練習問題 第1503問 — 区分2 言語と社会
次の説明に当てはまる用語として、最も適切なものを一つ選びなさい。
ある商店街で、行政が設置した案内表示と店の看板を写真に撮り、どの言語がどの順で書かれているかを数えて、地域の多言語化のようすを調べる研究があります。このとき調べる、公共の空間に表示された文字言語の全体を何といいますか。
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正解: ② 言語景観
この問題のテーマ:言語景観の名称
言語景観です。駅の案内板、道路標識、店の看板、ポスターなど、公共の空間で目にする文字表示の総体を指し、ある地域の多言語化の進み具合を測る手がかりとして研究されます。行政などが設置する公的表示と、商店などが掲げる民間表示に分けて比べると、言語の選び方や並べ方の違いから、地域の言語使用を検討できます。日本では、駅名標の日本語・英語・中国語・韓国語の4言語表記などの広がりとともに注目されてきました。言語政策は、国や自治体などが、社会の中で言語をどう扱うかについて行う意図的な介入です。表示に政策が表れることはありますが、表示の総体そのものを指す語ではありません。言語接触は、異なる言語を話す集団が接することで、言語どうしが影響し合う現象です。言語変種は、一つの言語の内部にある、地域や話し手、場面によって異なる言い方のまとまりです。どちらも、公共の空間の文字表示を指す語ではありません。