多元的アイデンティティの名称 — 日本語教員試験 基礎試験 練習問題(ドリル)
次の説明に当てはまる用語として、最も適切なものを一つ選びなさい。
「自分が何者かという感覚は一つに定まるものではなく、複数の集団への帰属が同時に成り立つ」とする捉え方を何というか。
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正解: ② 多元的アイデンティティ
多元的アイデンティティです。アイデンティティは一つに定まるものではなく、複数の帰属が同時に成り立つと捉えます。「どちらの国の人なの」という問い方は、本人に選べないものを選ばせる圧力になることがあります。本質主義は文化に固定した中身があると考える立場で、「◯◯人だからこう考える」という説明に流れやすく、むしろ反対側にあります。文化相対主義は文化の優劣を判断しない立場、異文化間的視点は文化が接触する場で何が起きるかを見る視点で、どちらも個人の帰属のあり方を指す語ではありません。教室でできるのは、どちらかに寄せることではなく複数のまま置いておける場を作ることです。