日本語教員プラネット 基礎試験 日本語教員試験 基礎試験の練習問題

練習問題 第1528問 — 区分4 言語と教育

用語 言語と教育|区分4
次の説明に当てはまる用語として、最も適切なものを一つ選びなさい。
子どもが母語を身につける過程を手本にした教授法で、学習者は「立ってください」「ドアを閉めてください」といった教師の命令を聞き、その動作をしてみせることで意味をつかみ、話す準備ができるまでは話さなくてよいとされるものを何といいますか。
○答えと解説を見る
正解: ③ TPR

この問題のテーマ:TPRの名称

TPRです。トータル・フィジカル・レスポンスの頭文字をとった名前で、アッシャーが提唱しました。幼児が母語を身につけるとき、話し始める前に、親の言葉を聞いて体で応じる時期が長いことに注目し、理解が話すことに先立つという考えに立っています。学習者は話す準備ができるまで発話を求められず、沈黙の期間が認められるので不安が低く、動作を伴うので記憶に残りやすいとされます。一方で、動作で示しにくい抽象的な内容には向きません。サジェストペディアは、ロザノフが提唱した教授法で、音楽や照明などの環境づくりと暗示の働きで、学習を妨げる心理的な壁を取り除こうとするものです。オーディオリンガル・メソッドは、行動主義心理学と構造言語学を土台に、模倣と反復の練習で文型を習慣として身につけさせる教授法で、早い段階から発話の練習を重ねます。サイレント・ウェイは、ガテーニョが提唱した、教師がなるべく話さず、色分けした棒やチャートを使って、学習者に自分で気づかせる教授法です。

くわしい解説を読む →

この区分を続けて解く →
PR参考書・問題集

本番は紙で100問を120分。通しで解く練習と、当サイトでは扱えない聴解は、この本で補えます。

おすすめ教材の一覧はこちら