日本語教員プラネット 応用試験 日本語教員試験 応用試験の練習問題

辞書を引くたびに会話が止まる学習者 — 日本語教員試験 応用試験 練習問題 第21問(基本60問)

事例 言語と心理|区分3
次の事例を読んで、問いに対して最も適切なものを一つ選びなさい。
Nさんは会話中に知らない単語があるたびに会話を止めて辞書を引くので、相手から「話が続かない」と言われてしまう。
Nさんが会話を止めずに続けられるよう、教師が練習させる方略として最も適切なものはどれか。
○答えと解説を見る
正解: ① 知っている言葉で言い換えたり、相手に意味を聞き返したりしながら話を続ける

この問題のテーマ:コミュニケーション・ストラテジー

限られた言語の力で意思疎通を保つための工夫をコミュニケーション・ストラテジーと呼びます。言い換え(パラフレーズ)、例を挙げること、身振り、分からない内容の説明を相手に求める明確化要求、自分の理解が合っているかを相手に尋ねる確認チェックなどは、会話を止めずに意味のやり取りを続けるための方略で、教室で明示的に練習できます。辞書で確かめるたびに会話を止める方法は、Nさんの今の困りごとそのものです。会話を終わらせる方法ではやり取りが続かず、暗記した文だけで話す方法では、予想しない語が出たときに対応しにくくなります。辞書を使うこと自体が不適切なわけではありません。
この区分を続けて解く →
PR参考書・問題集

本番の読解は1つの資料に複数の問い。聴解50問は当サイトでは練習できません。本番の形はこの本で。

おすすめ教材の一覧はこちら