練習問題 第1219問 — 区分4 言語と教育
次の問いに対して、最も適切なものを一つ選びなさい。
学習者が自分の考えを創作的に表現した未公表の作文を、教師が学校紹介のために、誰でも閲覧できる学校のウェブサイトへ全文掲載したい。著作権は学習者本人にあり、掲載の許諾はまだ得ていない。この場合の説明として、最も適切なものはどれか。
○答えと解説を見る
正解: ① 学習者の作文も著作物であり、掲載には本人の許諾が必要である
この問題のテーマ:学習者の作品の扱い
2026年9月時点の著作権法では、創作的に表現された作文は著作物で、この事例では著作権も学習者本人にあります。学校紹介のために誰でも閲覧できるサイトへ載せることは、第35条が定める授業の過程における利用にはあたりません。また、第35条が対象とするのは公表された著作物で、この作文は未公表です。したがって、掲載に伴う複製・公衆送信について本人の許諾を得るとともに、未公表の作品を公表することについて本人の同意(公表権)も必要です。氏名を伏せれば許諾が不要になるわけではなく、名前を出すかどうか、どう出すかも本人が決める権利(氏名表示権)なので、表示の仕方も本人に確認します。