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「は」と「が」の使い分け — 日本語教員試験 応用試験 練習問題 第51問(基本60問)

誤用分析 言語|区分5
次の学習者の産出例・質問を読んで、問いに対して最も適切なものを一つ選びなさい。
学習者が昔話の冒頭を書いた。題名や挿絵で人物は紹介されておらず、読み手はこの最初の文で初めて人物を知る。ほかの人物と比べる内容も続かない。その文は「昔々、あるところにおじいさんは住んでいました。」だった。
この文の不自然さの説明として最も適切なものはどれか。
○答えと解説を見る
正解: ③ 知らない人物の導入に、「が」ではなく「は」を使っている

この問題のテーマ:「は」と「が」の使い分け

物語の冒頭で、読み手がまだ知らない人物を存在の文で登場させるときは、新しい情報を導入する「が」を使い、「おじいさんが住んでいました」とするのが自然です。いったん登場した人物を話題の中心にして述べ続けるときは、主題の「は」(おじいさんは毎日山へ…)がよく使われます。ただし、「が」は新情報専用、「は」は既出専用という規則ではありません。「は」には対比の働きもあり、既に登場した人物の行動を「おじいさんが川へ行きました」のように「が」で述べることもあります。「住んでいました」の形や「あるところに」の助詞には問題はありません。
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