日本語教員プラネット 日本語教員試験 対策の問題集

接続詞(せつぞくし)

区分5 言語 ・ 日本語教員試験の用語

前後の文や節をつなぎ、その論理的な関係を示す語。順接(だから・それで・したがって)、逆接(しかし・でも・ところが)、並列・添加(そして・また・さらに)、対比・選択(一方・または・それとも)、説明・補足(つまり・なぜなら・ただし)、転換(ところで・さて)に分類される。

「雨が降っている。だから、傘を持って行こう」の「だから」は、前件を理由として後件を導く順接(因果)である。接続詞は文と文をつなぐ結束性(コヒージョン)の装置の一つで、指示詞や省略とともに文章のまとまりを支えている。

話し言葉と書き言葉で使う語が異なる(でも/しかし、だから/したがって)ため、作文指導では文体との対応が問題になる。読解では、接続詞を手がかりに論の展開を予測させる指導が有効とされる。

具体例

作文で「私は夏が好きです。そして、海で泳げるからです」と書く学習者がいる。理由を述べる文に「そして」を使っているので、「なぜなら、海で泳げるからです」に直すと、二つの文の論理関係がはっきりする。接続詞を一つ変えるだけで、文と文のつながりが読み手に伝わりやすくなる。添削では、誤りを直すだけでなく、前後の文の関係を学習者に言葉で説明させると、次の作文に生かしやすい。

読解の授業で、文章の「ところが」の直前で読むのを止め、次にどんな内容が来ると思うかを予測させる。「ところが」は予想に反する展開を導く逆接なので、学習者は前の段落とは反対の流れになると見当をつけられる。接続詞は、先を読むための標識として使える。「つまり」「たとえば」も、言い換えや例示が続くことを前もって知らせる。

混同しやすい語との違い
押さえどころ
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もっとくわしく: 日本語の文法(2)文の組み立て — 助詞・主題・複文この用語を含むテーマを、通して読める解説記事です
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