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特権とマジョリティ性の名称 — 日本語教員試験 基礎試験 練習問題(ドリル)

用語 社会・文化・地域|区分1
次の説明に当てはまる用語として、最も適切なものを一つ選びなさい。
「自分の言語で手続きができる、名前を正しく読んでもらえるなど、社会で優位に置かれた集団に属しているというだけで労せずして得やすい有利さ」を何というか。
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正解: ④ 特権
特権です。社会で優位に置かれた集団に属しているというだけで労せずして得やすい有利さを指します。ここでいう優位は人数の多さではなく、社会的な力関係での位置のことです。法律や制度、社会の慣行に支えられる場合もあり、法的な特別の権利だけを指す語ではありません。少数派の不利益を是正する措置とも区別して考えます。ないと困るが、あるときは意識されないもので、自覚されにくいことが大きな特徴です。言語権は自分の言語を使い、その言語で教育や行政のサービスを受ける権利で、こちらは権利の名前です。内集団バイアスは自分の集団をひいきして評価する傾向、エスノセントリズムは自文化を基準に他文化を低く見る態度で、どちらも「有利さ」そのものではありません。自覚されにくいからこそ、優位な側が自らの位置を問い直す作業が求められます。

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