日本語教員プラネット 基礎試験 日本語教員試験 基礎試験の練習問題

練習問題 第1542問 — 区分2 言語と社会

用語 言語と社会|区分2
次の説明に当てはまる用語として、最も適切なものを一つ選びなさい。
移住先で育つ子どもが、学校で現地の言葉を身につけていくにつれて、家庭で最初に覚えた言葉を使えなくなっていく場合のように、新しい言語の獲得が、もとの言語を失うことと引き換えに進む状態を、ランバートの分類で何といいますか。
○答えと解説を見る
正解: ③ 減算的バイリンガリズム

この問題のテーマ:減算的バイリンガリズムの名称

減算的バイリンガリズムです。ランバートが示した対の一方で、新しい言語を身につけるのと引き換えに、もとの言語が弱まったり失われたりしていく場合を指します。どちらになりやすいかには、本人の努力や才能よりも、その言語が社会でどう評価されているかが大きく関わり、その言語を使い学ぶ機会や、家庭や学校の支えも影響します。家庭の言語が低く見られ、使う場面や学ぶ機会が乏しい環境で起きやすく、親子の会話が難しくなることにもつながります。加算的バイリンガリズムは、同じ対のもう一方で、もとの言語を保ったまま、新しい言語がその上に加わっていく場合です。家庭の言語が社会で肯定的に評価されている環境で起きやすいとされます。均衡バイリンガルは、二つの言語がともに高い水準にある人を指す語で、一方の言語が失われていく状態とは逆です。ダイグロシアは、一つの社会の中で、改まった場面の言語変種と日常の言語変種が役割を分けて使われている状態で、個人の中で言語が入れ替わっていくことを指す語ではありません。

くわしい解説を読む →

この区分を続けて解く →
PR参考書・問題集

本番は紙で100問を120分。通しで解く練習と、当サイトでは扱えない聴解は、この本で補えます。

おすすめ教材の一覧はこちら