練習問題 第1496問 — 区分5 言語
次の説明に当てはまる用語として、最も適切なものを一つ選びなさい。
「これ・それ・あれ・どれ」「ここ・そこ・あそこ・どこ」「この・その・あの・どの」のように、話し手の領域、聞き手の領域、どちらからも遠いもの、不定、という四つの系列で体系をなす日本語の指示詞の総称で、目の前の対象を指す現場指示と、談話に現れた事柄を指す文脈指示の二つの用法をもつものを何といいますか。
○答えと解説を見る
正解: ① コソアド
この問題のテーマ:コソアドの名称
コソアドです。現場指示では、話し手の領域はコ系、聞き手の領域はソ系、どちらからも遠いものはア系という縄張りで使い分けます。文脈指示では、物理的な距離ではなく情報の共有状態で決まり、直前に述べられた事柄や聞き手が知らない事柄はソ系、話し手と聞き手が共有する記憶を指すときはア系が基本になります。学習者は、現場指示は比較的早く習得できても、文脈指示のソとアの使い分けでつまずきやすいとされます。接続詞は、「だから」「しかし」のように、前後の文や節をつなぎ、その論理的な関係を示す語です。終助詞は、「ね」「よ」のように、文末に付いて聞き手に対する話し手の態度を表す助詞です。格助詞は、「が」「を」「に」のように、名詞に付いて、その名詞が述語に対してどのような関係にあるかを示す助詞です。いずれも、目の前の対象や談話の中の事柄を指し示す語の体系ではありません。