本文を読むための語(49語)
扉・本文・「ことばを確かめよう」「内容を確かめよう」に出る語です。
- 明らかあきらかな形容詞本文だれが見てもはっきりわかること。「明らかな違い」「明らかに増えている」のように使う。〜な違い〜に〜〜になる
- 二つの店の値段を比べて、友達に言う。こっちの店のほうが明らかに安いよ。
- 会議で、事故の原因についての報告を聞いて質問する。原因はまだ明らかになっていないんですか。
参照の語形は「明らかな」。「明らかにする」は「はっきりさせる」。 - 言うまでもないいうまでもない連語本文わざわざ言う必要がないほど当たり前だ。「〜は言うまでもない」「言うまでもなく〜」のように使う。〜は言うまでもない言うまでもなく、〜〜のは〜
- 試験の対策について、先生が学生に話す。単語が大切なのは言うまでもありませんが、文の形にも慣れてください。
- 新しい店のルールを、店長がスタッフに伝える。言うまでもなく、お客様への挨拶は今までどおりお願いします。
- 生かすいかす動詞本文①死なないようにする。命を保つ。②能力や経験を、むだにしないで役立てる。「経験を生かす」「語学力を生かす」。経験を〜〜を生かした仕事命を〜
- 就職の面接で、自分の強みを話す。日本語と母語の両方を生かせる仕事がしたいです。
- 料理の味つけについて、料理教室の先生が言う。野菜の味を生かすために、塩は少しだけにします。
②は「活かす」と書くこともある。医療の話題では①の意味で出ることがある。 - いかに副詞本文「どのように」「どんなに」の書き言葉的な言い方。「いかに生きるか」「いかに大切かがわかる」のように使う。〜〜か〜〜ても〜大切か
- スピーチコンテストで、留学生が日本での経験を話す。病気になって初めて、健康がいかに大切かがわかりました。
- レポートの題を先生に相談する。「外国人が日本でいかに働くか」という題で書きたいんですが、どうでしょうか。
話し言葉では「どんなに」「どうやって」のほうが自然。 - 生きるいきる動詞本文①命がある状態で過ごす。②人生を送る。「自分らしく生きる」「生きる意味」のように、どう暮らすかという意味でも使う。〜意味〜力自分らしく〜
- 進路に迷っている友達が、留学生に相談する。お金のためだけじゃなくて、自分らしく生きたいんだ。
- 災害のニュースを見ながら、ルームメートと話す。3日たっても生きて見つかった人がいるって。よかったね。
- 意思いし名詞本文自分で「こうしたい」「こうする」と考える気持ち。「本人の意思」「意思を伝える」のように使う。〜を伝える本人の〜〜を確かめる
- 進学するか就職するか、親と意見が違う学生が先生に相談する。親の気持ちもわかりますが、自分の意思で決めたいんです。
- 病院で働くスタッフが、先輩に聞く。患者さん本人の意思は、どうやって確かめるんですか。
「意志」(強い心)と「医師」(医者)が同じ音。「意思表示」「意思確認」は「意思」。 - 医療いりょう名詞本文病気やけがを治すための仕事や仕組み。病院・医者・薬などをまとめて言う。「医療の進歩」「医療費」のように使う。〜の進歩〜費〜を受ける
- 健康保険の説明を、市役所の窓口で受けている。この保険に入っていれば、医療費はどのくらい安くなりますか。
- テレビのニュースを見ながら、ルームメートと話す。医療が進んで、昔は治らなかった病気も治るようになったんだね。
- いわゆる連体詞本文「世間でよく言われている」という意味で、名詞の前に付ける。「いわゆる専門家」のように、そのことばを少し距離を置いて使うときに言う。〜〜というもの〜〜と呼ばれる〜〜だ
- 日本の会社の働き方について、留学生が先輩に聞く。いわゆるブラック企業かどうかは、どうやって見分けるんですか。
- 引っ越し先の町を、友達に説明する。いわゆるベッドタウンで、夜は静かだよ。
漢字では「所謂」だが、ふつうはかな書き。 - 動かすうごかす動詞本文物や体を動くようにする。また、機械を動くようにする。「体を動かす」「机を動かす」。自動詞は「動く」。体を〜〜を動かす機械を〜
- デスクワークで肩がこる同僚に、先輩がすすめる。一時間に一回は立って体を動かしたほうがいいよ。
- 工場の研修で、指導者が新人に注意する。この機械を動かす前に、必ず周りに人がいないか確かめてください。
- かなえる動詞本文願いや夢を、実際のものにする。「夢をかなえる」「願いをかなえる」のように使う。自動詞は「かなう」。夢を〜願いを〜希望を〜
- 日本語学校の卒業文集に、留学生が将来の目標を書く。日本で働くという夢をかなえるために、まず日本語をもっと勉強します。
- 親に留学させてもらったことについて、友達に話す。両親が私の願いをかなえてくれたから、ここにいられるんだ。
- 〜からするとその他本文「N+からすると」で、「〜の立場から見ると」「〜をもとに判断すると」という意味。「親からすると」「この様子からすると」のように使う。N〜、〜私〜様子〜
- 店の値段設定について、アルバイトの留学生が店長に意見を言う。学生からすると、この値段は少し高いと思います。
- 空を見ながら、同僚と話す。この雲からすると、午後は雨になりそうですね。
「〜からすれば」「〜から見ると」とほぼ同じ。 - 看護かんご名詞(する)本文病気の人やけがをした人の世話をすること。「看護師」「看護する」のように使う。「介護」は主に高齢者などの日常の世話。〜師〜する〜を受ける
- 病院で働きたい留学生が、進路の相談で先生に話す。日本で看護師の資格を取りたいんですが、どんな試験がありますか。
- 親の入院で国に帰っていた同僚が、戻ってきて話す。母の看護で2週間休ませてもらって、助かりました。
- 患者かんじゃ名詞本文病気やけがで、医者に診てもらっている人。「患者さん」と言うことが多い。〜さん〜を診る〜の気持ち
- 病院で働く外国人スタッフが、先輩に仕事のことを聞く。患者さんに話しかけるとき、どんな言葉を使えばいいですか。
- 病院の受付で、呼ばれるまで待っている留学生が友達にメッセージを送る。今日は患者が多くて、1時間は待ちそう。
- 器具きぐ名詞本文ある目的のために使う道具や装置。「医療器具」「調理器具」「運動器具」のように、ほかの語と組み合わせて使うことが多い。医療〜調理〜〜を使う
- スポーツジムに入会して、スタッフに聞く。この器具の使い方を教えてもらえますか。
- 引っ越しのときに、料理の道具を整理しながらルームメートと話す。調理器具はほとんど使っていないから、半分は処分しよう。
- 犠牲ぎせい名詞本文何かのために、大切なものを失ったり、あきらめたりすること。「犠牲になる」「〜を犠牲にする」のように使う。〜になる〜にする〜を払う
- 働きすぎの同僚を心配して、先輩が言う。健康を犠牲にしてまで働くことはないよ。
- 留学の費用について、留学生が作文に書く。私の留学のために、家族は多くのものを犠牲にしてくれた。
- 苦しみくるしみ名詞本文体や心がつらいこと。動詞「苦しむ」の名詞の形。「苦しみを分かち合う」「病気の苦しみ」のように使う。〜を味わう〜から救う〜をわかる
- 同じ病気をした人の話を聞いて、感想を話す。同じ苦しみを知っている人の言葉は、やっぱり違いますね。
- 国の家族と離れて暮らすつらさを、作文に書く。家族に会えない苦しみは、日本に来てから初めて知った。
- 経済的けいざいてきな形容詞本文①お金に関係があること。「経済的な負担」「経済的な理由」。②むだがなくて安く済むこと。「経済的な車」。〜な負担〜な理由〜に〜
- 奨学金を申し込む理由を、申請の面接で話す。経済的な理由で、アルバイトの時間を減らせないでいます。
- 車を買うか迷っている友達に、アドバイスする。都会なら電車のほうが経済的だよ。駐車場代も高いし。
参照の語形は「経済的な」。 - 健康けんこうな形容詞本文病気がなくて、体や心の調子がいいこと。「健康な体」「健康に気をつける」のように使う。名詞としても使う。〜な体〜に気をつける〜診断
- 会社から健康診断の案内が来て、同僚に聞く。健康診断の前の日は、何時から食べてはいけないんでしたっけ。
- 国の母親と電話で話す。心配しないで。ちゃんと食べて、健康に気をつけているから。
参照の語形は「健康な」。 - 高齢こうれい名詞本文年をとっていること。「高齢者」「高齢の両親」のように使う。〜者〜の人〜になる
- 介護の仕事をしている人が、日本語学校の先生に仕事を説明する。高齢の方の食事や入浴を手伝っています。
- 電車の優先席について、友達に説明する。この席は高齢者や体の不自由な人のための席だよ。
- 高齢化こうれいか名詞(する)本文社会の中で、年をとった人の割合が増えていくこと。「高齢化社会」「高齢化が進む」のように使う。〜社会〜が進む少子〜
- 日本の社会について、授業でグループで話し合う。私の国でも高齢化が進んでいて、若い人が減っています。
- 介護の仕事を選んだ理由を、面接で話す。高齢化社会では、介護の仕事がますます必要になると思ったからです。
- 先が見えないさきがみえない連語本文これからどうなるかわからない。いつ終わるかわからない。「先の見えない不安」のように使う。〜状況〜不安先の見えない〜
- 就職活動が長引いている友達が、留学生に話す。何社も落ちて、先が見えなくて不安なんだ。
- 工事が長く続くことについて、近所の人と話す。いつ終わるのか、先が見えませんね。
- さらに副詞本文その上に。もっと。「さらに増える」「さらに難しくなる」のように、程度や量が加わることを表す。接続詞的に「さらに、〜」とも使う。〜増える〜〜なる〜、〜
- 引っ越しの見積もりを聞いて、友達に話す。土日はさらに高くなるって言われたから、平日に頼むことにした。
- 店の忙しさについて、店長がスタッフに話す。来月は新商品が出るので、さらに忙しくなると思います。
- 重要じゅうような形容詞本文とても大切で、なくてはならないこと。「重要な問題」「重要な役割」のように使う。「大切」より改まった言い方。〜な問題〜な役割〜性
- 会議の前に、上司が部下に言う。今日は重要な決定があるので、遅れないでください。
- 日本語の先生が、作文のコツを説明する。何がいちばん重要かを、最初の一文で書くといいですよ。
参照の語形は「重要な」。 - 寿命じゅみょう名詞本文生き物が生きていられる長さ。「平均寿命」「寿命が伸びる」。機械などが使える期間にも「電池の寿命」のように使う。平均〜〜が伸びる〜が長い
- 日本の高齢者が元気なことに驚いた留学生が、先生に話す。日本は平均寿命が長い国だと聞きましたが、本当ですね。
- スマートフォンの電池がすぐなくなるので、店で聞く。電池の寿命が来ているみたいなんですが、交換できますか。
- 状況じょうきょう名詞本文そのときの様子や、ものごとがどうなっているか。「今の状況」「状況を説明する」のように使う。〜を説明する〜によって今の〜
- 台風で電車が止まり、会社に遅れることを電話で伝える。駅で待っていますが、状況がわかったらまた連絡します。
- アルバイトのシフトの希望を店長に聞かれて答える。試験の状況によって変わるので、来週もう一度相談させてください。
- 状態じょうたい名詞本文人や物が今どんな様子かということ。「体の状態」「いい状態」のように使う。「状況」は周りの事情、「状態」はそのもの自体の様子。〜がいい〜を保つ健康〜
- 中古の自転車を買うとき、店の人に聞く。この自転車の状態はどうですか。ブレーキは大丈夫ですか。
- 入院している友達の様子を、見舞いに行った人に聞く。今はどんな状態?話せるくらいになった?
- 人生じんせい名詞本文人が生まれてから死ぬまでの一生。生き方。「人生の目標」「人生を楽しむ」のように使う。〜の目標〜を楽しむ〜で一番〜
- スピーチで、留学を決めたときのことを話す。留学は、私の人生でいちばん大きな決断でした。
- 定年退職する上司に、送別会でひとこと言う。これからは、ご自分の人生をゆっくり楽しんでください。
- 救うすくう動詞本文危ない状態や苦しい状態から、助け出す。「命を救う」「人を救う」のように、大きな危険について使うことが多い。命を〜〜を救う〜から救う
- ニュースで、川に落ちた子どもが助けられた話を聞いて、同僚と話す。通りかかった人が子どもの命を救ったんだって。すごいね。
- お金に困っていたとき、友達が助けてくれたことを話す。あのとき貸してくれたお金に、本当に救われたよ。
- その一方でそのいっぽうで接続詞本文前に言ったことと反対の面、別の面を続けて言うときのことば。「〜。その一方で、〜」の形で、両方の面を並べる。〜。その一方で、〜〜が増えている。〜、〜〜〜も〜
- 日本で働く魅力と大変さについて、留学生が発表する。日本の仕事は給料が安定しています。その一方で、残業が多いという問題もあります。
- 引っ越した町について、友達に話す。駅に近くて便利。その一方で、夜はちょっとうるさいんだ。
- 〜たきりその他本文「Vたきり」で、その動作のあと、次に起こるはずのことが起こらないまま続いていることを表す。「寝たきり」「出かけたきり帰らない」のように使う。寝〜〜きり〜ない行った〜
- 連絡が取れない友達のことを、ほかの友達に話す。先月、一度メッセージをもらったきり、返事がないんだ。
- 介護の仕事をしている人が、仕事を説明する。寝たきりの方の体を動かすお手伝いもしています。
名詞に付く「〜きり」(二人きり)は「〜だけ」の意味。 - 助かるたすかる動詞本文①危ない状態から抜け出して、命や物が無事になる。「命が助かる」。②人がしてくれたことで、楽になる。「手伝ってもらって助かった」。命が〜〜てもらって助かる〜と助かる
- 重い荷物を運ぶのを手伝ってくれた同僚に、お礼を言う。手伝ってもらって助かりました。一人では無理でした。
- 事故のニュースを見て、ルームメートと話す。けがをした人は全員助かったそうだよ。よかった。
他動詞は「助ける」。「助かる」は人に何かを頼むときに「〜てもらえると助かります」の形でもよく使う。 - 長期ちょうき名詞本文長い期間。「長期の休み」「長期間」のように使う。反対は「短期」。〜の休み〜間〜的に
- 国に帰るために、長い休みが取れるかアルバイト先に聞く。夏に長期の休みをいただきたいんですが、可能でしょうか。
- 日本語学習の計画について、先生が学生に言う。短期で結果を出そうとしないで、長期的に考えましょう。
- 治療ちりょう名詞(する)本文病気やけがを治すために、医者が手当てをすること。「治療を受ける」「治療する」のように使う。〜を受ける〜する〜費
- 歯医者で、治療の進め方を聞く。治療は何回ぐらい通えば終わりますか。
- 保険の窓口で、留学生が聞く。国で治療を受けた分は、日本の保険では戻ってきませんか。
- 血を分けたちをわけた連語本文親子や兄弟のように、血のつながりがあること。「血を分けた兄弟」「血を分けた親子」のように、名詞の前で使う。〜兄弟〜親子〜家族
- 親友との関係を、留学生が作文に書く。血を分けた兄弟ではないが、兄弟のように思っている。
- 家族の介護の話を、同僚がしている。血を分けた親子でも、長い看護は大変なものだよ。
- 問うとう動詞本文答えを求めて聞く。また、「本当にそれでいいのか」と考えさせる。「意味を問う」「責任を問う」のように、書き言葉で使うことが多い。〜を問う意味を〜〜が問われる
- レポートの書き出しで、留学生が問題を立てる。この文章では、留学生にとって「働く」とは何かを問いたい。
- 会社の不祥事のニュースについて、同僚と話す。社長の責任が問われることになりそうだね。
話し言葉では「聞く」「たずねる」を使う。 - 当然とうぜん副詞本文そうなるのが当たり前だということ。「当然だ」「当然のこと」「当然〜べきだ」のように使う。〜のことだ〜だ〜〜べきだ
- 遅れた分の給料が出るか、アルバイトの学生が店長に聞いて、店長が答える。働いた分は当然払いますよ。心配しないで。
- 仕事でミスをした同僚が謝ったので、先輩が言う。初めてなら間違えるのは当然だよ。次に気をつければいい。
な形容詞としても使う(当然な結果・当然の結果)。 - 遂げるとげる動詞本文目的や大きなことを、最後までやって実現する。「進歩を遂げる」「成長を遂げる」のように、書き言葉でよく使う。進歩を〜発展を〜成長を〜
- 会社の歴史を紹介するプレゼンで、留学生社員が説明する。この会社は10年で大きな成長を遂げました。
- レポートで、スマートフォンの変化についてまとめる。この20年で、携帯電話は目覚ましい進歩を遂げた。
- 治すなおす動詞本文病気やけがをよくして、元の体にする。「風邪を治す」「虫歯を治す」。自動詞は「治る」。病気を〜風邪を〜〜てもらう
- 風邪をひいた同僚に、先輩が声をかける。早めに治したほうがいいから、今日は帰って休んだら?
- 歯が痛い留学生が、歯医者の受付で言う。この歯を治してもらいたいんですが、今日は見ていただけますか。
同じ音の「直す」は、壊れた物や間違いを元に戻すとき(時計を直す・文を直す)。 - 長生きながいき名詞(する)本文長く生きること。「長生きする」「長生きの秘訣」のように使う。〜する〜の秘訣〜できる
- ホームステイ先のおばあさんに、元気の理由を聞く。長生きの秘訣は何ですか。毎日よく歩いていらっしゃいますね。
- 国の祖父の誕生日に、電話でお祝いを言う。体に気をつけて、長生きしてね。来年は会いに帰るから。
- 伸びのび名詞本文長くなること、増えること。「寿命の伸び」「成績の伸び」のように、動詞「伸びる」の名詞の形。〜が大きい寿命の〜成績の〜
- 半年の成績を見ながら、先生が学生に言う。この3か月の伸びが大きいですね。特に聴解が上がっています。
- 店の売上のグラフを見せながら、店長がスタッフに話す。夏の伸びはよかったけれど、秋からは横ばいです。
体を伸ばす動作の「伸びをする」とは別の使い方。 - 平均へいきん名詞(する)本文いくつかの数をならして出した、真ん中の値。「平均点」「平均寿命」のように使う。〜点〜寿命〜して
- テストが返ってきて、学生が先生に聞く。クラスの平均点は何点でしたか。
- 引っ越し先の家賃について、不動産屋で聞く。この辺りのワンルームの家賃は、平均するといくらぐらいですか。
- 本来ほんらい副詞本文もともと、本当は。「本来は〜べきだ」「本来の目的」のように、あるべき姿や元の形について言う。〜は〜〜の目的〜なら〜
- 会議が長引いたことについて、同僚が話す。本来は30分で終わるはずの会議なんだけどね。
- 学校の説明会で、先生がアルバイトについて注意する。留学の本来の目的は勉強ですから、働きすぎには気をつけてください。
名詞として「本来の〜」の形でも使う。 - 無理むりな形容詞本文①できないこと。「それは無理だ」。②体や心に負担をかけてやること。「無理をする」「無理な要求」。〜をする〜な要求〜に〜
- 明日までに終わらせてほしいと頼まれて、同僚が答える。明日までは無理です。あさってなら何とかなります。
- 熱があるのに出勤しようとする後輩に、先輩が言う。無理に来なくていいから、今日は休んで。
参照の語形は「無理な」。「無理やり」「無理に」で副詞的に使う。 - 目指すめざす動詞本文目標として、それに向かって進む。「合格を目指す」「医者を目指す」のように、人や場所にも使う。〜を目指す合格を〜〜て勉強する
- 面談で、先生に今の目標を聞かれて答える。12月の試験でN2の合格を目指しています。
- 就職の面接で、将来どうなりたいか聞かれる。いつか店長を目指して、まず現場でしっかり働きたいです。
- 目覚ましいめざましいい形容詞本文驚くほどすばらしい。「目覚ましい進歩」「目覚ましい発展」のように、変化や成長の大きさについて使う。〜進歩〜発展〜成長
- 日本語の上達が早い学生について、先生がほかの先生に話す。この半年の上達は目覚ましいですね。会話が別人のようです。
- 久しぶりに国に帰った留学生が、町の変化を友達に話す。私の町の発展は目覚ましくて、駅の周りがすっかり変わっていました。
ほとんど名詞の前で使う。「〜が目覚ましい」の形でも使える。 - もたらす動詞本文ある結果や状態を持ってくる。「利益をもたらす」「変化をもたらす」のように、書き言葉でよく使う。〜をもたらす変化を〜影響を〜
- レポートで、スマートフォンの影響についてまとめる。スマートフォンは、私たちの生活に大きな変化をもたらした。
- 新しい制度の説明会で、担当者が話す。この制度が留学生に何をもたらすのか、まだはっきりしていません。
- 元もと名詞本文もともとの状態。以前のもの。「元に戻す」「元の体」「元の場所」のように使う。〜に戻る〜の〜〜どおり
- 借りた本を片づけるとき、図書館の人に聞く。読み終わった本は、元の場所に戻せばいいですか。
- けがをして休んでいた同僚が復帰したので、様子を聞く。もう元どおり動けるんですか。無理しないでくださいね。
「元気」の「元」とは別。「元〜(元社長)」は「以前〜だった」。 - 〜わけにはいかないその他本文「Vる+わけにはいかない」で、事情や常識があって「〜できない」という意味。「Vない+わけにはいかない」は「〜しなければならない」。VるわけにはいかないVないわけにはいかない休む〜
- 熱があるが、今日は自分が発表の担当なので、友達に言う。今日は私の発表だから、休むわけにはいかないんだ。
- 上司に食事に誘われた新人が、同僚に話す。部長の誘いだから、行かないわけにはいかないよね。
能力的にできないときには使わない(×泳げないから泳ぐわけにはいかない)。 - 割り切るわりきる動詞本文迷いや感情を捨てて、「これはこういうものだ」とはっきり決めて考える。「仕事と割り切る」のように使う。〜と割り切る〜れない〜って考える
- お客さんに怒られて落ち込む後輩に、先輩が言う。仕事だと割り切って、あまり気にしないほうがいいよ。
- ペットが病気になって、治療費のことで悩む友達が話す。お金のことだけで割り切れるものじゃないんだよね。