練習問題 第1529問 — 区分4 言語と教育
次の説明に当てはまる用語として、最も適切なものを一つ選びなさい。
地域の日本語教室で、「市役所の窓口で」「病院で」「スーパーで」のように、学習者が日本語を使うことになる場所ごとに課を立てました。このように、どこで使うかを軸にして学習項目を並べた、コースの内容の一覧を何といいますか。
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正解: ④ 場面シラバス
この問題のテーマ:場面シラバスの名称
場面シラバスです。言語を使う場面ごとに学習項目をまとめるもので、旅行者向けの短期コースや、生活の場面から入る地域の日本語教室で採用されやすい形です。学んだことがすぐに使えるため、学習の動機づけを保ちやすい一方、場面が変わると応用が利きにくく、文法の体系に穴があきやすいという弱点もあります。構造シラバスは、文型や文法項目を易しいものから難しいものへ並べるもので、項目は「形」で名指されます。機能シラバスは、依頼する、断る、謝るのように、言語で何をするかを軸に並べるものです。同じ依頼でも市役所でも病院でも行われるように、場面と機能は別の軸です。タスクシラバスは、地図を見て道順を説明する、のように達成すべき課題を単位に並べるもので、場所の名前で項目を立てるものではありません。実際の教科書では、これらを組み合わせた折衷シラバスが多く使われています。