語彙の記憶と分散学習 — 日本語教員試験 応用試験 練習問題 第19問(基本60問)
次の事例を読んで、問いに対して最も適切なものを一つ選びなさい。
Lさんは語彙テストの前夜に単語リストを丸暗記する。テスト直後は答えられるが、1週間後にはほとんど思い出せない。教師は、同じ内容の復習の間に時間を置く分散学習と、答えを見ずに記憶から取り出す検索練習を説明した。Lさんと話し合い、この二つを組み合わせること、復習は試験前夜にまとめず、別々の日に分けて行うことを決めた。
この方針に合う復習計画として最も適切なものはどれか。
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正解: ④ 数日おきに復習の時間を取り、リストを隠して意味を答えた後で正誤を確かめる
この問題のテーマ:語彙の記憶と分散学習
分散学習は同じ内容の学習を時間的に分けて行うこと、検索練習は答えを見ずに記憶から取り出す練習です。分散学習には同じ日の中で間隔を置く形もありますが、この事例では別々の日に復習するという方針が立てられています。数日おきにリストを隠して意味を答え、正誤を確かめる計画は、この二つを組み合わせています。前夜にまとめて行う計画は、答える練習をしていても、別々の日に復習するという方針に合いません。リストを開いたまま読み直す計画や、見ながら書き写す計画は、答えを見ずに取り出す練習になっていません。読み直しや書き写しにも用途はあり、それ自体が無益という意味ではありません。例文や場面と結びつけて意味を考える精緻化も、記憶の定着を助けるとされます。