日本語教員試験は、国家資格「登録日本語教員」になるための国家試験です。制度が始まってまだ数年で、情報が公式サイトのPDFに分散しています。このガイドでは、受験を考えたときに最初に知りたい4つのこと——いつ申し込むのか、自分はどのルートか、どれくらい難しいのか、何が出るのか——を、文部科学省が公表している資料にもとづいて整理しました。
試験日は文部科学省が公表する実施要項によります(受験資格は年齢・学歴・国籍を問いません)。最新の情報は必ず公式でご確認ください。
登録日本語教員は、日本語教育機関認定法(令和5年法律第41号)にもとづく国家資格です。認定日本語教育機関で日本語教育課程を担当するには、この資格が必要とされています。
資格を取るには、①日本語教員試験に合格し、②登録実践研修機関が実施する実践研修を修了したうえで、文部科学大臣に登録申請をします。試験を実施するのは文部科学大臣です。
なお、認定日本語教育機関以外の機関では、登録日本語教員の資格がなくても日本語指導を行うことは可能です。
試験は基礎試験と応用試験の2つで、同じ日に行われます。基礎試験は5区分の基礎的な知識・技能を100問で問い、応用試験は区分をまたいだ問題解決能力を読解60問・聴解50問で問います。
ルートによっては、どちらか一方または両方が免除されます。免除なしで基礎試験から受ける人の合格率は、令和7年度で35.9%でした。
| 内容 | |
|---|---|
| 基礎試験120分 | 100問・1問1点(計100点)/合格基準は各区分6割程度かつ総合8割程度 |
| 応用試験読解100分+聴解50分程度 | 読解60問・聴解50問・1問1点(計110点)/合格基準は総合6割程度 |