日本語教員プラネット 基礎試験 日本語教員試験 基礎試験の練習問題

練習問題 第1259問 — 区分4 言語と教育

適切選択 言語と教育|区分4
次の問いに対して、最も適切なものを一つ選びなさい。
日本語教育の参照枠が、能力記述文の中の「母語話者」という表現を「熟達した日本語話者」に言い換えた理由の説明として、最も適切なものはどれか。
○答えと解説を見る
正解: ③ 母語話者を一律の目標とせず、多様な日本語使用を尊重するため

この問題のテーマ:「熟達した日本語話者」

参照枠の最上位(C)の呼び方は熟達した言語使用者で、「熟達した日本語話者」はレベルの名前ではありません。言い換えたのは、能力記述文の中でやり取りの相手などを表していた「母語話者」という語です(例: B2「お互いに緊張しないで熟達した日本語話者とやり取りができる」)。参照枠は母語話者を到達点とする見方を取りません。背景には、学習者を「母語話者に及ばない存在」として測るのではなく、多様な日本語使用を尊重するという考え方があります。複言語・複文化主義や行動中心アプローチと同じ地面の上にある発想で、目標の書き方そのものに立場が表れています。

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