形態素の形の変化 — 日本語教員試験 基礎試験 練習問題(ドリル)
次の説明に当てはまる用語として、最も適切なものを一つ選びなさい。
「雨(あめ)」が「雨傘(あまがさ)」では「あま」、「春雨(はるさめ)」では「さめ」と形を変えるように、同じ一つの形態素が、現れる環境によって異なる形をとるとき、それぞれの形を何というか。
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正解: ④ 異形態
異形態です。過去の「た」が「読んだ」で「だ」になるのも同じ関係で、連濁や音便を個々の例外ではなく規則的な交替として整理する手がかりになります。異音は、一つの音素が環境によって異なる音声として現れるもの(撥音「ん」の [m][n][ŋ] など)で、音のレベルの概念です。同音異義語は音が同じで意味の異なる別々の語、多義語は一つの語が関連する複数の意味をもつもので、どちらも語の形の交替を指す語ではありません。