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漢字圏・非漢字圏 — 日本語教員試験 基礎試験 練習問題 第64問(基本100問)

事例 言語と教育|区分4
次の事例を読んで、問いに対して最も適切なものを一つ選びなさい。
同じ初級クラスに、中国出身の学習者と、タイ出身の学習者がいる。読解では中国出身者が漢字語彙から内容を推測できるのに対し、タイ出身者は漢字の形を覚えること自体に多くの時間を要している。
この状況の説明として、最も適切なものはどれか。
○答えと解説を見る
正解: ① 既有の漢字の知識を使えるかどうかで、学習の負担に差が出ている

この問題のテーマ:漢字圏・非漢字圏

事例では、中国出身の学習者は既に持っている漢字の知識で語の意味を推測でき、タイ出身の学習者は字形を覚えること自体に時間がかかっています。違いは既有の漢字知識を使えるかどうかにあり、そこから学習の負担の差が生じています。音声を記憶する能力の優劣や将来の読解力は、この事例からは判断できません。漢字圏の学習者にも日本語独自の読みや用法の学習が必要で、母語の知識との混同(負の転移)が起きることもあります。非漢字圏の学習者には、字形の認識や書字の段階から体系的に指導します。
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