練習問題 第1514問 — 区分5 言語
次の説明に当てはまる用語として、最も適切なものを一つ選びなさい。
「〜ている」が「〜てる」、「〜なければ」が「〜なきゃ」になるような、話し言葉で音が短くなった形で、教科書が書き言葉に近い形を示すため、学習者が教室の外で初めて出会って聞き取れないことが多いものを何といいますか。
○答えと解説を見る
正解: ③ 縮約形
この問題のテーマ:縮約形の名称
縮約形です。ほかに「〜ておく」が「〜とく」、「〜てしまう」が「〜ちゃう」、「〜のだ」が「〜んだ」になるものなどがあります。くずれた日本語ではなく、話し言葉という使い分けの中に位置づく正規の形です。聞いて分かるための指導は早めに、自分で使うのは場面を限って、という扱いが一般的な考え方とされ、早くからこの形ばかり使うと、改まった場面で不適切に響きます。音便は、「書きて」が「書いて」になるように、活用語尾などの音が発音しやすい音に変わったもので、書き言葉にも用いられる形です。フィラーは、「えーと」「あのー」のように、話の切れ目や考えている間をつなぐ言葉で、ほかの語が短くなった形ではありません。ら抜き言葉は、「見られる」を「見れる」とするように、一段動詞などの可能の形が、五段動詞「書く」の可能動詞「書ける」と同じ型にそろっていく変化で、音が縮まった形とは成り立ちが異なります。