黒板や画面をどう使うかをあらかじめ決めておく設計。どこを何に使うか、何を残して何を消すか、色をどう使い分けるかを決める。学習者はノートに写すので、板書はそのままその時間の記録になる。
色は意味を持たせて一貫させることが大切で、新出の文型は赤、活用の変わる部分は青のように決めておけば、学習者は色から情報の種類を読み取れる。色覚の多様性を考えると、色だけに頼らず下線や囲みを併用するのが安全である。
板書は消えていくものなので、その場の思いつきで書くと構造が崩れる。教案に板書計画の欄が置かれているのはそのためである。
「〜ています(進行中)」の授業なら、黒板の左を新出文型の欄、中央を例文と絵の欄、右をその場のメモ用の欄に分けておく。左の文型は授業の終わりまで消さず、右のメモは練習ごとに消してよい場所にする。こう決めておくと、授業が終わったときに黒板全体がその時間のまとめとして残る。学習者が写す時間を取るために、書き終えてから次の説明に進む区切りも教案に書いておく。
活用を示すときに「たべます→たべて」の変わる部分だけを青で書き、同時に下線も引く。色の区別がつきにくい学習者や、後ろの席から見にくい学習者も、下線があれば変化した場所を読み取れる。色の意味をクラスで一貫させておくと、ノートを見返したときにも情報の種類が分かる。途中で色の意味を変えると、かえって混乱のもとになる。
読んだ用語を1冊で引き直す・体系で押さえ直すなら。