日本語教員プラネット 日本語教員試験 対策の問題集

存在文と所在文(そんざいぶんとしょざいぶん)

区分5 言語 ・ 日本語教員試験の用語

「机の上に本がある」は場所を先に立ててそこに何があるかを述べる存在文。「本は机の上にある」はすでに話題になっているものについてどこにあるかを述べる所在文。

ガ格とハの違い、つまり新しい情報か既知の情報かが語順に表れている。「は」と「が」の指導は、この文型の対比と合わせると納得されやすい。

具体例

道を聞かれて「駅の前に銀行があります」と答えるのは、場所を示してそこに何があるかを伝える存在文である。「銀行はどこですか」と聞かれて「銀行は駅の前にあります」と答えるのは、話題の銀行がどこにあるかを伝える所在文である。同じ「ある」の文でも、問いに合わせて形が変わる。

学習者が「銀行はどこですか」に「駅の前に銀行があります」と答えると、意味は通じるが質問の形とかみ合わない。教室では、地図や部屋の絵を使って「〜に〜がありますか」「〜はどこにありますか」を交互に問答させると、二つの文型の使い分けが身につきやすい。

混同しやすい語との違い
押さえどころ
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もっとくわしく: 日本語の文法(2)文の組み立て — 助詞・主題・複文この用語を含むテーマを、通して読める解説記事です
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