練習問題 第1572問 — 区分4 言語と教育
次の説明に当てはまる用語として、最も適切なものを一つ選びなさい。
学習者を社会的存在として捉え、できることに注目し、多様な日本語使用を尊重するという言語教育観を柱に、日本語の力を六つのレベルと「何ができるか」を述べる文で示し、文字や漢字の学習に関する方針も独自に示した、国が2021年にまとめた枠組みを何といいますか。
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正解: ④ 日本語教育の参照枠
この問題のテーマ:日本語教育の参照枠の名称
日本語教育の参照枠です。文化審議会国語分科会が2021年、令和3年に報告としてまとめた、日本語の学習、教育、評価のための共通の枠組みで、ヨーロッパの枠組みを参考に、日本語の力を六つのレベルで示し、何ができるかを述べる文の形で記述します。学習者を社会的存在として捉えること、できることに注目すること、多様な日本語使用を尊重することを言語教育観の柱とし、母語話者と同じになることを最終の目標とはしません。文字や漢字の学習に関する方針を示している点は、参考にした枠組みにはない独自の部分です。CEFRは、欧州評議会が2001年に公表したヨーロッパ言語共通参照枠で、この枠組みが参考にしたもとの枠組みです。JSLカリキュラムは、文部科学省が開発した、日本語指導が必要な児童生徒のための指導の枠組みで、教科の学習に参加しながら学ぶ力を育てることをねらい、日本語の力をレベルで示す枠組みではありません。JF日本語教育スタンダードは、国の審議会ではなく別の機関が示した枠組みで、公開された年も異なります。