練習問題 第1305問 — 区分5 言語
次の問いに対して、最も適切なものを一つ選びなさい。
「は」と「が」に関する記述として、最も適切なものはどれか。
○答えと解説を見る
正解: ③ 「が」には、ほかではなくそれだと示す総記の用法がある
この問題のテーマ:「は」と「が」の品詞と情報構造
現代日本語の学校文法では「は」は一般に副助詞、主格の「が」は格助詞に分類されます。「は」を係助詞とする分類や、日本語教育で取り立て助詞として扱う整理もあります。情報構造の面では、「は」が主題を示して後ろに説明を導き(象は鼻が長い)、「が」は新しい情報を示すほか、ほかではなくそれだと示す総記(だれが行きますか→私が行きます)や、目の前の事態をそのまま描く中立叙述(あ、雨が降っている)を担います。主語を尋ねる「だれ」「何」は「が」を取り、答えも「が」で受けます。従属節の中に主題の「は」が現れるかどうかは、節の種類によって異なります(「雨が降ったら中止です」の「たら」節では「が」ですが、「から」の理由節などには「は」が現れることもあります)。