みんなの日本語 初級Ⅰ 第5課「この電車は甲子園へ行きますか」の教案
『みんなの日本語 初級Ⅰ 第2版 本冊』 ・ 会話「この電車は甲子園へ行きますか」
第4課で動詞の「ます・ません・ました・ませんでした」と「-時に」を習ったあとを受けて、移動の動詞「行きます・来ます・帰ります」を軸に、行き先(へ)・乗り物(で)・いっしょに行く人(と)・日時(に)を一つずつ足していく課です。新しい活用形はなく、増えるのは助詞と時の言葉なので、板書は「[人]と [乗り物]で [場所]へ 行きます」の枠を課の最初から最後まで消さずに残し、文型が進むたびに左へ列を足していくと、学習者の頭の中にも同じ枠ができます。最後の月日の読みは数字の言い方の総仕上げで、第4課の時刻と合わせて「いつ」に答えられるようになります。会話は駅のホームで電車の行き先を確かめる場面で、日本で生活する学習者がその日のうちに使える表現です。
このページについて教科書の会話・例文・練習の文は載せていません。例文と場面はすべて自作です。文型の表記は出版社のシラバス一覧に合わせています。
学習項目5時間90分×2コマ
この課のねらい(Can-do)
- どこへ行くか・どこから来たか・どこへ帰るかを「へ」で言い、「どこへ行きますか」に答えられる
- 何で(乗り物)・だれと・いつ行くかを、助詞を取り違えずに一文の中で言える
- きょう・あした・来週のような言葉には「に」をつけず、数字の入る時には「に」をつける区別ができる
- 月と日を正しく読み、自分の誕生日を言い、相手の誕生日を聞ける
進め方と時間配分
目安は 90分×2コマ。コマの長さと学校のカリキュラムで配分は変わります。各段で押さえることと、かける時間の目安です。
| 段 | 時間 | やること |
| 導入(復習とつなぎ) | 10分 | 第4課の「-時に起きます・寝ます」を時計の絵で2〜3問。そのまま「毎日何時に学校へ来ますか」と教師が聞いて「来ます」を耳に入れ、この課は「動く」動詞の課だと予告する。乗り物と時の言葉(先週・今週・来週など)の新出語はここで絵カードと表で先に入れておく |
| 文型1 〈場所〉へ行きます/来ます/帰ります | 30分 | 教師の動作と場所の絵カードで導入。「来ます」「帰ります」の向きを教室とうちの絵で分け、「どこへ行きますか」「どこ[へ]も行きません」まで |
| 文型2・3 〈乗り物〉で/〈人〉と | 35分 | 文型1の枠の左に「で」「と」の列を足す。乗り物カードと人のカードを重ねて代入練習、「歩いて」「一人で」は例外として赤で板書 |
| 文型4 〈日時〉に | 30分 | カレンダーを黒板に描いて予定を指さしながら導入。「に」がつく語とつかない語を2列に分けて板書し、「いつ」で聞き合う |
| 文型5 誕生日は-月-日です | 30分 | 月の読み→日の読み(和語読みの1〜10日・14日・20日・24日)→誕生日を聞き合う。読みの定着が目的なので声に出す回数を多く |
| 会話 | 20分 | 駅のホームの絵で場面を作り、行き先を確かめるやり取りを聞く→役を替えて言う→身近な駅名に替えてロールプレイ |
| 練習C・問題 | 25分 | 「いつ・だれと・何で・どこへ」を聞き合うインタビュー表で総合練習。問題ページの聞き取りと月日の読みは次のコマの最初に答え合わせ |
学習項目 1 〈場所〉へ行きます/来ます/帰ります
意味・はたらき文型 1
移動を表す動詞3つと、行き先を示す助詞「へ」を学びます。「へ」は書くときは「へ」、読むときは「え」です。「行きます」は今いる所から離れる動き、「来ます」は話し手がいる所(または話し手の側)へ近づく動き、「帰ります」はうちや国など自分の本来いる所へ戻る動きです。「どこへ行きますか」と聞き、行かないときは「どこ[へ]も行きません」と「も」をつけて答えます。文法の用語で言うと「へ」は移動の方向(向かう先)を表す格助詞で(到着する点をはっきり言うのは「に」)、「行く・来る」の使い分けは話し手の位置を基準にするダイクシス(直示)の問題です。
接続
場所の名詞+へ+行きます/来ます/帰ります(「へ」は「え」と読む。「に」でも意味は同じですが、この課は「へ」で統一します)
形
Nへ行きますNへ来ます/Nへ帰りますどこへ行きますかどこ[へ]も行きません
導入
- 教師が動いて見せる教師が教室のドアまで歩きながら「行きます」、席へ戻りながら「来ます」と言い、動詞の向きを体で見せる。次に場所の絵カード(駅・銀行・郵便局・デパート・図書館・スーパー)を黒板に貼り、教師が自分の予定として「あした、銀行へ行きます」と指さしながら言う。板書は「わたしは [場所]へ 行きます」の枠だけにし、場所のカードを差し替えて全員でくり返す。
- 「来ます」「帰ります」の向きを絵で分ける教室の絵とうちの絵を黒板の左右に貼り、教室へ向かう矢印に「来ます」、うちへ向かう矢印に「帰ります」と書く。学生に「毎日何時にうちへ帰りますか」「あした学校へ来ますか」と聞き、「はい、来ます」「いいえ、来ません」の答えまで引き出す。最後に「日曜日、どこへ行きますか」と聞いて、行かない学生の答えから「どこ[へ]も行きません」を板書する。
板書案
[場所]へ 行きます/来ます/帰ります
あした 銀行へ 行きます。
毎日 9時に 学校へ 来ます。
〔赤〕「へ」の上に小さく「え」 〔青〕教室→うち の矢印に「帰ります」・うち→教室 に「来ます」
どこへ 行きますか。——どこ[へ]も 行きません。
場面と発話(自作)
- 金曜日の授業のあと、友達に週末のことを聞かれた留学生が、あしたの予定を言う。あした、デパートへ行きます。
- 会社で、きょうは早く帰りたい社員が、同じ部署の人に一言ことわる。すみません、きょうは5時にうちへ帰ります。
- 学校の受付で、職員が学生に、あしたも学校に来るかどうかを確かめる。石井さん、あした学校へ来ますか。——いいえ、来ません。
練習の進め方(口頭 → ペア → 産出)
練習Bの型では、場所の絵カードを1枚ずつ見せて「〜へ行きます」、次に場所カードと「来ます/帰ります」の矢印カードを組み合わせて動詞を選ばせる。練習Cの型では、ペアで「日曜日、どこへ行きますか」「〜へ行きます」「そうですか」まで言わせ、行かない人は「どこも行きません」と答える。
- 口頭教師が場所の絵カード(駅・銀行・郵便局・図書館・デパート・スーパー)を1枚ずつ見せ、全員で「駅へ行きます」と言う。慣れたらカードと矢印カード(教室へ向かう矢印・うちへ向かう矢印)を組み合わせ、「教室・矢印」なら「学校へ来ます」、「うち・矢印」なら「うちへ帰ります」と動詞を選ばせる。最後は教師が「あした」「きのう」の時の言葉を足して、「あした図書館へ行きます」「きのう図書館へ行きました」と第4課の過去形も混ぜ、個人に当てて速く回す。
- ペア一人に「日曜日の予定カード」(場所の絵が1枚、または×印)を伏せて配る。もう一人が「日曜日、どこへ行きますか」と聞き、カードを持っている人は絵のとおりに「〜へ行きます」、×印なら「どこも行きません」と答える。聞いた人は「そうですか」と受ける。3枚ごとに役を替える。
- 産出「行き先さがしインタビュー」。学生は自分の今週末の本当の予定を一つ決め、教室を歩きながら「土曜日、どこへ行きますか」と聞いて回り、同じ行き先の人を見つけたら名前を書く。最後に「〜さんとわたしは土曜日、デパートへ行きます」と報告する。教師は「へ」を「え」と読んでいるか、相手のところへ自分が行くのに「来ます」を使っていないか、行かない人が「どこも」を言えているかを見て回り、まとめて全体で直す。
つまずきと手当て
- 「へ」を「he」と読む・ローマ字入力で「e」と打ってしまう。板書の「へ」の上に「え」と小さく読みを書き、最初の数回は教師が大げさに「え」と読む
- 「*学校を行きます」「*学校で行きます」のように助詞を取り違える。「を」「で」はまだ習っていないので、動く先は「へ」と一つに決めて代入練習をくり返す。「学校に行きます」と言う学生は誤りではないので直さず、「この課は へ で練習しましょう」とだけ言う
- 母語の come の感覚で、相手の所へ自分が行くときに「*あした、あなたのうちへ来ます」と言う。教室の絵とうちの絵の矢印に戻って、話し手が今いる所へ向かうときだけ「来ます」と確かめる
- 行かないときに「*どこへ行きません」と言う。疑問詞の否定は「も」が要ることを「どこ[へ]も行きません」の板書で見せ、第6課以降の「何も」「だれも」につなげる
既習の文型との違い
- Nは〈場所〉です(第3課)第3課の「トイレはあそこです」は、ものや人がある場所を言う名詞文で、「へ」も動詞も要りません。この課の「あそこへ行きます」は動きの行き先を言う動詞文です。場所を聞くときに二つを混ぜて「*トイレはどこへですか」と言う学習者がいるので、「どこですか(ある場所)」と「どこへ行きますか(行き先)」を板書で上下に並べます。
- Vます/Vません/Vました/Vませんでした(第4課)第4課で習った4つの形は、この課の移動の動詞にもそのまま使えます。新しい動詞に気を取られて「*きのう銀行へ行きます」と過去の時の言葉に「ます」のまま続ける誤りが出やすいので、「きのう」のカードを出したら「ました」と、時の言葉と動詞の形をセットで確かめます。
関連する文型
学習項目 2 〈乗り物〉で行きます/来ます/帰ります
意味・はたらき文型 2
乗り物の名詞に「で」をつけて、何に乗って行くかを言います。この「で」は手段を表す助詞で、第7課で道具や言語(はしで・日本語で)に広がります。「歩いて」は乗り物ではないので「で」をつけず、そのまま「歩いて行きます」と言います。乗り物を聞くときは「何で(なんで)行きますか」です。文法の用語では、この「で」は手段・方法を表す格助詞で、動作の場所を表す「で」(第6課)とは別の用法として扱います。
接続
乗り物の名詞+で+行きます/来ます/帰ります(「歩いて」は助詞なし)
形
Nで行きます(電車で・バスで・タクシーで)歩いて行きます何で行きますか
導入
- 教師の通勤を絵カードで話す乗り物の絵カード(電車・バス・タクシー・自転車・地下鉄・新幹線・飛行機・船)を黒板に貼って名前を言わせたあと、教師が「わたしは毎日電車で学校へ来ます」と自分のことを話す。文型1の板書「[場所]へ 行きます」の左に「[乗り物]で」の列を足し、乗り物カードを差し替えて全員でくり返す。
- 「歩いて」と「何で」教師が教室の中を歩いて見せながら「歩いて来ます」と言い、「で」がつかないことを赤で板書する。そのうえで学生一人ひとりに「〜さんは何で学校へ来ますか」と聞き、「自転車で来ます」「歩いて来ます」の答えを集めて黒板に正の字で数えると、クラスの通学手段の表になって練習が長持ちする。
板書案
[乗り物]で [場所]へ 行きます
電車で 会社へ 行きます。
バスで うちへ 帰ります。
〔赤〕歩いて 行きます(「で」はつけない)
何(なん)で 学校へ 来ますか。
場面と発話(自作)
- 友達と大阪城へ行く約束をした留学生が、どうやって行くかを聞く。大阪城へ何で行きますか。——地下鉄で行きます。
- 朝の教室で、先生が自転車のかぎを持っている学生に聞く。毎日何で学校へ来ますか。——自転車で来ます。
- 会社で、同僚に来月の一時帰国のことを話す。来月、飛行機で国へ帰ります。
練習の進め方(口頭 → ペア → 産出)
練習Bの型では、乗り物カードと場所カードを重ねて見せて「バスで駅へ行きます」のように一文で言わせ、慣れたら「歩いて」と「何で」の問いを混ぜる。練習Cの型では、「〜へ何で行きますか」のインタビュー表(行き先3つ×乗り物)をペアで埋めさせる。
- 口頭乗り物の絵カード(電車・バス・タクシー・自転車・地下鉄・新幹線・飛行機)をキューにして「電車で行きます」と全体で言わせる。次に乗り物カードと場所カードを2枚同時に見せて「地下鉄で駅へ行きます」と一文にする。歩く人の絵カードを混ぜて「歩いて行きます」で「で」が消えることを確かめ、最後は教師が「何で?」とだけ言い、学生が自分の通学手段で答える。
- ペア一人に「友達と先生の通学・通勤カード」(田中さん=電車・先生=自転車・わたし=歩いて のように乗り物の絵が並んだカード)を渡し、もう一人には人の名前だけの白い表を渡す。白い表の人が「田中さんは何で学校へ行きますか」と聞いて表を埋める。答え合わせのあと、別のカードで役を替える。
- 産出「通学マップ」。学生は紙にうちと学校の絵を描き、そのあいだに使う乗り物の絵を描いて、「わたしはうちから駅まで自転車で行きます。駅から学校まで電車で行きます」と発表する(「から・まで」は第4課の既習)。教師は乗り物に「で」がついているか、「歩いて」に「で」をつけていないか、「何で」を「なんで」と読んでいるかを見る。
つまずきと手当て
- 「*歩いてで行きます」と「で」をつける。「歩いて」は乗り物の名前ではないと絵カードの列から外して見せる
- 「*電車に行きます」「*バスと行きます」のように、乗り物に「に」や「と」をつける。「に」は時(文型4)、「と」は人(文型3)に使うので、板書の枠の列を指さして「乗り物は で」と戻す
- 「何で」を「なにで」と読む。この課では「なんで」で統一する。中級で「なんで=どうして」の意味が出てくるので、ここでは触れない
- 「電車で学校へ」と「学校へ電車で」の語順を気にして止まる。どちらも正しいので、板書の順でまず体にしみ込ませ、入れ替えは直さない
既習の文型との違い
- 〈場所〉へ行きます/来ます/帰ります(第5課 文型1)同じ課の文型1の「へ」は行き先、この文型の「で」は使う乗り物です。枠に列が増えたところで「*電車へ行きます」「*駅で行きます」と助詞を入れ替える誤りが出ます。板書の列の上に「どこ」「何で」と問いの語を書いておき、問いの語と助詞を一対一で結びます。
- -時から-時までⅤます(第4課)第4課の「から・まで」は時間の始まりと終わりでしたが、場所にも使えます。「うちから駅まで歩いて行きます」のように、この課の「で」と組み合わせると通学の説明が一文でできるので、産出の段で足します。ただし「まで」と「へ」を重ねて「*駅までへ行きます」としないよう、例は教師が先に見せます。
関連する文型
学習項目 3 〈人〉と行きます/来ます/帰ります
意味・はたらき文型 3
いっしょに行動する相手を「と」で表します。第4課で習った「土曜日と日曜日」の「と」は名詞を並べる使い方で、この課の「友達と行きます」の「と」は相手を表す使い方です。相手がいないときは「一人で行きます」と言い、このときは「と」ではなく「で」になります。相手を聞くときは「だれと行きますか」です。文法の用語では、この「と」は共同の相手を表す格助詞(共格)で、名詞を並べる並列の「と」とは働きが違います。
接続
人の名詞+と+行きます/来ます/帰ります(相手がいないときは「一人で」)
形
Nと行きますだれと行きますか一人で行きます
導入
- 二人の絵と一人の絵二人が並んで歩く絵カードと、一人で歩く絵カードを用意する。二人の絵を指して「友達と行きます」、一人の絵を指して「一人で行きます」と言い、板書の枠の左にさらに「[人]と」の列を足す。「一人で」は乗り物の「で」と同じ列に赤で書き、例外だと見せる。
- 学生の週末を聞く「日曜日、だれとデパートへ行きますか」と学生に聞き、「友達と行きます」「家族と行きます」「一人で行きます」を集める。ここで枠が「[人]と [乗り物]で [場所]へ 行きます」までそろうので、教師が一度通して「わたしは友達と電車で京都へ行きます」と言い、学生にも自分のことを一文で言わせる。
板書案
[人]と [乗り物]で [場所]へ 行きます
友達と バスで 図書館へ 行きます。
家族と 京都へ 行きました。
〔赤〕一人で 行きます(「と」ではない・「で」の列に)
だれと 行きますか。
場面と発話(自作)
- 週末に家族で出かける留学生が、クラスメートに土曜日のことを話す。土曜日、家族と京都へ行きます。
- 仕事が終わって、同僚にいっしょに帰るかどうかを聞かれた。だれと帰りますか。——一人で帰ります。
- 月曜日の朝、先生に週末のことを聞かれて答える。先週、友達と大阪城へ行きました。
練習の進め方(口頭 → ペア → 産出)
練習Bの型では、人の絵カード(友達・家族・先生・会社の人・一人)を場所カードと組み合わせて「〜と〜へ行きます」、次に乗り物カードも足して三つの助詞を一文で言わせる。練習Cの型では、「だれと」「何で」「どこへ」の三つを続けて聞くやり取りをペアで行い、聞いた内容を「〜さんは〜と〜で〜へ行きます」と第三者として報告させる。
- 口頭人の絵カード(友達・家族・先生・会社の人・一人)をキューにして「友達と行きます」と全体で言わせる。次に人・乗り物・場所の3枚を並べて見せ、「家族と電車でデパートへ行きます」と一文で言わせる。途中で一人の絵を出して「一人で」に切り替えられるかを確かめ、最後は教師が3枚のうち1枚を伏せて「だれと?」「何で?」「どこへ?」と聞き、伏せた部分だけ答えさせる。
- ペア二人に別々の「週末の予定カード」(人・乗り物・場所の絵が1組ずつ描いてある)を配る。相手のカードを見ずに「だれと行きますか」「何で行きますか」「どこへ行きますか」と聞いて相手の予定を当て、最後に「〜さんは日曜日、友達と自転車で図書館へ行きます」と相手の予定を一文で言い直す。言い直しが合っていたらカードを交換して続ける。
- 産出「週末プラン発表」。学生は本当の、または考えた週末の予定を「いつ・だれと・何で・どこへ」で一文にまとめて紙に書き、クラスの前で言う。聞いている学生は一つだけ質問する(「何時に行きますか」など第4課の既習でもよい)。教師は「と」が人だけについているか、「一人で」を「一人と」と言っていないか、助詞が三つ並んでも落ちていないかを見る。
つまずきと手当て
- 「*一人と行きます」と言う。「一人で」は相手がいないことを表すので「と」にならないと、二人の絵と一人の絵に戻って確かめる
- 「*友達で行きます」と「で」にする。「で」は乗り物の列だと枠を指さして戻す
- 母語の with の感覚で、乗り物や道具にも「*バスと行きます」と言う。「と」は人だけ、と枠の列の見出しに「人」と書いておく
- 「友達と先生」(並べる「と」)と「友達と行きます」(相手の「と」)を混同する。並べる「と」のあとは名詞、相手の「と」のあとは動詞、と後ろを見て区別させる
既習の文型との違い
- 名詞を並べる「と」(第4課)第4課で習った「土曜日と日曜日」の「と」は名詞と名詞を並べるもので、後ろには名詞が来ます。この課の「友達と行きます」の「と」はいっしょに動く相手で、後ろには動詞が来ます。「友達と家族と行きます」のように両方が一文に出ると学習者が迷うので、まずは相手を一人にして練習します。
- 〈乗り物〉で行きます/来ます/帰ります(第5課 文型2)「一人で」は形が乗り物の「で」と同じですが、何かに乗る意味ではなく、相手がいないことを表す決まった言い方です。「*一人と行きます」「*友達で行きます」の取り違えが出たら、板書の「と」の列と「で」の列のどちらに入るかを本人に指させます。
関連する文型
学習項目 4 〈日時〉に行きます/来ます/帰ります
意味・はたらき文型 4
いつ行くかを時の言葉で表します。第4課の「-時に起きます」の「に」を、日付・月・年・曜日に広げます。数字で言う時(-時・-日・-月・-年)には「に」をつけ、きのう・きょう・あした・先週・来月・来年・毎日のように今を基準にして言う言葉には「に」をつけません。曜日は「に」をつけてもつけなくてもかまいません。時を聞くときは「いつ」で、「いつ」には「に」をつけません。文法の用語では、この「に」は時点を表す格助詞です。「あした・来週」のように話している時を基準にして決まる時の名詞は、助詞をとらずにそのまま副詞のように使う、と整理できます。
接続
数字の入る時の名詞+に(曜日は「に」があってもなくてもよい。きのう・あした・来週・毎日などは助詞なし)
形
-日に/-月に/-年に行きます日曜日(に)行きますあした/来週/来月行きます(「に」をつけない)いつ行きますか
導入
- 黒板のカレンダーで教師の予定を言う黒板に今月のカレンダーを大きく描き、いくつかの日に場所の絵カードを貼る。教師が日を指さしながら「15日に大阪へ行きます」「来週、国へ帰ります」と言い、文型の枠のいちばん左に「[時]に」の列を足す。「来週」のときは枠の「に」を手で隠して見せ、つかない言葉があることを印象づける。
- 「に」がつく語とつかない語を2列に黒板の端に2列の表を作り、学生から出た時の言葉を「に」の列(3時・10日・4月・2020年・月曜日)と「なし」の列(きのう・あした・来週・来月・来年・毎日)に振り分けさせる。そのあと「いつ日本へ来ましたか」と一人ずつ聞き、「去年来ました」「4月に来ました」のどちらの型でも答えられるようにする。
板書案
[時]に [人]と [乗り物]で [場所]へ 行きます
3月15日に 家族と 飛行機で 国へ 帰ります。
〔左の列〕「に」あり:-時・-日・-月・-年・(-曜日)
〔右の列〕「に」なし:きのう・きょう・あした・先週・来週・来月・来年・毎日
いつ 行きますか。(「いつ」は右の列)
場面と発話(自作)
- 会社で、年末に国へ帰る社員が、上司に帰国の時期を伝える。12月に国へ帰ります。
- 留学生同士で、日本に来た時期を聞き合う。いつ日本へ来ましたか。——去年の4月に来ました。
- 学校の受付で、学生が担当の先生の出勤日を聞く。先生は何曜日に来ますか。——月曜日と水曜日に来ます。
練習の進め方(口頭 → ペア → 産出)
練習Bの型では、カレンダーの日付・月・曜日を指さして「〜に行きます」と言わせ、途中に「あした」「来週」「毎日」のカードを混ぜて「に」をつけるかどうかを判断させる。練習Cの型では、「いつ〜へ行きますか」「〜に行きます」のやり取りを、ペアの予定表(教師が配る白紙のカレンダー)を埋めながら行う。
- 口頭黒板のカレンダーの日付・月・曜日を指さしたり、「来週」「あした」「毎日」の文字カードを出したりしてキューにし、学生は「15日に行きます」「来週行きます」と「に」をつけるかどうかを判断して言う。最初は全体で、次は個人に当てて速く回す。最後は「来月」「4月」「土曜日」のように二つの列の語を交互に出し、迷った語だけ黒板の2列の表に戻って確かめる。
- ペア二人に同じ月のカレンダーを配るが、Aには自分の予定(10日に銀行・20日に京都 など)、Bには別の予定が書いてある。相手の予定を「いつ京都へ行きますか」「20日に行きます」のやり取りで聞き出し、自分のカレンダーに書き込む。終わったら二人のカレンダーを見せ合って合っているかを確かめる。
- 産出「わたしの一年カレンダー」。学生は来年の予定を三つ(国へ帰る・京都へ行く・友達と大阪へ行く など)、「いつ・だれと・何で・どこへ」を入れて言う。言えたら、聞き手が「いつですか」「だれとですか」と一つ聞き返す。教師は数字の時に「に」があるか、「来年」「来月」に「に」をつけていないか、「いつに」と言っていないかを見る。
つまずきと手当て
- 「*あしたに行きます」「*来週に帰ります」と、どの時の言葉にも「に」をつける。2列の表を指さして「なし」の列に戻し、理由は「今を基準にして言う言葉」と一言だけ添える
- 「*いつに来ましたか」と「いつ」に「に」をつける。「いつ」は「なし」の列に入れておく
- 「3月、来ました」のように数字の時で「に」を落とす。話し言葉では通じるので強く直さず、板書の形で言い直させる。曜日で「に」を落とした場合は正しいので直さない
- 「先週の日曜日に」のように修飾がつくと語順が崩れる(「*日曜日の先週に」)。「の」でつなぐ名詞句は第2課の「N1のN2」と同じだと確かめる
既習の文型との違い
- -時にVます(第4課)第4課の「6時に起きます」の「に」を、この課では日・月・年・曜日に広げます。形は同じなので、学習者は今を基準にした「あした・来週」にも同じように「*あしたに」とつけがちです。数字が入る言葉には「に」、数字が入らず今から数える言葉にはつけない、と第4課の時刻の板書の横に2列の表を足して見せます。
- Nは〜曜日です(第4課)第4課の「きょうは月曜日です」は曜日を言う名詞文で「に」は入りません。この課の「月曜日に来ます」は動詞の文で、曜日の後ろの「に」はあってもなくてもかまいません。名詞文と混ぜて「*きょうは月曜日にです」と言う誤りが出たら、「です」の前には「に」がつかないと文型5とまとめて確かめます。
関連する文型
学習項目 5 誕生日は-月-日です
意味・はたらき文型 5
月と日の読み方を覚え、自分の誕生日を言い、相手の誕生日を聞けるようにする項目です。文の形は第1課の名詞文「NはNです」で新しくありませんが、読みが難しい箇所が集中しています。月は「-がつ」で、4月(しがつ)・7月(しちがつ)・9月(くがつ)だけ数字の読み方が変わります。日は1〜10日と14日・20日・24日が和語の読み(ついたち・ふつか・みっか…・とおか、じゅうよっか・はつか・にじゅうよっか)で、それ以外は「-にち」です。聞くときは「いつですか」と「何月何日ですか」の両方を使います。日の読みは和語の数え方(ふつか・みっか…)と漢語の数え方(-にち)が混ざっている例で、初級では規則を説明するより、よく使う日から声に出して覚えさせるほうが早く定着します。
接続
誕生日は+-月+-日+です(名詞文。月は「-がつ」、日は和語読みと「-にち」の2系統)
形
-月(いちがつ〜じゅうにがつ。4月・7月・9月は しがつ・しちがつ・くがつ)-日(ついたち〜とおか・じゅうよっか・はつか・にじゅうよっか/そのほかは -にち)誕生日はいつですか/何月何日ですか誕生日は-月-日です
導入
- カレンダーで月と日を声に出す黒板のカレンダーをそのまま使い、まず月を1月から12月まで全員で読む。4月・7月・9月の読みを赤で書き、数字を読むだけでは通じないことを見せる。次に日を1日から順に読み、和語読みの1〜10日と14日・20日・24日を赤で囲んで、読みを横に書く。
- 教師の誕生日から学生の誕生日へ教師が「わたしの誕生日は10月14日です」とカレンダーの日を指さして言い、「〜さんの誕生日はいつですか」と学生に聞く。答えが出たらカレンダーの該当する月日に学生の名前を書き、クラス全員の誕生日の表を作る。書きながら「何月何日ですか」の聞き方も使い、同じことを二通りで聞けると見せる。
板書案
誕生日は -月-日です
〔赤〕4月 しがつ 7月 しちがつ 9月 くがつ
〔赤丸〕1日 ついたち〜10日 とおか・14日 じゅうよっか・20日 はつか・24日 にじゅうよっか
誕生日は いつですか。——6月8日(ようか)です。
何月 何日ですか。(なんがつ なんにち)
場面と発話(自作)
- 新しいクラスの自己紹介で、留学生が名前と国のあとに誕生日を言う。わたしの誕生日は10月14日です。
- 休み時間に、友達の誕生日を知りたくて聞く。〜さんの誕生日はいつですか。——4月20日です。
- 会社で、同僚の誕生日をカレンダーに書き込むために聞く。前田さんの誕生日は何月何日ですか。——7月1日です。
練習の進め方(口頭 → ペア → 産出)
練習Bの型では、教師がカレンダーの日を指さして読ませる→教師が読んで学生が日を指す、の両方向を速く回し、和語読みの日を多めに出す。練習Cの型では、クラス全員に「誕生日はいつですか」と聞いて回り、聞いた月日を自分の表に書く活動にすると、聞く・言う・書くが一度に練習できる。
- 口頭黒板のカレンダーで、教師が日を指さして学生が読む→教師が日を読んで学生が指さす、の両方向で回す。キューは「4月」「7月」「9月」「8日」「20日」「14日」のように読みの変わる語を多めに混ぜる。速くなったら、教師が月日を言い、学生は「その日は何曜日ですか」に「火曜日です」と答える(第4課の曜日の復習)。
- ペア二人に友達・先生・会社の人の誕生日が書いてあるカード(Aは田中さん・先生、Bは森さん・会社の人)を配る。「田中さんの誕生日はいつですか」「何月何日ですか」と二通りの聞き方で聞き合い、聞いた月日をひらがなで書く。読みが合っているかはカードを見せ合って確かめ、読み違えた日だけもう一度声に出す。
- 産出「誕生日順ならび」。学生は自分の誕生日を声だけで聞き合い、紙を見せずに1月1日に近い人から順に一列に並ぶ。並び終わったら端から一人ずつ「わたしの誕生日は〜です」と言い、順番が合っているかをクラス全体で確かめる。教師は4月・7月・9月の読み、和語読みの日、「何月何日」を「なんがつなんにち」と言えているかを見る。
つまずきと手当て
- 4月・7月・9月を「*よんがつ」「*ななつき」「*きゅうがつ」と読む。月の読みは数字の読みと別物として、赤で書いた3つだけ毎回確認する
- 8日を「*はちにち」、4日を「*よんにち」、20日を「*にじゅうにち」と読む。和語読みの日はカレンダーの囲みを見ながら声に出す回数で覚えさせ、1日(ついたち)は「いちにち(一日の長さ)」と読みが違うことも一言添える
- 「いつですか」と聞かれて「*14日に です」のように「に」をつけて答える。文型4の「に」は動詞につくもので、「です」の前にはつけないと確かめる
- 「何月何日」を「*なにがつなににち」と読む。「なんがつなんにち」で統一する
既習の文型との違い
- Nは-歳です(第1課)「誕生日は10月14日です」は、第1課の「わたしは25歳です」と同じ名詞文の枠です。新しいのは月日の読みだけなので、文の形の説明はせず、読みの練習に時間を使います。
- -時-分です(第4課)数字の読みは後ろにつく言葉によって変わります。4は「4時(よじ)」「4月(しがつ)」「4日(よっか)」、9は「9時(くじ)」「9月(くがつ)」「9日(ここのか)」と、第4課の時刻とこの課の月日で三通りになります。時刻の読みにつられて4日を「よじ」に近い音で言う学習者には、時刻と月日の読みを横に並べた表で見比べさせます。
関連する文型
語彙の扱い
この課の新出語は、乗り物・時の言葉(先週/今週/来週・先月/今月/来月・去年/今年/来年)・月日の読みの三つのかたまりに分かれます。乗り物は絵カード、時の言葉は「先・今・来」の3列の表、月日はカレンダーで、どれも単語だけで覚えさせず「電車で」「来週」「14日に」のように助詞つきの形で文型の中に入れて練習します。「普通・急行・特急」「次の」は会話の場面で絵(路線図)と一緒に出すと定着します。
この課の練習で使う語(11語・意味・連語・例文)
- 行きます(いきます) いま いる所から、ほかの所へ 動きます。 〜へ行きます・学校へ〜・一人で〜
金曜日の授業のあと、友達に週末の予定を言う。「あした、デパートへ行きます。」
- 来ます(きます) ほかの所から、話す人が いる所へ 動きます。 〜へ来ます・日本へ〜・学校へ〜
受付で、あしたも学校に来るかを聞かれる。「はい、あしたも9時に来ます。」
- 帰ります(かえります) うちや 自分の国へ もどります。 うちへ〜・国へ〜・〜時に帰ります
会社で、きょうは早く帰ることを同僚に言う。「きょうは5時にうちへ帰ります。」
- 駅(えき) 電車や 地下鉄に 乗る所です。 〜へ行きます・〜まで歩いて行きます・次の〜
友達に、駅まで何で行くかを聞かれる。「駅まで自転車で行きます。」
- 電車(でんしゃ) 駅から 駅へ 走る 乗り物です。 〜で行きます・〜で来ます・〜で帰ります
先生に、毎日何で学校へ来るかを聞かれる。「毎日電車で来ます。」
- 自転車(じてんしゃ) 一人で 乗って、足で 動かす 乗り物です。 〜で行きます・〜で来ます
友達と、図書館へ何で行くかを話す。「図書館へ自転車で行きますか。」
- 歩いて(あるいて) 乗り物に 乗らないで、足で 行く ことです。「で」は つけません。 〜行きます・〜来ます・〜帰ります
うちが学校の近くの学生が、通学のしかたを言う。「学校へ歩いて来ます。」
- 友達(ともだち) いっしょに 話したり 出かけたり する、親しい 人です。 〜と行きます・〜と来ます・学校の〜
月曜日の朝、先生に週末のことを聞かれる。「日曜日、友達と京都へ行きました。」
- 一人で(ひとりで) だれとも いっしょでは ない ことです。「一人と」とは 言いません。 〜行きます・〜帰ります・〜来ます
同僚に、だれと帰るかを聞かれる。「きょうは一人で帰ります。」
- 来週(らいしゅう) この 週の 次の 週です。「に」は つけません。 〜行きます・〜の月曜日・〜帰ります
クラスメートに、いつ国へ帰るかを聞かれる。「来週国へ帰ります。」
- 誕生日(たんじょうび) 生まれた 月と 日です。 〜はいつですか・わたしの〜・友達の〜
新しいクラスで、友達の誕生日を知りたい。「誕生日はいつですか。」「8月20日です。」
会話の扱い
会話は駅のホームで、乗ろうとしている電車が目的地へ行くかどうかを駅員に確かめる場面です。導入は黒板に簡単な路線図を描き、「普通・急行・特急」の電車の絵を貼って、学習者に行きたい駅を決めさせるところから始めます。教師が駅員役になって「この電車は〜へ行きますか」と聞かせ、「はい、行きます」「いいえ、次の〜です」のどちらの答えも体験させてから、CD か範読で会話を聞かせて役を替えて言わせます。ロールプレイへ広げるときは、駅名を学習者が実際に使う駅に差し替え、さらに「〜へ何で行きますか」と既習の「〜は何時までですか」(第4課)を足して、切符売り場や改札でのやり取りにもしていきます。
宿題と次のコマ
宿題は、自分の来週の予定を「いつ・だれと・何で・どこへ」の4つを入れて3文書くこと(行かない日は「どこも行きません」でよい)と、問題ページの月日の読み。次のコマの最初に、宿題の文を使って「〜さんはいつどこへ行きますか」と教師が聞いて復習し、クラスの誕生日の表を見ながら「きょうはだれの誕生日ですか」と一言やり取りしてから、第6課の「NをVます」(何をしますか)に入ります。
よくある質問
みんなの日本語第5課の「へ」と「に」は、どちらで教えればいいですか?
行き先の「へ」と「に」はこの課ではほぼ同じ意味で使えますが、文型の表記が「へ」なので、練習は「へ」にそろえると混乱が少ないです。学習者が「学校に行きます」と言っても誤りではないので直さず、「この課は へ で練習します」とだけ伝えます。「に」は文型4で時を表す助詞として出るので、同じ課で行き先にも「に」を使い始めると、二つの「に」が混ざりやすくなります。
「あしたに行きます」と言ってしまう学生には、どう説明しますか?
理屈を長く話すより、黒板に「に」がつく語とつかない語の2列の表を作り、学生から出た語を振り分けさせるのが早いです。目安は「数字が入る時の言葉(-時・-日・-月・-年)には に、今から数える言葉(きのう・あした・来週・来年・毎日)にはつけない、曜日はどちらでもよい」です。「いつ」も「に」をつけない列に入れておきます。
「行きます」と「来ます」の違いは、どう見せればいいですか?
教師が実際に教室のドアへ歩いて「行きます」、席に戻って「来ます」と言い、話し手がいる所へ近づくのが「来ます」だと体で見せます。次に教室の絵とうちの絵を左右に貼り、矢印の向きで「来ます」と「帰ります」を分けます。母語の感覚で相手の所へ行くのに「来ます」を使う学習者がいるので、矢印の絵は課のあいだ黒板に残しておきます。
月日の読み(ついたち・はつかなど)はどうやって定着させますか?
一度に全部を説明せず、カレンダーで読みの変わる日(1〜10日・14日・20日・24日)を赤で囲み、毎時間の最初に1〜2分読ませるのが効きます。教師が読んで学生が指さす・学生が読んで教師が指さす、の両方向で回すと、聞いてわかる力と言える力が同時に育ちます。誕生日を聞き合う活動にすると、自分や友達の日付として覚えるので忘れにくくなります。
第5課は何コマで終わりますか?板書はどう組みますか?
90分×2コマが目安で、1コマ目に導入と文型1〜3、2コマ目に文型4・5と会話・練習Cを置くとちょうどです。板書は「[場所]へ 行きます」の枠を最初に書き、文型が進むたびに左へ「[乗り物]で」「[人]と」「[時]に」の列を足していくと、課の終わりに一文の型がそろいます。この枠は消さずに2コマ目まで残すと、復習にそのまま使えます。
この課に関係する用語・解説・練習問題
この課の文型を、日本語教員試験の用語でいうと何にあたるか。授業の説明に迷ったときの確認と、試験対策に。