練習問題 第1556問 — 区分5 言語
次の説明に当てはまる用語として、最も適切なものを一つ選びなさい。
平仮名は、これを草書体で崩した字をさらに崩して生まれ、片仮名は、これに使われた字の一部を取って生まれました。音を借りる音仮名と、訓を借りる訓仮名とを含み、形のうえでは漢字そのものである、この漢字の使い方を何といいますか。
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正解: ④ 万葉仮名
この問題のテーマ:万葉仮名の名称
万葉仮名です。漢字の意味を離れ、その音や訓だけを借りて日本語の音を書き表した漢字の使い方で、『万葉集』で多く用いられたことからこう呼ばれます。形のうえでは漢字そのもので、同じ音に多くの字が使われ、一つの音を書くのに画数の多い字を書く必要がありました。これを簡略にしていく中で、平安時代に平仮名と片仮名が生まれます。仮名は突然考え出されたのではなく、この使い方を母体にしています。草仮名は、万葉仮名を草書体で崩した段階の字体で、平仮名はこれをさらに崩して生まれました。平仮名の成り立ちの途中の形であり、片仮名の母体にはあたりません。変体仮名は、平仮名が生まれたあと長く併せて使われていた、現在の標準とは異なる字体の平仮名を指す呼び名で、仮名の元になった漢字の使い方ではありません。国字は、峠や畑のように、中国から伝わったものではなく日本で作られた漢字のことで、漢字の音や訓を借りて日本語の音を書き表す使い方を指す語ではありません。