練習問題 第1505問 — 区分3 言語と心理
次の説明に当てはまる用語として、最も適切なものを一つ選びなさい。
日本で長く暮らし、日常会話は流暢な学習者が、「きのう図書館に行くでした」のような形を何年も使い続けるように、誤りが指摘されても特定の形だけが目標言語に近づかないまま残り続ける現象を何といいますか。
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正解: ① 化石化
この問題のテーマ:化石化の名称
化石化です。セリンカーが中間言語とともに論じた概念で、定着化とも訳されます。学習者の力全体が止まるのではなく、特定の形が目標言語と異なるまま残り続けることを指し、全体としては流暢な上級者にも見られます。誤りがあっても意味が通じてしまうため、気づく機会が生じにくいことが一因とされ、気づきを促すフィードバックなどが支援の一つになります。過剰般化は、規則を本来当てはまらない範囲にまで広げて使うことです。問題文の形がそうして生まれた可能性はありますが、それは誤りの生まれ方を指す語で、形が何年も改まらずに残ること自体を指す語ではありません。回避は、自信のない形式を使わずに避ける方略で、同じ形を使い続ける問題文の例とは逆の現れ方です。負の転移は、母語などの知識が目標言語の学習を妨げる方向に働くことで、これも誤りの原因の一つを指す語です。