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練習問題 第1483問 — 区分2 言語と社会

用語 言語と社会|区分2
次の説明に当てはまる用語として、最も適切なものを一つ選びなさい。
相手や話題の人物、場面への配慮に応じて表現を使い分けること、およびその表現の全体を、表現する側に着目して指す語で、尊敬語・謙譲語・丁寧語だけでなく、対等や親しさを示す普通体や、相手を低く扱う罵倒的な表現まで含むものを何といいますか。
○答えと解説を見る
正解: ① 待遇表現

この問題のテーマ:待遇表現の名称

待遇表現です。相手を高く扱うプラス待遇、つまり尊敬語・謙譲語・丁寧語だけでなく、対等や親愛を示す普通体、相手を低く扱うマイナス待遇、たとえば「〜やがる」のような罵倒的な表現まで含みます。文末のスピーチレベル、依頼の言い回し、話題の選び方、あいづちなど、敬語の形以外の要素も待遇の担い手になります。敬語は、待遇表現の中核をなす一部です。尊敬語・謙譲語・丁寧語など、敬意や改まりを表す形を指す語で、普通体や罵倒的な表現は含みませんから、問題文の説明より狭い語です。待遇コミュニケーションは、蒲谷宏らが提唱した枠組みで、自分と相手と場面をどう認識するかに基づいて、表現し、また相手の言葉を理解していく行為の全体を指します。表現する側だけでなく理解する側も含み、言うか言わないかの選択まで扱う点で、表現の使い分けとその全体を指す語とは範囲が異なります。スピーチレベルシフトは、同じ相手との会話の中でデス・マス体と普通体が行き来する現象で、表現の全体を指す語ではありません。

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