「きゃ」「しゅ」「ちょ」のように、小書きのヤ行の仮名を伴って書かれる音を拗音、それ以外を直音という。
要点は仮名2字で書くが1拍であること。「客(きゃく)」は仮名3字だが2拍になる。仮名の字数と拍数が一致しない代表例で、拍数を数える問題では必ず確認したい。
濁点を付けて書く「が」「ざ」は濁音であり、拗音とは別の概念。
「びょういん(病院)」と「びよういん(美容院)」は、仮名で書くと一字の大小の違いにすぎないが、拍数は「びょ・う・い・ん」の4拍と「び・よ・う・い・ん」の5拍で異なる。学習者がこの二語を言い分けられないときは、手をたたいて拍を数えさせると違いに気づきやすい。
「きゃ」は「き」と「や」を二拍で続けた音ではなく、一拍で発音する音である。五十音表の「か行」の横に「きゃ・きゅ・きょ」を並べて示すと、直音と拗音の対応が見える。「ぎゃ」「びょ」のように濁点の付いた拗音もあるので、表に濁音の行も加えておくと全体が整理できる。
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