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『中級から学ぶ日本語』第17課「なおす」の語彙リスト(49語)

『テーマ別 中級から学ぶ日本語 三訂版』 ・ 意味・連語・例文はすべて自作

第17課の新出語を、本文を読むために要る語(49語)と、練習・作文などに出る語(0語)に分けて五十音順に並べています。意味は学習者に説明する日本語で、「いっしょに使う形」はよく付く助詞と連語、例文は「状況→その中で言う文」の形です。教科書の本文・例文は載せていません。

本文を読むための語(49語)

扉・本文・「ことばを確かめよう」「内容を確かめよう」に出る語です。

  • 明らかあきらかな形容詞本文
    だれが見てもはっきりわかること。「明らかな違い」「明らかに増えている」のように使う。
    〜な違い〜に〜〜になる
    • 二つの店の値段を比べて、友達に言う。こっちの店のほうが明らかに安いよ。
    • 会議で、事故の原因についての報告を聞いて質問する。原因はまだ明らかになっていないんですか。
    参照の語形は「明らかな」。「明らかにする」は「はっきりさせる」。
  • 言うまでもないいうまでもない連語本文
    わざわざ言う必要がないほど当たり前だ。「〜は言うまでもない」「言うまでもなく〜」のように使う。
    〜は言うまでもない言うまでもなく、〜〜のは〜
    • 試験の対策について、先生が学生に話す。単語が大切なのは言うまでもありませんが、文の形にも慣れてください。
    • 新しい店のルールを、店長がスタッフに伝える。言うまでもなく、お客様への挨拶は今までどおりお願いします。
  • 生かすいかす動詞本文
    ①死なないようにする。命を保つ。②能力や経験を、むだにしないで役立てる。「経験を生かす」「語学力を生かす」。
    経験を〜〜を生かした仕事命を〜
    • 就職の面接で、自分の強みを話す。日本語と母語の両方を生かせる仕事がしたいです。
    • 料理の味つけについて、料理教室の先生が言う。野菜の味を生かすために、塩は少しだけにします。
    ②は「活かす」と書くこともある。医療の話題では①の意味で出ることがある。
  • いかに副詞本文
    「どのように」「どんなに」の書き言葉的な言い方。「いかに生きるか」「いかに大切かがわかる」のように使う。
    〜〜か〜〜ても〜大切か
    • スピーチコンテストで、留学生が日本での経験を話す。病気になって初めて、健康がいかに大切かがわかりました。
    • レポートの題を先生に相談する。「外国人が日本でいかに働くか」という題で書きたいんですが、どうでしょうか。
    話し言葉では「どんなに」「どうやって」のほうが自然。
  • 生きるいきる動詞本文
    ①命がある状態で過ごす。②人生を送る。「自分らしく生きる」「生きる意味」のように、どう暮らすかという意味でも使う。
    〜意味〜力自分らしく〜
    • 進路に迷っている友達が、留学生に相談する。お金のためだけじゃなくて、自分らしく生きたいんだ。
    • 災害のニュースを見ながら、ルームメートと話す。3日たっても生きて見つかった人がいるって。よかったね。
  • 意思いし名詞本文
    自分で「こうしたい」「こうする」と考える気持ち。「本人の意思」「意思を伝える」のように使う。
    〜を伝える本人の〜〜を確かめる
    • 進学するか就職するか、親と意見が違う学生が先生に相談する。親の気持ちもわかりますが、自分の意思で決めたいんです。
    • 病院で働くスタッフが、先輩に聞く。患者さん本人の意思は、どうやって確かめるんですか。
    「意志」(強い心)と「医師」(医者)が同じ音。「意思表示」「意思確認」は「意思」。
  • 医療いりょう名詞本文
    病気やけがを治すための仕事や仕組み。病院・医者・薬などをまとめて言う。「医療の進歩」「医療費」のように使う。
    〜の進歩〜費〜を受ける
    • 健康保険の説明を、市役所の窓口で受けている。この保険に入っていれば、医療費はどのくらい安くなりますか。
    • テレビのニュースを見ながら、ルームメートと話す。医療が進んで、昔は治らなかった病気も治るようになったんだね。
  • いわゆる連体詞本文
    「世間でよく言われている」という意味で、名詞の前に付ける。「いわゆる専門家」のように、そのことばを少し距離を置いて使うときに言う。
    〜〜というもの〜〜と呼ばれる〜〜だ
    • 日本の会社の働き方について、留学生が先輩に聞く。いわゆるブラック企業かどうかは、どうやって見分けるんですか。
    • 引っ越し先の町を、友達に説明する。いわゆるベッドタウンで、夜は静かだよ。
    漢字では「所謂」だが、ふつうはかな書き。
  • 動かすうごかす動詞本文
    物や体を動くようにする。また、機械を動くようにする。「体を動かす」「机を動かす」。自動詞は「動く」。
    体を〜〜を動かす機械を〜
    • デスクワークで肩がこる同僚に、先輩がすすめる。一時間に一回は立って体を動かしたほうがいいよ。
    • 工場の研修で、指導者が新人に注意する。この機械を動かす前に、必ず周りに人がいないか確かめてください。
  • かなえる動詞本文
    願いや夢を、実際のものにする。「夢をかなえる」「願いをかなえる」のように使う。自動詞は「かなう」。
    夢を〜願いを〜希望を〜
    • 日本語学校の卒業文集に、留学生が将来の目標を書く。日本で働くという夢をかなえるために、まず日本語をもっと勉強します。
    • 親に留学させてもらったことについて、友達に話す。両親が私の願いをかなえてくれたから、ここにいられるんだ。
  • 〜からするとその他本文
    「N+からすると」で、「〜の立場から見ると」「〜をもとに判断すると」という意味。「親からすると」「この様子からすると」のように使う。
    N〜、〜私〜様子〜
    • 店の値段設定について、アルバイトの留学生が店長に意見を言う。学生からすると、この値段は少し高いと思います。
    • 空を見ながら、同僚と話す。この雲からすると、午後は雨になりそうですね。
    「〜からすれば」「〜から見ると」とほぼ同じ。
  • 看護かんご名詞(する)本文
    病気の人やけがをした人の世話をすること。「看護師」「看護する」のように使う。「介護」は主に高齢者などの日常の世話。
    〜師〜する〜を受ける
    • 病院で働きたい留学生が、進路の相談で先生に話す。日本で看護師の資格を取りたいんですが、どんな試験がありますか。
    • 親の入院で国に帰っていた同僚が、戻ってきて話す。母の看護で2週間休ませてもらって、助かりました。
  • 患者かんじゃ名詞本文
    病気やけがで、医者に診てもらっている人。「患者さん」と言うことが多い。
    〜さん〜を診る〜の気持ち
    • 病院で働く外国人スタッフが、先輩に仕事のことを聞く。患者さんに話しかけるとき、どんな言葉を使えばいいですか。
    • 病院の受付で、呼ばれるまで待っている留学生が友達にメッセージを送る。今日は患者が多くて、1時間は待ちそう。
  • 器具きぐ名詞本文
    ある目的のために使う道具や装置。「医療器具」「調理器具」「運動器具」のように、ほかの語と組み合わせて使うことが多い。
    医療〜調理〜〜を使う
    • スポーツジムに入会して、スタッフに聞く。この器具の使い方を教えてもらえますか。
    • 引っ越しのときに、料理の道具を整理しながらルームメートと話す。調理器具はほとんど使っていないから、半分は処分しよう。
  • 犠牲ぎせい名詞本文
    何かのために、大切なものを失ったり、あきらめたりすること。「犠牲になる」「〜を犠牲にする」のように使う。
    〜になる〜にする〜を払う
    • 働きすぎの同僚を心配して、先輩が言う。健康を犠牲にしてまで働くことはないよ。
    • 留学の費用について、留学生が作文に書く。私の留学のために、家族は多くのものを犠牲にしてくれた。
  • 苦しみくるしみ名詞本文
    体や心がつらいこと。動詞「苦しむ」の名詞の形。「苦しみを分かち合う」「病気の苦しみ」のように使う。
    〜を味わう〜から救う〜をわかる
    • 同じ病気をした人の話を聞いて、感想を話す。同じ苦しみを知っている人の言葉は、やっぱり違いますね。
    • 国の家族と離れて暮らすつらさを、作文に書く。家族に会えない苦しみは、日本に来てから初めて知った。
  • 経済的けいざいてきな形容詞本文
    ①お金に関係があること。「経済的な負担」「経済的な理由」。②むだがなくて安く済むこと。「経済的な車」。
    〜な負担〜な理由〜に〜
    • 奨学金を申し込む理由を、申請の面接で話す。経済的な理由で、アルバイトの時間を減らせないでいます。
    • 車を買うか迷っている友達に、アドバイスする。都会なら電車のほうが経済的だよ。駐車場代も高いし。
    参照の語形は「経済的な」。
  • 健康けんこうな形容詞本文
    病気がなくて、体や心の調子がいいこと。「健康な体」「健康に気をつける」のように使う。名詞としても使う。
    〜な体〜に気をつける〜診断
    • 会社から健康診断の案内が来て、同僚に聞く。健康診断の前の日は、何時から食べてはいけないんでしたっけ。
    • 国の母親と電話で話す。心配しないで。ちゃんと食べて、健康に気をつけているから。
    参照の語形は「健康な」。
  • 高齢こうれい名詞本文
    年をとっていること。「高齢者」「高齢の両親」のように使う。
    〜者〜の人〜になる
    • 介護の仕事をしている人が、日本語学校の先生に仕事を説明する。高齢の方の食事や入浴を手伝っています。
    • 電車の優先席について、友達に説明する。この席は高齢者や体の不自由な人のための席だよ。
  • 高齢化こうれいか名詞(する)本文
    社会の中で、年をとった人の割合が増えていくこと。「高齢化社会」「高齢化が進む」のように使う。
    〜社会〜が進む少子〜
    • 日本の社会について、授業でグループで話し合う。私の国でも高齢化が進んでいて、若い人が減っています。
    • 介護の仕事を選んだ理由を、面接で話す。高齢化社会では、介護の仕事がますます必要になると思ったからです。
  • 先が見えないさきがみえない連語本文
    これからどうなるかわからない。いつ終わるかわからない。「先の見えない不安」のように使う。
    〜状況〜不安先の見えない〜
    • 就職活動が長引いている友達が、留学生に話す。何社も落ちて、先が見えなくて不安なんだ。
    • 工事が長く続くことについて、近所の人と話す。いつ終わるのか、先が見えませんね。
  • さらに副詞本文
    その上に。もっと。「さらに増える」「さらに難しくなる」のように、程度や量が加わることを表す。接続詞的に「さらに、〜」とも使う。
    〜増える〜〜なる〜、〜
    • 引っ越しの見積もりを聞いて、友達に話す。土日はさらに高くなるって言われたから、平日に頼むことにした。
    • 店の忙しさについて、店長がスタッフに話す。来月は新商品が出るので、さらに忙しくなると思います。
  • 重要じゅうような形容詞本文
    とても大切で、なくてはならないこと。「重要な問題」「重要な役割」のように使う。「大切」より改まった言い方。
    〜な問題〜な役割〜性
    • 会議の前に、上司が部下に言う。今日は重要な決定があるので、遅れないでください。
    • 日本語の先生が、作文のコツを説明する。何がいちばん重要かを、最初の一文で書くといいですよ。
    参照の語形は「重要な」。
  • 寿命じゅみょう名詞本文
    生き物が生きていられる長さ。「平均寿命」「寿命が伸びる」。機械などが使える期間にも「電池の寿命」のように使う。
    平均〜〜が伸びる〜が長い
    • 日本の高齢者が元気なことに驚いた留学生が、先生に話す。日本は平均寿命が長い国だと聞きましたが、本当ですね。
    • スマートフォンの電池がすぐなくなるので、店で聞く。電池の寿命が来ているみたいなんですが、交換できますか。
  • 状況じょうきょう名詞本文
    そのときの様子や、ものごとがどうなっているか。「今の状況」「状況を説明する」のように使う。
    〜を説明する〜によって今の〜
    • 台風で電車が止まり、会社に遅れることを電話で伝える。駅で待っていますが、状況がわかったらまた連絡します。
    • アルバイトのシフトの希望を店長に聞かれて答える。試験の状況によって変わるので、来週もう一度相談させてください。
  • 状態じょうたい名詞本文
    人や物が今どんな様子かということ。「体の状態」「いい状態」のように使う。「状況」は周りの事情、「状態」はそのもの自体の様子。
    〜がいい〜を保つ健康〜
    • 中古の自転車を買うとき、店の人に聞く。この自転車の状態はどうですか。ブレーキは大丈夫ですか。
    • 入院している友達の様子を、見舞いに行った人に聞く。今はどんな状態?話せるくらいになった?
  • 人生じんせい名詞本文
    人が生まれてから死ぬまでの一生。生き方。「人生の目標」「人生を楽しむ」のように使う。
    〜の目標〜を楽しむ〜で一番〜
    • スピーチで、留学を決めたときのことを話す。留学は、私の人生でいちばん大きな決断でした。
    • 定年退職する上司に、送別会でひとこと言う。これからは、ご自分の人生をゆっくり楽しんでください。
  • 救うすくう動詞本文
    危ない状態や苦しい状態から、助け出す。「命を救う」「人を救う」のように、大きな危険について使うことが多い。
    命を〜〜を救う〜から救う
    • ニュースで、川に落ちた子どもが助けられた話を聞いて、同僚と話す。通りかかった人が子どもの命を救ったんだって。すごいね。
    • お金に困っていたとき、友達が助けてくれたことを話す。あのとき貸してくれたお金に、本当に救われたよ。
  • その一方でそのいっぽうで接続詞本文
    前に言ったことと反対の面、別の面を続けて言うときのことば。「〜。その一方で、〜」の形で、両方の面を並べる。
    〜。その一方で、〜〜が増えている。〜、〜〜〜も〜
    • 日本で働く魅力と大変さについて、留学生が発表する。日本の仕事は給料が安定しています。その一方で、残業が多いという問題もあります。
    • 引っ越した町について、友達に話す。駅に近くて便利。その一方で、夜はちょっとうるさいんだ。
  • 〜たきりその他本文
    「Vたきり」で、その動作のあと、次に起こるはずのことが起こらないまま続いていることを表す。「寝たきり」「出かけたきり帰らない」のように使う。
    寝〜〜きり〜ない行った〜
    • 連絡が取れない友達のことを、ほかの友達に話す。先月、一度メッセージをもらったきり、返事がないんだ。
    • 介護の仕事をしている人が、仕事を説明する。寝たきりの方の体を動かすお手伝いもしています。
    名詞に付く「〜きり」(二人きり)は「〜だけ」の意味。
  • 助かるたすかる動詞本文
    ①危ない状態から抜け出して、命や物が無事になる。「命が助かる」。②人がしてくれたことで、楽になる。「手伝ってもらって助かった」。
    命が〜〜てもらって助かる〜と助かる
    • 重い荷物を運ぶのを手伝ってくれた同僚に、お礼を言う。手伝ってもらって助かりました。一人では無理でした。
    • 事故のニュースを見て、ルームメートと話す。けがをした人は全員助かったそうだよ。よかった。
    他動詞は「助ける」。「助かる」は人に何かを頼むときに「〜てもらえると助かります」の形でもよく使う。
  • 長期ちょうき名詞本文
    長い期間。「長期の休み」「長期間」のように使う。反対は「短期」。
    〜の休み〜間〜的に
    • 国に帰るために、長い休みが取れるかアルバイト先に聞く。夏に長期の休みをいただきたいんですが、可能でしょうか。
    • 日本語学習の計画について、先生が学生に言う。短期で結果を出そうとしないで、長期的に考えましょう。
  • 治療ちりょう名詞(する)本文
    病気やけがを治すために、医者が手当てをすること。「治療を受ける」「治療する」のように使う。
    〜を受ける〜する〜費
    • 歯医者で、治療の進め方を聞く。治療は何回ぐらい通えば終わりますか。
    • 保険の窓口で、留学生が聞く。国で治療を受けた分は、日本の保険では戻ってきませんか。
  • 血を分けたちをわけた連語本文
    親子や兄弟のように、血のつながりがあること。「血を分けた兄弟」「血を分けた親子」のように、名詞の前で使う。
    〜兄弟〜親子〜家族
    • 親友との関係を、留学生が作文に書く。血を分けた兄弟ではないが、兄弟のように思っている。
    • 家族の介護の話を、同僚がしている。血を分けた親子でも、長い看護は大変なものだよ。
  • 問うとう動詞本文
    答えを求めて聞く。また、「本当にそれでいいのか」と考えさせる。「意味を問う」「責任を問う」のように、書き言葉で使うことが多い。
    〜を問う意味を〜〜が問われる
    • レポートの書き出しで、留学生が問題を立てる。この文章では、留学生にとって「働く」とは何かを問いたい。
    • 会社の不祥事のニュースについて、同僚と話す。社長の責任が問われることになりそうだね。
    話し言葉では「聞く」「たずねる」を使う。
  • 当然とうぜん副詞本文
    そうなるのが当たり前だということ。「当然だ」「当然のこと」「当然〜べきだ」のように使う。
    〜のことだ〜だ〜〜べきだ
    • 遅れた分の給料が出るか、アルバイトの学生が店長に聞いて、店長が答える。働いた分は当然払いますよ。心配しないで。
    • 仕事でミスをした同僚が謝ったので、先輩が言う。初めてなら間違えるのは当然だよ。次に気をつければいい。
    な形容詞としても使う(当然な結果・当然の結果)。
  • 遂げるとげる動詞本文
    目的や大きなことを、最後までやって実現する。「進歩を遂げる」「成長を遂げる」のように、書き言葉でよく使う。
    進歩を〜発展を〜成長を〜
    • 会社の歴史を紹介するプレゼンで、留学生社員が説明する。この会社は10年で大きな成長を遂げました。
    • レポートで、スマートフォンの変化についてまとめる。この20年で、携帯電話は目覚ましい進歩を遂げた。
  • 治すなおす動詞本文
    病気やけがをよくして、元の体にする。「風邪を治す」「虫歯を治す」。自動詞は「治る」。
    病気を〜風邪を〜〜てもらう
    • 風邪をひいた同僚に、先輩が声をかける。早めに治したほうがいいから、今日は帰って休んだら?
    • 歯が痛い留学生が、歯医者の受付で言う。この歯を治してもらいたいんですが、今日は見ていただけますか。
    同じ音の「直す」は、壊れた物や間違いを元に戻すとき(時計を直す・文を直す)。
  • 長生きながいき名詞(する)本文
    長く生きること。「長生きする」「長生きの秘訣」のように使う。
    〜する〜の秘訣〜できる
    • ホームステイ先のおばあさんに、元気の理由を聞く。長生きの秘訣は何ですか。毎日よく歩いていらっしゃいますね。
    • 国の祖父の誕生日に、電話でお祝いを言う。体に気をつけて、長生きしてね。来年は会いに帰るから。
  • 伸びのび名詞本文
    長くなること、増えること。「寿命の伸び」「成績の伸び」のように、動詞「伸びる」の名詞の形。
    〜が大きい寿命の〜成績の〜
    • 半年の成績を見ながら、先生が学生に言う。この3か月の伸びが大きいですね。特に聴解が上がっています。
    • 店の売上のグラフを見せながら、店長がスタッフに話す。夏の伸びはよかったけれど、秋からは横ばいです。
    体を伸ばす動作の「伸びをする」とは別の使い方。
  • 平均へいきん名詞(する)本文
    いくつかの数をならして出した、真ん中の値。「平均点」「平均寿命」のように使う。
    〜点〜寿命〜して
    • テストが返ってきて、学生が先生に聞く。クラスの平均点は何点でしたか。
    • 引っ越し先の家賃について、不動産屋で聞く。この辺りのワンルームの家賃は、平均するといくらぐらいですか。
  • 本来ほんらい副詞本文
    もともと、本当は。「本来は〜べきだ」「本来の目的」のように、あるべき姿や元の形について言う。
    〜は〜〜の目的〜なら〜
    • 会議が長引いたことについて、同僚が話す。本来は30分で終わるはずの会議なんだけどね。
    • 学校の説明会で、先生がアルバイトについて注意する。留学の本来の目的は勉強ですから、働きすぎには気をつけてください。
    名詞として「本来の〜」の形でも使う。
  • 無理むりな形容詞本文
    ①できないこと。「それは無理だ」。②体や心に負担をかけてやること。「無理をする」「無理な要求」。
    〜をする〜な要求〜に〜
    • 明日までに終わらせてほしいと頼まれて、同僚が答える。明日までは無理です。あさってなら何とかなります。
    • 熱があるのに出勤しようとする後輩に、先輩が言う。無理に来なくていいから、今日は休んで。
    参照の語形は「無理な」。「無理やり」「無理に」で副詞的に使う。
  • 目指すめざす動詞本文
    目標として、それに向かって進む。「合格を目指す」「医者を目指す」のように、人や場所にも使う。
    〜を目指す合格を〜〜て勉強する
    • 面談で、先生に今の目標を聞かれて答える。12月の試験でN2の合格を目指しています。
    • 就職の面接で、将来どうなりたいか聞かれる。いつか店長を目指して、まず現場でしっかり働きたいです。
  • 目覚ましいめざましいい形容詞本文
    驚くほどすばらしい。「目覚ましい進歩」「目覚ましい発展」のように、変化や成長の大きさについて使う。
    〜進歩〜発展〜成長
    • 日本語の上達が早い学生について、先生がほかの先生に話す。この半年の上達は目覚ましいですね。会話が別人のようです。
    • 久しぶりに国に帰った留学生が、町の変化を友達に話す。私の町の発展は目覚ましくて、駅の周りがすっかり変わっていました。
    ほとんど名詞の前で使う。「〜が目覚ましい」の形でも使える。
  • もたらす動詞本文
    ある結果や状態を持ってくる。「利益をもたらす」「変化をもたらす」のように、書き言葉でよく使う。
    〜をもたらす変化を〜影響を〜
    • レポートで、スマートフォンの影響についてまとめる。スマートフォンは、私たちの生活に大きな変化をもたらした。
    • 新しい制度の説明会で、担当者が話す。この制度が留学生に何をもたらすのか、まだはっきりしていません。
  • 元もと名詞本文
    もともとの状態。以前のもの。「元に戻す」「元の体」「元の場所」のように使う。
    〜に戻る〜の〜〜どおり
    • 借りた本を片づけるとき、図書館の人に聞く。読み終わった本は、元の場所に戻せばいいですか。
    • けがをして休んでいた同僚が復帰したので、様子を聞く。もう元どおり動けるんですか。無理しないでくださいね。
    「元気」の「元」とは別。「元〜(元社長)」は「以前〜だった」。
  • 〜わけにはいかないその他本文
    「Vる+わけにはいかない」で、事情や常識があって「〜できない」という意味。「Vない+わけにはいかない」は「〜しなければならない」。
    VるわけにはいかないVないわけにはいかない休む〜
    • 熱があるが、今日は自分が発表の担当なので、友達に言う。今日は私の発表だから、休むわけにはいかないんだ。
    • 上司に食事に誘われた新人が、同僚に話す。部長の誘いだから、行かないわけにはいかないよね。
    能力的にできないときには使わない(×泳げないから泳ぐわけにはいかない)。
  • 割り切るわりきる動詞本文
    迷いや感情を捨てて、「これはこういうものだ」とはっきり決めて考える。「仕事と割り切る」のように使う。
    〜と割り切る〜れない〜って考える
    • お客さんに怒られて落ち込む後輩に、先輩が言う。仕事だと割り切って、あまり気にしないほうがいいよ。
    • ペットが病気になって、治療費のことで悩む友達が話す。お金のことだけで割り切れるものじゃないんだよね。
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