この課の「友だちと会う約束があります」は予定を言います。どちらも「文+名詞+があります」の形で、違いは前の動詞の形(た形か辞書形か)と名詞(ことか、約束・用事か)です。学習者が予定のつもりで「友だちと会うことがあります」と言うと「ときどき会う」の意味になるので、名詞を替えると意味が変わることを並べて示します。
  • Nがあります(第9課)第9課の「車があります」は持っている物を言う形でした。「約束」「用事」「時間」は手に持てる物ではありませんが、同じ「があります」を使います。物と同じ形でよいと分かると学習者は使いやすくなるので、第9課の文と並べて板書します。
関連する文型

語彙の扱い

この課の新出語は、人の見た目を言うための「着ます・はきます・かぶります・かけます」と身に着ける物(帽子・眼鏡・コート など)、部屋探しの会話で使う語の二つに分かれます。身に着ける動詞は、どこに着けるかで動詞が変わるので、教師が実際に着たりかぶったりして見せながら「〜ている」の形でまとめて出し、文型2の人当ての材料にします。部屋の語は間取りの絵を板書して会話の前に出し、「〜がある部屋」(文型4)の材料にします。「お探しですか」「おめでとうございます」のような決まり文句は分解せず、場面と一緒にかたまりで覚えさせます。

この課の練習で使う語(12語・意味・連語・例文)

  • 着ます(きます) シャツやコートなど、体の上のほうに服を付けます。 シャツを〜・コートを〜・セーターを〜
    写真の中の人がだれか、友だちに聞かれた。
    「赤いセーターを着ている人は姉です。」
  • はきます(はきます) 靴やズボンなど、足や腰から下に付けます。 靴を〜・ズボンを〜・スカートを〜
    パーティーで、知らない人について聞かれた。
    「白い靴をはいている人は田中さんです。」
  • かぶります(かぶります) 帽子などを頭の上に付けます。 帽子を〜
    駅で待ち合わせ。電話で自分の服を伝える。
    「わたしは黒い帽子をかぶっています。駅の前にいます。」
  • かけます(かけます) 眼鏡を顔に付けます。 眼鏡を〜
    新しい学生に、どの人が先生か教える。
    「あそこで眼鏡をかけている人はわたしたちの先生です。」
  • 生まれます(うまれます) 赤ちゃんとして、この世に出てきます。 〜年に〜・東京で〜
    写真を見せながら、自分の町を紹介する。
    「ここはわたしが生まれた町です。」
  • 撮ります(とります) カメラで写真をとります。 写真を〜
    旅行の写真を同僚に見せる。
    「これは去年京都で撮った写真です。」
  • 借ります(かります) 人の物を、あとで返すつもりで使わせてもらいます。 本を〜・友だちに〜・お金を〜
    机の上の傘について家族に聞かれた。
    「これは友だちに借りた傘です。あした返します。」
  • 約束(やくそく) 人と、いつ・どこで・何をするか決めたことです。 〜があります・会う〜
    同僚に昼ご飯に誘われたが、先に予定がある。
    「すみません、きょうは友だちと会う約束がありますから。」
  • 用事(ようじ) しなければならない、ちょっとした仕事や用です。 〜があります・銀行へ行く〜
    あした早く帰る理由を上司に伝える。
    「あしたは銀行へ行く用事がありますから、4時に帰ります。」
  • 時間(じかん) 何かをするために使える時です。 〜があります・〜がありません・本を読む〜
    朝ご飯を食べない理由を聞かれた。
    「朝は忙しいですから、ご飯を食べる時間がありません。」
  • 家賃(やちん) 部屋や家を借りて、毎月払うお金です。 〜が高い・〜が安い・〜を払います
    部屋を探していて、店の人に希望を言う。
    「家賃が安い部屋が欲しいです。」
  • アパート(アパート) 一つの建物の中に部屋がたくさんある、人が住む建物です。 〜に住んでいます・駅の近くの〜
    どこに住んでいるか、友だちに聞かれた。
    「わたしが住んでいるアパートは駅の近くにあります。」

会話の扱い

会話は、部屋を探している人が店で希望を伝え、間取りの絵を見ながら説明を聞く場面です。題の「お探しですか」は丁寧な言い方で、敬語の作り方はずっとあとの課なので、ここでは店の人が言う決まり文句として聞き取れればよく、学習者が作る側には回しません。教室では、まず間取りの絵を板書して部屋の語を確かめ、客の希望を「〜がある部屋が欲しいです」「駅の近くにある部屋」の形で言わせてから、CD か教師の音読で会話を聞かせます。文型4の「〜がある部屋」と、部屋の説明の「〜にある」が会話の芯になっていることに気づかせます。ロールプレイは客と店の人で、客の希望(部屋の数・広さ・駅からの近さ)を学生ごとに変えて二回。学生の国では部屋をどうやって探すか、何を一番気にするかを聞くと、生活の話に広がります。

宿題と次のコマ

練習Bを書いて提出(文型1・3は「〜た+N」の句を各3つ、文型2は「〜ている人」の文を3つ、文型4・5は授業で使ったカードの組で)。あわせて、クラスの一人を名前を言わずに「〜ている人です」「〜た人です」で3文書かせ、次のコマの最初にペアで読み上げてだれか当てる。問題の聴解は授業内で答え合わせ。次のコマは第23課「〜とき」で、「とき」も名詞なので「〜する/〜した+とき」はこの課の名詞修飾と同じ作りになる。「〔説明〕+名詞」の枠は消さずに残しておく。

よくある質問

  • 第22課の名詞修飾はどう導入すればいいですか?

    第8課の「大きい家」と同じ場所に文が入る、と見せるのがいちばん速い入り方です。写真や持ち物を使って「きのう撮った写真」と言い、板書で形容詞の枠と並べます。次に語のカードを組み替えて「姉は絵を描きました」を「姉が描いた絵」にし、「は→が」「ました→た」の二点だけを見せます。説明は短くして、物を替えて何度も聞かせます。

  • 「姉が描いた絵」と「姉の描いた絵」はどちらが正しいですか?

    どちらも正しい日本語です。名詞を説明する部分の中の主語は、「が」を「の」に替えられます(が・の の交替)。初級ではまず「が」でそろえて練習し、学習者が「の」で言っても誤りにはしません。ただし「描いたの絵」のように動詞と名詞の間に「の」を挟むのは誤りなので、こちらは直します。

  • 説明の中の主語は、なぜ「は」ではなく「が」になるのですか?

    「は」は文全体の話題を示す助詞なので、名詞を説明する小さい文の中には普通入りません。名詞を説明する部分の中では、主語は「が」で言うのが基本です。初級の学習者には理屈より「名詞の前の説明の中は が」と決まりとして示し、カードの組み替えで「は」を消して「が」にする動作を何度もさせるほうが定着します。

  • 「眼鏡をかけている人」と「眼鏡をかけた人」は違いますか?

    見た目を言うときはどちらも使え、意味はほぼ同じです。名詞の前の「〜た」は、過去の出来事だけでなく、そのあと続いている状態を言うことがあります。この課は第15課の結果の状態とつなげて「〜ている」で練習し、学習者から「〜た」が出たら正しいと認めます。「眼鏡をかける人」(辞書形)は「これからかける人」「ふだんかける人」の意味になるので、今の様子でどの人かを言う場面では直します。

  • この課は何コマで終わりますか?

    90分×2コマが目安です。1コマ目は普通形の復習と文型1・2、2コマ目は文型3〜5と会話・練習Cです。普通形が定着していないクラスでは、1コマ目の最初に第20課の普通形の確認を十分に取っておくと、文型1から先の練習が止まりません。

この課に関係する用語・解説・練習問題

この課の文型を、日本語教員試験の用語でいうと何にあたるか。授業の説明に迷ったときの確認と、試験対策に。

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