日本語教員プラネット 日本語教員試験 対策の問題集

学ぼう!にほんご 初級Ⅰ 第17課「あした新宿で会う?」の教案

『学ぼう!にほんご 初級Ⅰ』

第16課でタ形を習い、辞書形・ナイ形・タ形がそろったところで、それらを組み合わせて普通体(です・ますを使わない話し方)を作り、友達や家族と話す言い方に切り替える課です。普通体は新しく暗記する形ではなく、今までの活用形の並べ直しなので、最初に「です・ます」と普通体を左右2列に並べた表を作り、課の最後まで消さずに使います。後半の「〜と言います」「〜と思います」「〜でしょう」は、丁寧な文の中に普通体を入れる形で、普通体を正しく作れるかどうかがそのまま試されます。普通体は第18課の連体修飾の土台にもなるので、この課で形を確実にしておくと次の課が楽になります。

このページについて教科書の本文・例文・練習の文は載せていません。例文と場面はすべて自作です。課の題と学習項目の表記は本の目次に合わせています。
学習項目5時間90分×2コマ

この課のねらい(Can-do)

  • 動詞・形容詞・名詞の文を、「です・ます」の形から普通体(現在・過去、肯定・否定)に言いかえられる
  • 友達や家族と、普通体で予定を聞いたり誘ったりでき、先生や初めて会う人には「です・ます」に戻せる
  • 人の言ったことを「〜と言いました」で伝え、物の名前を「日本語で何と言いますか」で聞ける
  • 自分の意見や予想を「〜と思います」「〜でしょう」で、言い切らずに言える

進め方と時間配分

目安は 90分×2コマ。コマの長さと学校のカリキュラムで配分は変わります。各段で押さえることと、かける時間の目安です。

段時間やること
導入(前の課とのつなぎ)10分第16課のタ形を「きのう何をしましたか」で2〜3問確かめる。そのあと教師が同じ内容を、先生への報告(「です・ます」)と友達との電話(普通体)の2通りで演じて見せ、話し方が相手によって変わることに気づかせる
普通体の作り方35分「です・ます」と普通体の2列の表を、動詞→い形容詞→な形容詞・名詞の順に作る。動詞は辞書形・ナイ形・タ形を当てはめるだけで、新しいのは「〜なかった」だけだと見せる
学習項目1 普通表現45分先生の絵と友達の絵を左右に貼って場面を作り、上がり調子の質問・「うん/ううん」・誘いの「〜ない?」・頼む「〜て」を、丁寧な形と並べて練習する。1コマ目はここまで
学習項目2 〜と言います/言う25分「これは日本語で何と言いますか」から入り、伝言を伝える文へ広げる。内容を伝えるときは「と」の前が普通体になることを2列の表で確かめる
学習項目3 〜と思います/思う25分写真を見て意見を言い、答えの分からない写真で考えを言う。否定は「〜ないと思います」の形で、意見を聞くときは「〜をどう思いますか」
学習項目4 〜でしょう/だろう20分天気予報の地図で予想の「でしょう」を言い、上がり調子の「でしょう?」で相手に確かめる言い方まで
まとめの活動20分ペアで週末の予定を普通体で話し合い、相手が言ったことと自分の考えを、クラスに「です・ます」で「〜さんは〜と言いました」「〜と思います」と報告する

学習項目 1 普通体の作り方

意味・はたらき活用

「です・ます」を使わない話し方を普通体といいます。動詞は新しく覚える形はほとんどなく、辞書形・ナイ形・タ形と、ナイ形の「ない」を「なかった」にした形の四つです。い形容詞は「です」を取るだけで、「暑くない・暑かった・暑くなかった」もそのまま使えます。な形容詞と名詞は「です」が「だ」になり、否定は「じゃない」、過去は「だった」「じゃなかった」です。

接続

動詞: ます→辞書形/ません→ナイ形/ました→タ形/ませんでした→〜なかった。い形容詞: 〜いです→〜い。な形容詞・名詞: 〜です→〜だ

形
行きます→行く/行きません→行かない/行きました→行った/行きませんでした→行かなかった暑いです→暑い/暑くないです→暑くない/暑かったです→暑かった/暑くなかったです→暑くなかった静かです→静かだ/静かじゃありません→静かじゃない/静かでした→静かだった/静かじゃありませんでした→静かじゃなかった(名詞も同じ: 学生だ・学生じゃない…)〜ています→〜ている/〜たいです→〜たい

導入

  • 2列の表を作る黒板を縦に二つに分け、左に「です・ます」、右に「普通体」と見出しを書く。動詞「行きます」の四つの形(行きます・行きません・行きました・行きませんでした)を左に書き、学生に「辞書形は?」「ナイ形は?」「タ形は?」と聞いて右を埋めさせる。最後の「行かなかった」だけは新しいので、「ない」の「い」を取って「かった」をつける、つまりい形容詞の過去(暑い→暑かった)と同じ作り方だと見せる。
  • 形容詞と名詞を足して速く言いかえる同じ表の下に「暑い」「静か」「学生」を足し、い形容詞は「です」を消すだけ、な形容詞と名詞は「です」が「だ」になる、と色を変えて書く。そのあと教師が「食べません」「寒かったです」「ひまでした」などのカードを次々に見せ、学生がすぐに普通体で言う速さの練習にする。

板書案

です・ます | 普通体
行きます → 行く  行きません → 行かない
行きました → 行った  行きませんでした → 〔赤〕行かなかった
暑いです → 暑い  暑くなかったです → 暑くなかった
静かです → 静か〔赤〕だ  学生です → 学生〔赤〕だ(じゃない・だった・じゃなかった)
〔青〕行かない → 行かなかった は 暑い → 暑かった と同じ作り方

場面と発話(自作)

  • 留学生が、寝る前にきょうのことを日記に書く。きょうは寒かった。学校のあと、友達とスーパーへ行った。
  • 友達から電話があり、きのうのパーティーに行ったかどうかを聞かれる。きのう、パーティー、行った?——ううん、行かなかった。
  • 寮の部屋に遊びに来た友達に、部屋のエアコンのことを話す。このエアコン、古い。あまり涼しくない。

練習の進め方(口頭 → ペア → 産出)

口頭の代入練習では、教師が「です・ます」の文をカードで出し、学生が普通体に言いかえる。動詞のグループと形容詞・名詞を混ぜ、慣れたら逆に普通体を出して「です・ます」に戻させる。場面のやり取りでは、きのうしたことを普通体の日記で3文書かせ、隣の人と読み合う。

  1. 口頭教師が「です・ます」の文をカードで出し、全員 → 列 → 個人の順で普通体に言いかえさせる。キューは「飲みます」「来ません」「見ました」「書きませんでした」「高いです」「よかったです」「ひまでした」「雨です」。1周目は動詞・い形容詞・な形容詞と名詞の順にまとめ、2周目は混ぜ、3周目は普通体を出して「です・ます」に戻させる。つまった学生には黒板の2列の表の右の列を指さすだけにして、自分で形を探させる。
  2. ペア語カード(動詞・形容詞・名詞を混ぜて15枚)と、4つの形(今・はい/今・いいえ/きのう・はい/きのう・いいえ)を書いた小さいカード4枚を1組に渡す。Aが語カードと形のカードを1枚ずつ出し、Bが普通体で言う。Aは表を見て正しいか確かめ、5回で交替する。語カードには「ある」「いい」「きれい」「きらい」を必ず入れておき、間違えやすい形を二人で確かめさせる。
  3. 産出「ひとこと日記」。きのうしたことと、そのときどうだったかを普通体で3文書き、隣の人と読み合う(例: きのうは雨だった。どこへも行かなかった。うちで映画を見た)。教師が見るのは、「〜なかった」の作り方、い形容詞の過去(よかった・寒かった)、な形容詞・名詞の「だった」「じゃなかった」の3点。直すときは文を言い直させるのでなく、表のどの行かを指して本人に直させる。

つまずきと手当て

  • 「*行くない」「*食べるなかった」のように、辞書形に「ない」をつける。ナイ形は第12課の「〜ないでください」の形だと、表の右の列を指さして戻す
  • 「ある」の否定を「*あらない」、「いい」の否定・過去を「*いくない」「*いかった」と言う。「ある→ない」「いい→よくない・よかった」は特別な形として表に赤で書いておく
  • 「きれい」「きらい」をい形容詞だと思って「*きれくない」「*きらかった」と言う。な形容詞なので「きれいじゃない」「きらいだった」になると、表のな形容詞の行に入れて確かめる
  • 形の練習で「あしたは休みだ」のように「だ」で言い切る文ばかり作り、それをそのまま友達との会話に使って強く聞こえる。形の練習では「だ」を入れて正しく作らせ、会話での「だ」の落とし方は学習項目1で扱う

既習の文型との違い

  • 〜ないでください(第12課)ナイ形は第12課から「〜ないでください」「〜なければなりません」の中で使ってきたので、普通体の「行かない」は形としては新しくなく、文をそこで終えるところだけが新しい点です。ただ「ないで」で止めて「あした、行かないで」と言うと、否定ではなく「行かないでください」の普通体(頼み)になります。「行かない」と「行かないで」を並べて、どちらが頼みかを聞き分けさせます。
  • 〜ことがあります(第16課)タ形も第16課の「〜たことがあります」「〜たあとで」の中で使ってきました。この文を普通体にすると「〜たことがある」で、否定は「ある」の否定なので「〜たことがない」になります。「ある」を規則どおりに変えて「*〜たことがあらない」と言う誤りが出るので、「ある→ない」を表に赤で書いた行に戻して確かめます。
関連する文型

学習項目 2 普通表現

意味・はたらき学習項目 1

普通体を使った話し方で、友達・家族・年下の人など、親しい相手と話すときに使います。先生・会社の上の人・初めて会う人には、今までどおり「です・ます」で話します。質問は「か」をつけずに文の終わりを上げて言い(会う?)、な形容詞と名詞の質問は「だ」を落とします(ひま?・あした休み?)。答えは「はい・いいえ」のかわりに「うん・ううん」が多くなります。

接続

普通体の文+上がり調子(質問)。な形容詞・名詞の質問は「だ」を落とす。誘うときは「〜ませんか」→「〜ない?」、頼むときは「〜てください」→「〜て」

形
あした会う?——うん、会う/ううん、会わないあした、ひま?/あしたは休み?いっしょに行かない?(「〜ませんか」の普通体)ちょっと待って(「〜てください」の普通体)

導入

  • 同じことを二人の相手に言う先生の絵と友達の絵を黒板の左右に貼る。教師が学生の役になり、先生の絵に向かって「あした学校へ来ますか」、友達の絵に向かって「あした、学校来る?」と言い分けて見せる。「どこが違いましたか」と聞いて、「ます」と「か」が消えたこと・最後が上がったことを学生に見つけさせ、2列の表の横に「?=上げる」と書く。
  • 答え方と誘い方教師が友達のように「あした、ひま?」と学生に聞き、「うん、ひま」「ううん、ひまじゃない」の答え方を板書する。続けて「いっしょに映画、見ない?」と誘い、第5課の「いっしょに〜ませんか」の普通体だと確かめる。「見ない?」と上げれば誘い、下げれば「見ない」という否定になることを、声の上げ下げを大きくして聞き比べさせる。

板書案

先生に:あした 来ますか。 | 友達に:あした 来る?↗
うん、来る。/ううん、来ない。
ひまですか → ひま?↗(〔赤〕だ は 言わない)
いっしょに 見ませんか → いっしょに 見ない?↗
ちょっと 待ってください → ちょっと 待って
〔青〕↗ 上げる = 質問・誘い  ↘ 下げる = 見ない(否定)

場面と発話(自作)

  • 授業のあと、同じクラスの友達に、週末の予定を聞く。土曜日、図書館で勉強する?——うん、する。何時から?
  • 暑い部屋で、ルームメートに窓を開けてもらいたい。暑い。ちょっと窓、開けて。——うん。
  • 国の母との電話で、日本の生活のことを聞かれる。日本の生活、どう?——楽しい。でも、食べ物はちょっと高い。

練習の進め方(口頭 → ペア → 産出)

口頭の代入練習では、教師が「です・ます」の質問をカードで出し、学生が友達に聞く形に言いかえて、隣の人が「うん/ううん」で答える。場面のやり取りでは、相手のカード(先生・友達・会社の人・家族)を引かせ、同じ用件(あしたの予定を聞く・映画に誘う)を相手に合わせた話し方で言わせる。

  1. 口頭教師が語のキューを出し、学生が友達に聞く形で言う。キューは「あした・来ますか」→「あした、来る?」、「きょう・ひまですか」→「きょう、ひま?」、「映画・見ませんか」→「映画、見ない?」、「窓・開けてください」→「窓、開けて」、「宿題・しましたか」→「宿題、した?」。教師が手で上がり調子を示して全員でまねさせ、慣れたら教師が普通体で質問し、学生が「うん/ううん」で答える形に替える。
  2. ペア相手のカード(先生・友達・会社の上の人・家族・店の人)を裏にして重ねておく。Aが1枚引き、同じ用件(週末の予定を聞く・映画に誘う・窓を開けてと頼む)を、その相手に合った話し方で言う。Bは引いた相手になって答える。3回で交替し、最後に「どの人に普通体を使いましたか」と二人で確かめさせる。
  3. 産出「週末の電話ロールプレイ」。友達どうしの電話で、週末の予定を聞き、映画や買い物に誘い、会う場所と時間を決めるところまでを普通体で話す。終わったら同じ用件を、先生に予定を聞く場面に変えて「です・ます」でもう一度言う。教師が見るのは、質問の上がり調子、名詞・な形容詞の質問で「だ」を落としているか、「〜ない?」が誘いに聞こえるか、途中で「です・ます」が混ざらないか。

つまずきと手当て

  • 質問に「か」を残して「あした来るか?」と言う。誤りではないが、乱暴な言い方に聞こえることがあるので、友達との会話では「か」を取って上げる形で練習する
  • な形容詞・名詞の質問で「ひまだ?」「休みだ?」と「だ」を残す。不自然に聞こえるので、質問では「だ」を落とすと表に書き加える
  • 先生や受付の人にも普通体を使ってしまう、または親しくなった友達にずっと「です・ます」で話して距離を感じさせる。相手のカードを引く練習で、だれにどちらを使うかを毎回はっきりさせる
  • 誘いの「行かない?」を下げ調子で言って、ただの否定に聞こえる。教師が上げ下げを大げさに言い分け、学生にどちらに聞こえたかを手で上下に示させる

既習の文型との違い

  • いっしょに〜ませんか/〜ましょう(第5課)「いっしょに行きませんか」の普通体は「いっしょに行かない?」で、形はナイ形と同じなので、上げて言わないと誘いではなく否定に聞こえます。「〜ましょう」の普通体(行こう)は意向形で、この本ではまだ出ていないので、この課では誘われたら「うん、行く」と答えさせます。学習者が「行きましょう」だけを残して普通体の会話に混ぜたら、ここも相手に合わせて変わる部分だと伝えます。
  • 〜てください(第11課)頼むときの普通体は「ください」を取って「待って」「見て」で止めます。形が短くなるだけで頼む意味は同じで、「〜ないでください」も「〜ないで」になります。友達には自然ですが、先生や店の人に「ちょっと待って」と言うと失礼に聞こえるので、相手のカードの練習で毎回だれに言うかを確かめます。
関連する文型

学習項目 3 〜と言います/言う

意味・はたらき学習項目 2

ほかの人が言ったことを伝える言い方です。言ったことばをそのまま伝えるときは「 」に入れ(先生は「おはよう」と言いました)、内容を伝えるときは普通体にして「と」をつけます(田中さんはあした来ないと言いました)。な形容詞と名詞は「だ」を入れます(あしたは休みだと言いました)。「と」の前の時の形は、言った人が言ったときのままで、「言いました」に合わせて過去にはしません。物の名前を聞くときは「〜は日本語で何と言いますか」と言い、友達との会話では「言う・言った」を使います。

接続

普通体+と+言います(な形容詞・名詞は「だ」を入れる)。ことばをそのまま伝えるときは「 」+と+言います

形
「〜」と言いました〜(普通体)と言いました/言っていました〜は日本語で何と言いますか何と言った?(友達との会話で)

導入

  • 「何と言いますか」から入る教室にある物(ホッチキス・消しゴムなど)を持ち、教師が学生の知っている言語で名前を言ってから「これは日本語で何と言いますか」と聞く形を板書する。学生にも名前を知らない物を指して聞かせ、教師が答える。「と」の前に言うことばが入る、という枠をここで作る。
  • 伝言を伝える教師が学生Aにだけ小声で「あしたは休みます」と言い、学生Aにクラスへ伝えさせる。最初は「先生は『あしたは休みます』と言いました」とそのまま言わせ、次に「 」を外して普通体にした「先生はあした休むと言いました」を板書し、2列の表の右の列から形を持ってくることを見せる。名詞の文(あしたはテストです)でも同じことをして、「テストだと」の「だ」を赤で書く。

板書案

[言ったこと] + と 言いました
先生は「おはよう」と 言いました。(そのまま)
田中さんは あした 来ない と 言いました。(〔青〕普通体)
あしたは 休み〔赤〕だ と 言いました。
これは 日本語で 何(なん)と 言いますか。

場面と発話(自作)

  • スーパーで見つけた野菜の名前が分からないので、店の人に聞く。すみません、これは日本語で何と言いますか。
  • 授業に遅れて来たクラスメートに、先生の連絡を伝える。先生は、あしたの授業は3階の教室だと言いました。
  • アルバイト先で、休んだ同僚から聞いた話を店長に伝える。田中さんは、熱があるから、きょうは来ないと言っていました。

練習の進め方(口頭 → ペア → 産出)

口頭の代入練習では、人物が吹き出しで話している絵(吹き出しの中は「です・ます」の文)を見せ、学生が「〜さんは〜と言いました」と普通体にして伝える。名詞・な形容詞の文を必ず混ぜる。場面のやり取りでは、3人組で伝言ゲームをし、最後の人が伝えた内容を元の吹き出しと比べる。

  1. 口頭吹き出しのある人物の絵カード(吹き出しの中は「です・ます」の文)を見せ、学生が「〜さんは〜と言いました」で伝える。キューは「あした来ません」「きのうは雨でした」「このケーキはおいしいです」「パーティーは7時からです」「この店は静かです」。名詞・な形容詞の文では「だ」を入れたかどうかを全員で確かめる。そのあと物の絵を見せて「これは日本語で何と言いますか」を全員で言い、教師が答える。
  2. ペアAにだけ「先生からの伝言」のカード(用件を3つ書いたもの)を渡す。AはカードをBに見せずに「先生は〜と言いました」で3つ伝え、Bは聞いたことをメモする。終わったらカードとメモを比べ、違ったところを二人で言い直す。別のカードで交替する。
  3. 産出「伝言ゲーム」と「わたしの国のことば」。4人の列で、最初の人だけが教師の文(2文)を聞き、次の人へ「先生は〜と言いました」で伝えていき、最後の人がクラスに言う。そのあと、学生が自分の国のことばを一つ紹介し、ほかの学生が「〜は〜語で何と言いますか」と聞いて答える。教師が見るのは、「と」の前が普通体になっているか、名詞・な形容詞の「だ」、伝える文の時の形が言った人のことばのままか。

つまずきと手当て

  • 内容を伝えるのに「です・ます」を残して「田中さんはあした来ますと言いました」と言う。話し言葉では聞くこともあるが、この課では、ことばをそのまま伝えるときは「 」、内容を伝えるときは普通体、と分けて練習する
  • 「あした来ます」と言った人のことを伝えるのに「*あした来たと言いました」と過去にする。過去になるのは「言いました」だけで、「と」の前は言った人のことばの時のままだと、吹き出しの絵に戻って確かめる
  • 名詞・な形容詞で「だ」を落として「あしたは休みと言いました」と言う。話し言葉では聞くこともあるが、この課では「だ」を入れる形に決めて練習する
  • 「何と」を「なにと」と読む。「なんと」で統一する

既習の文型との違い

  • 〜と、…(第15課)第15課の「このボタンを押すと、水が出ます」の「と」は、前のことが起きるといつもあとのことが起きるという条件で、この課の「と」は言った内容をまとめる印です。どちらも前に普通体の形が来るので、学習者は「と」を見ると前に習った条件の意味で読むことがあります。この課の「と」のすぐあとには「言います」「思います」が来て、条件の「と」のあとにはもう一つの文が続く、という後ろの形で区別させます。
  • 〜と…へ(第4課)第4課の「友達と行きます」の「と」は、いっしょにする人を表し、名詞のあとに付きます。この課の「と」は、言った内容の文(普通体)のあとに付きます。見分けるときは「と」の前を見て、人を表す名詞(友達・田中さん)なら第4課の「と」、文(あした来る・休みだ)ならこの課の「と」だと、前の部分を指で囲んで確かめさせます。
関連する文型

学習項目 4 〜と思います/思う

意味・はたらき学習項目 3

自分の意見や、はっきり分からないことについての自分の考えを、言い切らずに言う形です。「と」の前は普通体で、な形容詞と名詞は「だ」を入れます(あの店は静かだと思います)。そうではないと考えるときは、「〜ないと思います」のように「と」の前を否定にするのが普通です。ほかの人の考えを言うときは「田中さんは〜と思っています」と「ています」を使います。相手の意見を聞くときは「〜をどう思いますか」と言います。

接続

普通体+と+思います(な形容詞・名詞は「だ」を入れる)

形
〜(普通体)と思います〜ないと思います〜をどう思いますか〜と思う(友達との会話で)

導入

  • 写真を見て意見を言う料理や町の写真を黒板に貼り、教師が「この料理はおいしいと思います」「この町は静かだと思います」と自分の考えを言う。次に、答えがはっきりしない写真(仕事の分からない人の写真など)を見せて「この人は先生だと思います」と言い、分からないことを考えて言う使い方も見せる。板書は「[普通体]と 思います」の枠にし、名詞・な形容詞のときだけ「だ」を足す。
  • 否定の位置と「どう思いますか」駅で地図を見ている観光客の写真を見せ、「この人は日本語がわかりますか」と学生一人ひとりに聞き、答えを「わかると思います」「わからないと思います」の2列に分けて板書する。否定は「思います」ではなく前の動詞につけるのが普通だと、ここで見せる。最後に学生どうしで、身近なもの(学校の食堂・日本の電車)について「〜をどう思いますか」と聞き合わせる。

板書案

[普通体] + と 思います
あの 人は 日本語が わかる と 思います。
あの 店は 静か〔赤〕だ と 思います。
〔青〕わからない と 思います(否定は「と」の前に)
〜を どう 思いますか。
田中さんは 〜と 思って います(ほかの人の考え)

場面と発話(自作)

  • クラスで旅行に行く所を決める話し合いで、留学生が自分の意見を言う。わたしは京都がいいと思います。古いお寺がたくさんありますから。
  • 駅で、地図を見て困っている観光客を見ながら、友達と話す。あの人、日本語、わかると思う?——ううん、わからないと思う。
  • 会社で、上司に新しく入ったアルバイトの人のことを聞かれる。新しい人をどう思いますか。——まじめな人だと思います。

練習の進め方(口頭 → ペア → 産出)

口頭の代入練習では、写真カードと形容詞のカードを組み合わせて「〜は〜と思います」と言わせ、な形容詞・名詞のカードを混ぜて「だ」を入れるかどうかを判断させる。慣れたら「〜ないと思います」も混ぜる。場面のやり取りでは、身近な話題(いちばんいい季節・日本の食べ物)を一つ決め、ペアで「〜をどう思いますか」と聞き合ってクラスに報告させる。

  1. 口頭写真カードと形容詞・名詞のカードを組み合わせて出し、「〜は〜と思います」と言わせる。キューは「この料理・おいしい」「あの町・静か」「この人・医者」「あの人・日本語・わからない」「この本・高くない」。な形容詞・名詞のカードでは「だ」を入れるかどうかを一人ずつ判断させ、慣れたら教師が「〜をどう思いますか」と聞いて個人に答えさせる。
  2. ペア答えの分からない写真(仕事の分からない人・中身の見えない箱・知らない町)を1組に5枚渡す。Aが「この人の仕事は何だと思いますか」と聞き、Bが「先生だと思います」と答え、「〜から」で理由を一つ足す。5枚で交替し、最後に二人の考えが同じだった写真と違った写真を分けさせる。
  3. 産出「30秒の意見発表」。身近な話題(日本の電車・学校の食堂・いちばんいい季節)から一つ選び、「わたしは〜と思います。〜から。」を2〜3文で言う。聞いた学生は「〜さんは〜と言いました」で一つ繰り返し、自分の考えを「わたしも〜と思います」「わたしは〜ないと思います」で一言足す。教師が見るのは、「と」の前に「ます」が残っていないか、「だ」の有無、否定の位置。

つまずきと手当て

  • 「*あの人は日本語がわかりますと思います」と、「と」の前に「ます」を残す。「思います」の前は普通体だと、2列の表の右の列を指さして戻す
  • 名詞のあとの「だ」を落として「あの人は先生と思います」と言う。話し言葉では聞くこともあるが、この課では「だ」を入れる形に決めて練習する
  • ほかの人の考えのつもりで「田中さんはこの店が安いと思います」と言い、話し手自身の考えに聞こえる。ほかの人の考えは「田中さんは〜と思っています」だと、頭の上に考えの雲を描いた絵で分けて見せる
  • そうではないという意見を「わかると思いません」と言う。この言い方は強く打ち消す感じになりやすいので、この課では「わからないと思います」の形で練習する

既習の文型との違い

  • 〜でしょう/だろう(この課)どちらもはっきり分からないことを言えますが、「〜と思います」は意見にも予想にも使え、「わたしは」を付けて自分の考えだと言えます。「〜でしょう」は予想に使い、天気予報のように、だれの考えかを前に出さない言い方になります。形でも、「と思います」は名詞・な形容詞に「だ」を入れ、「でしょう」は「だ」を取るので、二つを混ぜると「*雨だでしょう」が出ます。
  • 〜たいです(第9課)「〜たいです」は話し手の希望をそのまま言う形で、「〜と思います」は話し手の考えを言う形です。どちらも話し手自身のことで、ほかの人の考えは「〜と思っています」と言います。「行きたいと思います」と組み合わせると、希望を少しやわらかく言えるので、まとめの活動で使わせてもよいです。
関連する文型

学習項目 5 〜でしょう/だろう

意味・はたらき学習項目 4

はっきりとは分からないことを、たぶんそうだと予想して言う形です。天気予報やニュースでよく使い、「たぶん」といっしょに使うことも多いです。動詞・い形容詞は普通体にそのままつけ、な形容詞と名詞は「だ」を取ってつけます(あしたは雨でしょう)。「だろう」は普通体の形で、書く文やひとりごとに使い、話し言葉では男性が使うことが多い傾向があります。文の終わりを上げて「〜でしょう?」と言うと、相手も知っているはずのことを確かめる言い方になります。

接続

動詞・い形容詞の普通体+でしょう/だろう(な形容詞・名詞は「だ」を取ってつける)

形
たぶん〜でしょう(予想)あしたは雨でしょう(名詞・な形容詞は「だ」を取る)〜でしょう?(上がり調子で確かめる)〜だろう(普通体)

導入

  • 天気予報の地図で予想を言う日本地図に晴れ・くもり・雨のマークを貼り、教師がアナウンサーになって「あしたの東京は雨でしょう」「大阪は暑いでしょう」と言う。マークを差し替えて学生にも予報を言わせる。板書は「[普通体]でしょう」の枠にし、名詞・な形容詞の「だ」を消して見せる。
  • 確かめる「でしょう?」教師がぬれたかさを持って教室に入り、学生に「外は雨でしょう?」と聞く。予想の「でしょう」は下げて言い、相手も知っていることを確かめるときは最後を上げる、と声の上げ下げで聞き比べさせる。そのあと学生どうしで、相手について知っていること(出身の町・アルバイトの曜日)を「〜でしょう?」で確かめ合わせる。

板書案

[普通体] + でしょう(名詞・な形容詞は 〔赤〕だ を とる)
あしたの 東京は 雨でしょう。 大阪は 暑いでしょう。
たぶん 晴れるでしょう。
〔青〕でしょう↘ = 予想  でしょう?↗ = 確かめる
外は 雨でしょう?↗ —— はい、雨です。

場面と発話(自作)

  • テレビの天気予報で、アナウンサーがあしたの天気を伝える。あしたの北海道は寒いでしょう。東京はたぶん晴れるでしょう。
  • 友達と旅行の計画を話していて、相手が前に京都へ行ったことを思い出す。京都、前に行ったことがあるでしょう?——うん、去年行った。
  • 連休の前の日に、会社で同僚とあしたの駅のことを話す。あしたから休みですから、駅は人が多いでしょう。

練習の進め方(口頭 → ペア → 産出)

口頭の代入練習では、天気のマークと地名のカードで予報を言わせ、次に「たぶん」をつけて、身近な予想(あしたのテスト・週末の天気・電車の混み方)に広げる。場面のやり取りでは、友達どうしの会話で、相手について知っていることを「〜でしょう?」で確かめ、相手が「うん/ううん」で答える。

  1. 口頭天気のマークと地名のカードを出し、学生がアナウンサーになって言う。キューは「東京・雨」「札幌・寒い」「大阪・晴れる」「沖縄・暑くない」「京都・くもり」。次に「たぶん」を付けて、身近な予想(あしたのテスト・週末の電車・あしたの教室)に広げる。最後に教師が「でしょう」を上げたり下げたりして言い、学生は予想なら手を下げ、確かめる言い方なら手を上げる。
  2. ペアAには天気のマークが入った日本地図、Bには何も書いていない地図を渡す。Bが「あしたの〜の天気はどうですか」と聞き、Aが「〜は〜でしょう」で答え、Bが地図にマークを書き込む。5つの町が終わったら地図を見せ合って確かめ、別の地図で交替する。
  3. 産出「天気予報キャスター」。学生が自分の国や町のあしたの天気予報を3文で作り、前に出てアナウンサーとして言う(「たぶん」と天気の言葉を使う)。聞く学生は、言った内容を「〜さんは、あしたの〜は〜だと言いました」で一つ伝える。教師が見るのは、名詞・な形容詞の「だ」を取っているか、自分の予定に「でしょう」を使っていないか、予想の文末が下げ調子になっているか。

つまずきと手当て

  • 「*あしたは雨だでしょう」「*静かだでしょう」と「だ」を残す。名詞・な形容詞は「だ」を取ると、板書の枠の「だ」に×をつけて見せる
  • 自分の予定に「わたしはあした学校へ行くでしょう」と使う。自分で決めたことは予想ではないので「行きます」と言い切る、と天気予報の絵(自分では決められないことの予想)に戻って確かめる
  • 目上の人に「先生も行くでしょう?」と確かめる言い方を使い、なれなれしく聞こえる。目上の人には「先生も行きますか」と普通に聞くほうがよいと伝える
  • 「だろう」を友達との会話で多く使って、乱暴に聞こえることがある。話し言葉では「でしょう」を使えばだれに対してもおかしくないと伝え、「だろう」は書く文の形として見せる程度にする

既習の文型との違い

  • 〜と思います/思う(この課)同じ予想でも、「と思います」の前では名詞・な形容詞に「だ」を入れ、「でしょう」の前では「だ」を取ります(雨だと思います/雨でしょう)。学習者は二つを混ぜて「*雨だでしょう」「雨と思います」と言いやすいので、二つの枠を板書で上下に並べ、「だ」の位置だけ色を変えて見せます。
  • 普通表現(この課)上がり調子の「〜でしょう?」は相手に確かめる言い方で、普通体の上がり調子の質問(雨?)と形が似ています。違いは、「でしょう?」の話し手はもう答えを予想していて、相手に同意を求めている点です。何も知らないことを聞くときに「でしょう?」を使うと押しつけるように聞こえるので、答えを知らない質問と並べて使い分けさせます。
関連する文型

語彙の扱い

この課の練習の中心は、新しい語よりも、今まで習った語の普通体の形です。「うん・ううん」「たぶん」のような会話の語は単語だけで覚えさせず、上がり調子や答えの形と一緒に場面の中で練習します。天気の言葉(晴れ・くもり・雨)を使う場合は、天気予報の地図とマークで「でしょう」と一緒に入れると定着します。

この課の練習で使う語(10語・意味・連語・例文)

  • 会います(あいます) 約束をして、ある場所で人といっしょになります。 友達に〜・駅で〜・あした〜
    友達と、今度の日曜日の予定を話す。
    「日曜日、だれに会う?」「国の友達に会う。」
  • ひま(ひま) 仕事や用事がなくて、時間があるようすです。な形容詞です。 〜な日・あしたは〜だ
    友達を週末に誘う前に、予定を聞く。
    「土曜日、ひま?」「ううん、ひまじゃない。アルバイト。」
  • うん(うん) 友達や家族との会話で、「はい」のかわりに使う返事です。「いいえ」のかわりは「ううん」です。 〜、いい・〜、行く
    ルームメートに、いっしょに買い物に行くかどうかを聞かれる。
    「スーパー、行かない?」「うん、行く。」
  • たぶん(たぶん) はっきりとは分からないが、そうなると考えるときに使います。 〜〜でしょう・〜〜と思います
    あしたのテストのことを、クラスメートと話す。
    「あしたのテストは、たぶん難しいでしょう。」
  • わかります(わかります) 言っていることや書いてあることの意味を知っています。 日本語が〜・意味が〜
    宿題をしながら、ルームメートに漢字の読み方を聞く。
    「この漢字の読み方、わかる?」「ううん、わからない。あした先生に聞く。」
  • 晴れます(はれます) 雲がなくなって、天気がよくなります。 あしたは〜・空が〜
    テレビの天気予報で、週末の天気を伝える。
    「週末は、たぶん晴れるでしょう。」
  • 込みます(こみます) 人や車が多くて、動きにくくなります。 電車が〜・道が〜・店が〜
    連休の前の日に、同僚とあしたの電車のことを話す。
    「あしたから休みだから、電車は込むでしょう。」
  • 天気予報(てんきよほう) これからの天気を、テレビやインターネットで知らせるものです。 あしたの〜・〜を見る
    朝、ルームメートに天気のことを聞かれる。
    「天気予報は、きょうは寒いと言っていた。」
  • 意見(いけん) あることについて、自分が考えていることです。 〜を言う・〜を聞く
    クラスで旅行に行く所を決める話し合い。
    「わたしの意見を言います。わたしは海がいいと思います。」
  • 伝えます(つたえます) 聞いたことや用事を、ほかの人に話して知らせます。 先生に〜・話を〜
    熱があって学校を休む日に、クラスメートに電話で頼む。
    「先生に、きょうは休むと伝えて。」

宿題と次のコマ

宿題は、きのうしたことを普通体の日記で4〜5文書くことと、友達に聞いた週末の予定を「〜さんは〜と言いました」の形で2文書くこと。次のコマの最初に日記を隣の人と読み合い、教師が「〜さんは何と言いましたか」と聞いて復習してから、第18課の連体修飾(普通体で名詞を説明する形)に入ります。

よくある質問

  • 第17課の普通体はどの順で教えればいいですか?

    動詞から始め、辞書形・ナイ形・タ形をすでに知っている形として表の右の列に入れ、新しいのは「〜なかった」だけだと見せます。次にい形容詞(「です」を取るだけ)、最後にな形容詞と名詞(「です」が「だ」になる)の順にします。形がそろってから普通表現の会話に入り、そのあと「〜と言います」「〜と思います」「〜でしょう」で、文の中に普通体を入れる使い方に進みます。

  • 名詞・な形容詞の「だ」は、いつ入れていつ落としますか?

    この課では、「〜と言います」「〜と思います」の前では入れ(休みだと思います)、「〜でしょう」の前と、上がり調子の質問では落とします(休みでしょう/あした、休み?)。友達との会話で「だ」で言い切ると強く聞こえることもあります。学習者が最も混ぜやすい点なので、四つの場合を一枚の表にして、課の最後まで黒板に残しておくとよいです。

  • 「〜と思います」と「〜でしょう」の違いは何ですか?

    「〜と思います」は話し手の考えであることを示し、意見にも予想にも使えます。「〜でしょう」は予想に使い、天気予報やニュースのように、だれの考えかを前に出さずに言う言い方です。自分の意見(この店がいいと思います)は「と思います」で、天気のような自分では決められないことの予想は「でしょう」で、と場面で分けて練習します。

  • この課は何コマで終わりますか?

    90分×2コマが目安です。1コマ目で普通体の作り方と普通表現の会話まで、2コマ目で「〜と言います」「〜と思います」「〜でしょう」とまとめの活動をします。普通体の作り方が不安なクラスでは、2コマ目の最初に5分ほど言いかえの速さの練習を入れてから進むと、後半の文型で止まりません。

  • 普通体はだれに使うと教えればいいですか?

    この課では、友達・家族・年下の人には普通体、先生・会社の上の人・初めて会う人・店の人には「です・ます」と、相手で分けて教えます。親しくなった人にずっと「です・ます」で話すと距離を感じさせることもあると伝えると、普通体を使う理由が分かりやすくなります。相手のカードを引いて同じ用件を言い分ける練習を、授業の最初に短く入れると定着します。

この課に関係する用語・解説・練習問題

この課の文型を、日本語教員試験の用語でいうと何にあたるか。授業の説明に迷ったときの確認と、試験対策に。