正の転移の名称 — 日本語教員試験 基礎試験 練習問題(ドリル)
次の説明に当てはまる用語として、最も適切なものを一つ選びなさい。
母語などの知識が第二言語の学習に影響するとき、漢字圏の学習者が漢字の語の理解で有利になりやすいように、習得を助ける方向に働くことを何というか。
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正解: ① 正の転移
正の転移です。母語などの知識が第二言語の学習に影響することを言語転移といい、誤用につながるなど習得を妨げる方向に働く場合を負の転移といいます。母語からの負の転移は母語干渉とも呼ばれます。同じ漢字圏の学習者でも、母語と日本語で意味のずれる漢字の語では負の転移が起こりうるように、一人の学習者に両方が見られることもあります。過剰般化は、習った規則を当てはまらない語にまで広げて使うことで、母語の影響によらない言語内の誤りの代表例です。化石化は、中間言語の発達が止まり、特定の誤りが固定したまま残る現象です。