コース開始時に、学習者を適切なレベルのクラスに振り分けるために行うテスト。組分けテストとも呼ばれ、実施時期と目的の面では診断的評価に位置づけられる。
目的が振り分けである以上、必要なのは細かい得点の正確さよりもレベル差が明確に出ることと、短時間で実施できることである。既習・未習が入り混じる集団を対象にするため、出題範囲を特定のコースの内容に限定しない設計になる。
テストの4分類(プレースメント=クラス分け/アチーブメント=学んだ範囲の到達度/プロフィシェンシー=学習歴と無関係な実力/適性テスト=言語学習の向き不向きの予測)の中で位置づけて問われる。「何のために・何を出題範囲とするか」で区別する。
日本語学校の入学時に、新入生に筆記テストと短い面接を行い、初級前半・初級後半・中級の3クラスに振り分ける。筆記テストは、入門レベルから中級レベルまでの問題を易しい順に並べ、どこで解けなくなるかを見る形にする。学習者がどの教科書で学んできたかは問わない。
振り分けが目的なので、一人ひとりの細かい弱点まで洗い出す必要はない。代わりに、短い時間で全員を測り終えられること、隣り合うクラスの境目がはっきり出ることが重視される。クラス開始後に明らかにレベルが合わない学習者がいれば、クラスを移す運用と組み合わせることもある。
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