練習問題 第1513問 — 区分5 言語
次の説明に当てはまる用語として、最も適切なものを一つ選びなさい。
「おり」と「かみ」が「おりがみ」に、「はな」と「ひ」が「はなび」になるように、二つの語が結びついて一語になるとき、後ろの語の初めの清音が濁音に変わる現象を何といいますか。
○答えと解説を見る
正解: ① 連濁
この問題のテーマ:連濁の名称
連濁です。和語どうしの複合で起こりやすい一方、起こらない場合もあります。後ろの語にすでに濁音が含まれていると起こりにくいという傾向は、ライマンの法則として知られ、「かみ」と「かぜ」が結びついても「かみかぜ」のままなのはその例です。ほかに、外来語では起こりにくく、「やまかわ」を「山も川も」の意味で言うときのように、前後が対等に並ぶ組み立てでも起こりにくいとされます。同じ語でも「かぶしきがいしゃ」と「かぶしきかいしゃ」のようにゆれがあり、複合語ならいつも起こるという規則ではありません。連声は、「いん」と「えん」が「いんねん」、「かん」と「おん」が「かんのん」になるように、前の語の終わりの音の影響で、次の語の初めの音がナ行などの音に変わる現象です。音便は、「書きて」が「書いて」、「読みて」が「読んで」になるように、活用語尾などの音が発音しやすい音に変わる現象です。母音交替は、「さけ」と「や」が結びついて「さかや」になるように、語の母音が入れ替わる現象です。