ルーブリック評価 — 日本語教員試験 応用試験 練習問題 第35問(基本60問)
次の事例を読んで、問いに対して最も適切なものを一つ選びなさい。
スピーチ発表の採点をめぐり、教師間で「同じ発表でも採点者によって点数が大きく違う」「学習者に点数の理由をうまく説明できない」という課題が話し合われた。学校としては、今後もスピーチ発表を複数の教師で採点する方針である。
対応として最も適切なものはどれか。
○答えと解説を見る
正解: ① 観点と段階の基準を共有し、同じ発表の採点結果を採点者間で話し合う
この問題のテーマ:ルーブリック評価
評価の観点と、観点ごとの到達度を言葉で描いた記述語からなる評価基準表をルーブリックといいます(観点ごとに評価する分析的ルーブリックのほか、全体を一つの尺度で判定する総合的ルーブリックもあります)。基準を共有し、同じ発表を採点して結果を話し合うことは、採点者による点数のずれを小さくし、学習者に点数の理由を説明しやすくするための手立てになります。事前に示せば、学習者にとっても目指すべき姿が分かります。一人への集約は、複数の教師で採点するという学校の方針に合いません。印象点では理由を説明できず、発表の評価をやめると、スピーチで測りたい力を測れなくなります。