場面と役割を設定し、その人物になったつもりでやり取りをする教室活動。学習した表現を、実際の場面に近い形で使ってみる橋渡しの役割をもつ。
設計の要はロールカードである。誰が・どこで・誰に対して・何を達成したいのか(目的)を書き、相手のカードの中身は見せないことで情報の差を作る。目的が書かれていないカードは会話が続かず、逆にせりふまで書けば暗唱になってしまう。
せりふを与える台本つきロールプレイから、条件だけ与える素(す)ロールプレイへと段階的に進めるのが定石。評価にも用いられ、OPI(口頭能力インタビュー)ではロールプレイが課題の一部として組み込まれている。「役を演じさせること自体が目的」ではなく、目的達成のために言語を使わせることが目的である。