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社会言語学的能力の名称 — 日本語教員試験 基礎試験 練習問題(ドリル)

用語 言語と社会|区分2
次の説明に当てはまる用語として、最も適切なものを一つ選びなさい。
カナル(1983)が4つに整理したコミュニケーション能力の構成要素の一つで、「文が文法的に正しいかどうかではなく、場面・相手・目的にふさわしい言い方を選んで使い分ける力」を何というか。
○答えと解説を見る
正解: ④ 社会言語学的能力
社会言語学的能力です。例えば、改まった場で目上の人に「貸して」と頼むことは、文法的に正しくても場面にそぐわないことがあります。適切さは、相手との関係や会話の目的によって変わります。文法能力は語彙・文法・発音などの力、談話能力はまとまりのある談話を作る力、方略的能力は通じないときに言い換えや聞き返しで切り抜ける力です。ハイムズのコミュニケーション能力の考え方を受け継いでおり、「日本語教育の参照枠」でも社会言語能力として同じ発想が引き継がれています。「文法的な正しさ」と「場面への適切さ」を区別することが要点です。

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