「はい/いいえ」で答えるものを真偽疑問文(はい・いいえ疑問文)、「何・誰・どこ」などの疑問語を含み、その中身を答えるものを疑問語疑問文という。
答え方が違うため、応答練習の設計もまったく変わる。疑問語疑問文の答えでは主語に総記の「が」が立ちやすいという文法上の連動もあり、助詞の指導と結びつけて扱える。
「日曜日、どこかへ行きましたか」の「どこか」は疑問語ではなく不定の語なので、この文は真偽疑問文で「はい、行きました」と答えられる。「日曜日、どこへ行きましたか」は疑問語疑問文で、「はい」では答えられず、「京都へ行きました」と中身を答える。疑問語の「どこ」に「か」が付いて不定の語になるかどうかで、文の種類が変わる例である。
ほかに「コーヒーにしますか、紅茶にしますか」のように、選択肢を並べて選ばせる選択疑問文もある。教室の応答練習では、真偽疑問文では「はい/いいえ」で答える練習、疑問語疑問文では情報を答える練習というように、疑問文の種類に合わせて答え方の型を変えて練習させる。
読んだ用語を1冊で引き直す・体系で押さえ直すなら。