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練習問題 第1563問 — 区分2 言語と社会

用語 言語と社会|区分2
次の説明に当てはまる用語として、最も適切なものを一つ選びなさい。
日本語の全国に通じることばのうち、教育や施策を通じて人為的に整えられ、「正しい言葉」として規範の形で掲げられる理想の言語変種を指す呼び名で、戦後の国語施策や言語研究では規範性が強いとしてこの呼び方が避けられ、別の語が使われるようになったものを何といいますか。
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正解: ③ 標準語

この問題のテーマ:標準語の名称

標準語です。規範として人為的に整備された、理想的な言語変種を指す呼び名です。明治以降の日本では、国語の統一という課題のもとで、東京のことばを土台に形づくられ、学校教育と放送を通じて全国に広げられました。その過程で方言を直すべき誤りとみなす指導が行われた地域もあり、この呼び名には上から定めるという性格がついてまわります。そのため戦後の国語施策や言語研究では、規範性の強いこの呼び方を避け、共通語という呼び方が使われるようになりました。共通語は、方言の異なる話し手どうしが実際に通じ合うために使っている現実のことばを指す呼び名で、規範として整えられた理想ではなく、現に成り立っている運用の姿を捉えます。日本語では両者の指す実体は大きく重なりますが、着目点が違います。地域共通語は、その地方の中で広く通用していることばを指す語で、規範として整備されたものではありません。公用語は、国や地域が行政や教育などの公的な場で用いると定めた言語のことで、一つの言語の内部の整備された変種を指す呼び名ではありません。

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