練習問題 第1480問 — 区分1 社会・文化・地域
次の説明に当てはまる用語として、最も適切なものを一つ選びなさい。
朝鮮王朝の司訳院で長く用いられた日本語の学習書のうち、康遇聖が編み、17世紀に刊行された、実務的な会話を中心とするものを何といいますか。
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正解: ① 捷解新語
この問題のテーマ:捷解新語の名称
捷解新語です。康遇聖が編んだ朝鮮の日本語学習書で、1676年に刊行され、司訳院の倭学で長く使われました。編者は文禄・慶長の役で日本に連行された経験をもち、そこで身につけた日本語をもとに、実務的な会話を中心に編んだとされます。のちに改修版や重刊改修版が作られ、版によって日本語の姿が変わっている点でも資料としての価値があります。伊路波は、同じ司訳院で使われた日本語の学習書ですが、1492年、15世紀末の刊行で、いろは歌や仮名の字体、簡単な文例を収めた文字と入門の教材です。時代も性格も異なります。日葡辞書は、1603年から1604年にイエズス会が長崎で刊行した日本語とポルトガル語の辞書で、朝鮮の学習書ではなく、会話の教材でもありません。日本大文典は、同じイエズス会のロドリゲスが著した日本語の文法書で、文法や敬語を体系的に記述したものです。