日本語教員プラネット 日本語教員試験 対策の問題集

パターン・プラクティス(ぱたーんぷらくてぃす)

区分4 言語と教育 ・ 日本語教員試験の用語

教師のキュー(合図)に合わせて、決まった文型の一部を機械的に入れ替えていく口頭練習。オーディオリンガル・メソッドの中心的な練習技術で、文型練習・ドリルとも呼ばれる。

代表的な型として、語を差し替える代入練習、肯定文を否定文や過去形に変える変形練習、要素を足していく拡張練習、質問に答える応答練習、2文をつなぐ結合練習などがある。似た音の対を聞き分けるミニマル・ペア練習も、この行動主義的な練習観の中で発達した。

テンポよく形を自動化できる反面、意味を考えずに口が動いてしまうという批判が強い。試験では「機械的練習→意味のある練習→コミュニケーション練習」という段階づけの中に位置づけて問われる。パターン・プラクティスだけで運用力が育つとする選択肢は誤り。

具体例

代入練習では、教師が「図書館に行きます」と示したあと「銀行」と言い、学習者が「銀行に行きます」と答える。変形練習では、教師の「食べます」に対して学習者が「食べません」「食べました」と形を変える。どちらも教師のキューに学習者が素早く反応する形で進み、一つの文型を短い時間に何度も口にすることになる。

拡張練習では、「本を読みます」→(キュー「毎晩」)→「毎晩本を読みます」→(キュー「寝る前に」)→「毎晩寝る前に本を読みます」のように、要素を一つずつ加えていく。文が長くなっても語順を崩さずに言えるかを確かめる練習になる。教師はキューを出す間隔を短くし、学習者が考え込まずに言えるところまで繰り返す。

混同しやすい語との違い
押さえどころ
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もっとくわしく: 教授法の流れ — それぞれが何を重視し、何を捨てたのかこの用語を含むテーマを、通して読める解説記事です
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