習得・学習仮説の習得の定義 — 日本語教員試験 基礎試験 練習問題(ドリル)
次の説明に当てはまる用語として、最も適切なものを一つ選びなさい。
クラッシェンが第二言語の知識を2種類に分けた区別で、「規則を意識的に覚えるのではなく、意味のやりとりの中で無意識に身につくもの」を何と呼んだか。
○答えと解説を見る
正解: ② 習得
習得です。習得・学習仮説では、意味のやりとりの中で無意識に身につく習得と、規則を意識的に覚える学習を別物とします。クラッシェンは、流暢な運用を支えるのは習得された知識だけで、学習した知識が練習で習得された知識に変わることはないと考えました(ノン・インターフェイスの立場)。モニターは、学習した知識が産出を点検する監視装置としてだけ働くという考え方です。気づきはシュミットの用語で、形式に意識的に気づくことを習得の条件とする点で、無意識に身につく習得とは見方が異なります。「学習は習得にならない」という主張は、学習した知識も習得につながりうるとするインターフェイスの立場から批判されています。