直接法と媒介語の関係 — 日本語教員試験 基礎試験 練習問題(ドリル)
次の問いに対して、最も適切なものを一つ選びなさい。
直接法に関する記述として、最も適切なものはどれか。
○答えと解説を見る
正解: ③ 学習者の母語や共通語を用いず、目標言語だけで目標言語を教える方法である
直接法は媒介語(学習者の母語や共通語)を使わない指導です。19世紀末の言語教授改革運動の中で文法訳読法への反動として広まり、ベルリッツの語学学校が普及に大きな役割を果たしました。実物・絵・動作・場面から意味を直接つかませるので音声とやり取りが早く育つ一方、抽象語や文法規則の説明に時間がかかり、教師には高い目標言語運用力が求められます。オーディオリンガル・メソッドと同一視するのがひっかけで、あちらは指導技術、直接法は媒介語を使うかどうかの区別です。