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習得順序と指導の効果 — 日本語教員試験 応用試験 練習問題 第20問 / 60

事例 言語と心理|区分3
次の事例を読んで、問いに対して最も適切なものを一つ選びなさい。
初級クラスで「て形」を丁寧に導入し練習もしたのに、数週間たっても多くの学習者が正確に使えない。担当教師は「自分の教え方が悪かったのか」と落ち込んでいる。
第二言語習得研究の知見に基づく説明として最も適切なものはどれか。
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正解: ② 文法項目の習得には教えた順序どおりに進まない自然な発達の道筋があり、指導後すぐに正確に使えないのは普通のことである
習得順序・発達順序の研究が示すとおり、「教えたこと」がそのまま「使えること」になるわけではありません。誤用を経ながら仮説を修正していく過程は中間言語の自然な姿です。同じ項目に場面を変えて何度も再会させるらせん型(スパイラル)のシラバス設計と、長期的な視点での評価が適切な対応で、指導直後の正確さだけで教え方や学習者を責めるのは的外れになりがちです。
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