練習問題 第1613問 — 区分5 言語
次の問いに対して、最も適切なものを一つ選びなさい。
次の四つの文の「くらい」のうち、使い方がほかの三つと違うものはどれですか。
○答えと解説を見る
正解: ② もう歩けないくらい疲れた
この問題のテーマ:「くらい」の使い方の見分け
「もう歩けないくらい疲れた」だけが、状態がどの程度かを具体的な例で表す「くらい」で、ほかの三つは、数や量のおおよそを表す「くらい」です。「十分くらい」「三十人くらい」「千円くらい」は、数を表す語に付いて、はっきりした数ではないが、だいたいそのあたりだということを表します。これに対して「歩けないくらい」は、数ではなく「歩けない」という状態に付いて、疲れの程度が、歩けないほどだと示しています。「歩けないほど疲れた」と「ほど」に言い換えることもできます。程度の「くらい」は、前に動詞や形容詞の文が来て、後ろの述語の程度を具体的に示すのが特徴です。「それくらい自分でやって」のように、程度が軽いことを表す使い方もあります。「くらい」は「ぐらい」とも言い、どちらも使われます。前に来るのが数量を表す語か、状態を表す節かで見分けます。