日本語教員プラネット 日本語教員試験 対策の問題集

『中級から学ぶ日本語』第19課「かなえる」の語彙リスト(46語)

『テーマ別 中級から学ぶ日本語 三訂版』 ・ 意味・連語・例文はすべて自作

第19課の新出語を、本文を読むために要る語(46語)と、練習・作文などに出る語(0語)に分けて五十音順に並べています。意味は学習者に説明する日本語で、「いっしょに使う形」はよく付く助詞と連語、例文は「状況→その中で言う文」の形です。教科書の本文・例文は載せていません。

本文を読むための語(46語)

扉・本文・「ことばを確かめよう」「内容を確かめよう」に出る語です。

  • 表れるあらわれる動詞本文
    心の中のことや、隠れていた性質が、外から見えるようになる。
    顔に〜結果に〜〜ている
    • 留学生が、日本語の先生に言われたことを友だちに話す。毎日の練習の成果が、発音に表れているって言われたよ。
    • 会社で、同僚の様子について話す。疲れが顔に表れているから、今日は早く帰ったほうがいいですよ。
    「現れる」は人や物が姿を見せるとき。「表れる」は気持ちや性質が外に出るとき。
  • 訴えうったえ名詞本文
    苦しさや不満、願いを、人に強く伝えること。裁判所に判断を求めることにも使う。
    〜を聞く〜に耳を傾ける〜を起こす
    • 留学生が、国のニュースについて話す。水が足りないという村の人たちの訴えが、ようやく政府に届いたそうです。
    • 会社で、お客様からの意見について話す。「使い方がわかりにくい」という訴えが多いので、説明書を直しましょう。
    動詞は「訴える」。
  • 裏返しうらがえし名詞本文
    裏と表が逆になっていること。見えている様子とは反対の気持ちが、その裏にあるという意味でも使う。
    〜になる〜に着る〜の気持ち
    • 留学生が、朝あわてて出てきたことを友だちに笑って話す。気づいたら、シャツを裏返しに着ていたんだ。
    • 会社で、いつも厳しい上司について先輩が言う。あの厳しさは、期待している気持ちの裏返しだと思うよ。
  • 笑顔えがお名詞本文
    笑っている顔。
    〜を見せる〜で〜になる
    • 留学生が、アルバイトの店長に言われたことを話す。お客さんには笑顔であいさつするように言われたよ。
    • 会社で、パンフレットの写真の選び方について話す。パンフレットには、社員の笑顔の写真を使いましょう。
  • 落ちるおちる動詞本文
    上から下へ動く。試験に合格しない、レベルや数が下がるという意味でも使う。
    試験に〜成績が〜〜てくる
    • 留学生が、奨学金の結果を友だちに話す。面接で落ちてしまって、来年もう一度受けようと思う。
    • 会社で、同僚が物を落とした音がして声をかける。今、何か落ちましたよ。スマホじゃないですか。
    この課では「試験に落ちる」のような使い方が出る可能性がある。自分で落とすときは「落とす」。
  • 輝くかがやく動詞本文
    きらきらと光る。そこから、目や顔が生き生きとしている様子や、人が活躍している様子にも使う。
    目が〜星が〜〜ている
    • 留学生が、子どもたちに日本語を教えたときのことを話す。新しい言葉を覚えるたびに、子どもたちの目が輝いていました。
    • 会社で、夜の工場見学の感想を話す。夜景の中で工場の明かりが輝いていて、きれいでした。
  • 隠すかくす動詞本文
    人に見つからないように、物を置く。気持ちや事実を人に知らせないようにするという意味でも使う。
    〜を〜気持ちを〜〜ずに
    • 留学生が、ホームステイ先の子どもの話をする。弟が、お菓子をベッドの下に隠しているのを見つけちゃった。
    • 会社で、上司が部下に言う。ミスは隠さずに、すぐ報告してください。
    自動詞は「隠れる」。
  • 語るかたる動詞本文
    自分の考えや経験、物語などを、相手に向かって話す。「話す」より、まとまった内容を聞かせる感じがある。
    夢を〜〜について〜経験を〜
    • 交流会のあと、留学生が感想を言う。日本人の学生が自分の夢を語るのを聞いて、私も話したくなりました。
    • 会社で、部長の話を同僚に伝える。部長が若いころの失敗を語ってくれて、とても参考になりました。
  • かなう動詞本文
    願いや夢が、思ったとおりになる。
    夢が〜願いが〜
    • 留学生が、合格の知らせを先生に報告する。日本の大学で勉強したいという夢が、やっとかないました。
    • 会社で、海外勤務が決まった同僚に言う。海外で働きたいってずっと言っていましたよね。願いがかなってよかったですね。
    漢字は「叶う」。「かなえる」は「夢をかなえる」のように、自分の力で実現させるとき。
  • 可能かのうな形容詞本文
    できること。できる状態にあること。
    〜な限り〜になる変更〜
    • 留学生が、面談の予定の変更について先生に聞く。来週の面談を金曜日に変えることは可能でしょうか。
    • 会社で、納期について取引先に答える。可能な限り早く、今週中にはお送りします。
    反対は「不可能」。
  • 可能性かのうせい名詞本文
    そうなるかもしれないということ。できるかもしれないという見込み。
    〜がある〜が高い〜を広げる
    • 留学生が、就職について先輩に相談する。日本語が上手になれば、就職の可能性が広がりますか。
    • 会社で、トラブルの原因について話す。配送が遅れている可能性があるので、業者に確認します。
  • 環境かんきょう名詞本文
    人や生き物を取り巻いている、周りの状態。自然のことにも、生活や勉強の条件のことにも使う。
    〜を整える〜が変わる自然〜
    • 留学生が、新しい寮について話す。静かで図書館も近いし、勉強する環境はとてもいいです。
    • 会社で、工場の改善について話す。働く環境を整えないと、人がすぐ辞めてしまいます。
  • 教育きょういく名詞(する)本文
    知識や技術、考え方を教えて、人を育てること。
    〜を受ける子どもの〜〜に力を入れる
    • 留学生が、スピーチで将来の夢を話す。私の夢は、国の子どもたちがみんな教育を受けられるようにすることです。
    • 会社で、新人研修について話す。新人の教育には、最初の三か月をしっかり使いましょう。
  • 具体的ぐたいてきな形容詞本文
    はっきりと形や内容がわかる様子。どんなことか、例や数字で言えること。
    〜な例〜に言う〜な計画
    • 留学生が、作文について先生に助言を受ける。「がんばりたい」だけじゃなくて、何をするか具体的に書いてみましょう。
    • 会社で、上司が部下の提案に答える。考えはいいですね。具体的な費用と日程を出してください。
    反対は「抽象的」。
  • 計画けいかく名詞(する)本文
    これからすることを、前もって決めること。また、その内容。
    〜を立てる〜どおり旅行の〜
    • 留学生が、連休の予定を友だちと話す。京都に行く計画を立てているんだけど、いっしょにどう?
    • 会社で、工事の進み具合を上司に報告する。計画どおり、今月末には終わる見込みです。
  • 交流こうりゅう名詞(する)本文
    違う国や立場の人どうしが、会って話したり、いっしょに活動したりして、つきあうこと。
    〜する〜会国際〜
    • 留学生が、大学の掲示板を見て友だちを誘う。土曜日に地域の人との交流会があるんだけど、いっしょに行かない?
    • 会社で、海外の支店との関係について話す。ベトナムの工場と交流する機会を、もっと増やしたいですね。
  • こそその他本文
    前の言葉を強く取り立てて、「ほかではなく、まさにこれだ」と言う助詞。「今こそ」「これこそ」のように名詞や副詞の後ろにつく。
    今〜これ〜〜が大切だ
    • 留学生が、お礼を言われて答える。こちらこそ、いつも助けてもらってありがとうございます。
    • 会社で、上司が部下を励ます。失敗したときこそ、学べることが多いんですよ。
  • 〜ことからその他本文
    「〜という理由で」「〜ということがもとになって」と言う形。名前の由来や、あることが始まったきっかけを説明するときによく使う。「普通形+ことから」。
    〜ことから、…〜たことから
    • 留学生が、先生に聞いた地名の由来を友だちに話す。昔この辺りに橋が多かったことから、この名前がついたそうだよ。
    • 会社で、取引が始まった経緯を説明する。社長どうしが同じ大学だったことから、取引が始まりました。
  • 〜さえ〜ばその他本文
    「〜だけあれば、ほかはいらない」「〜という条件だけで十分だ」と言う形。「N+さえ+Vば/Aければ」「Vます+さえすれば」などの形がある。
    Nさえ〜ばVますさえすれば
    • 留学生が、アルバイト先の面接について友だちに話す。日本語さえできれば、経験はなくてもいいって言われたよ。
    • 会社で、同僚が書類の提出について言う。印鑑さえあれば、今日中に手続きが終わります。
  • 差し伸べるさしのべる動詞本文
    手や腕を相手のほうへのばす。「手を差し伸べる」の形で、困っている人を助けるという意味で使う。
    手を〜救いの手を〜
    • 留学生が、日本に来たころの話をする。道に迷っていたとき、知らない人が手を差し伸べてくれました。
    • 会社で、ボランティア活動の案内をする。困っている人に手を差し伸べる活動に、会社として参加します。
  • 司会しかい名詞(する)本文
    会や式を進める役。また、その役をする人。
    〜をする〜を務める〜者
    • サークルの会議で、留学生が役を頼まれる。今度の交流会の司会をお願いできない?
    • 会社の忘年会の準備で、同僚に伝える。今年の司会は田中さんが務めることになりました。
  • 自己じこ名詞本文
    自分。「自己紹介」「自己管理」のように、他の言葉の前につけて使うことが多い。
    〜紹介〜管理〜責任
    • 交流会で司会に当てられた留学生が、立ち上がって話す。では、自己紹介をします。タイから来たナットです。
    • 会社の健康診断の案内を、同僚と見ながら話す。体調は自己管理が基本だって、毎年同じことを言われますね。
  • 施設しせつ名詞本文
    ある目的のために作られた建物や設備。学校、病院、図書館、スポーツ施設など。
    〜を建てる〜を利用する公共の〜
    • 留学生が、市の案内を見て友だちに言う。この町には、外国人向けの相談施設があるんだって。
    • 会社で、工場の見学の案内をする。新しい施設には、食堂と休憩室もあります。
  • 実現じつげん名詞(する)本文
    計画や夢、希望が、本当のことになること。また、本当のことにすること。
    夢を〜する〜が難しい〜に向けて
    • 留学生が、将来の計画を先生に話す。国に日本語学校を作る夢を、十年以内に実現したいです。
    • 会社で、新しい制度について話す。週に二日の在宅勤務が、ついに実現しました。
  • 素直すなおな形容詞本文
    心がまっすぐで、飾ったり逆らったりしない様子。人の言うことを、そのまま受け入れること。
    〜な人〜に聞く〜な笑顔
    • 留学生が、ホームステイ先の子どもについて話す。注意すると素直に「ごめんなさい」と言う、かわいい子なんだ。
    • 会社で、新人をほめる。彼は素直に人の意見を聞くから、伸びるのが早いですね。
  • すらその他本文
    「〜も」「〜さえ」と同じように、極端な例をあげて「それほどだ」と強く言う助詞。「子どもですら知っている」のように、名詞や助詞の後ろにつく。
    〜すら…ない〜ですら
    • 留学生が、病気のときのことを友だちに話す。熱が高くて、水を飲むことすらできなかった。
    • 会社で、新しい機械の難しさを話す。説明書を読んでも、電源の入れ方すらわかりませんでした。
    「さえ」より硬く、書き言葉に多い。否定の文で使うことが多い。
  • 政治せいじ名詞本文
    国や地域をおさめること。法律を作ったり、税金の使い方を決めたりすること。
    〜に関心がある〜家〜の話
    • 留学生が、日本の選挙のポスターを見て友だちに聞く。日本の若い人は、政治にあまり関心がないって本当?
    • 会社の昼休みに、同僚がニュースを見て話す。職場では政治の話はしないようにしているんです。
  • 選択肢せんたくし名詞本文
    選ぶことができる、いくつかのもの。問題の答えとして並んでいるものにも、人生の道にも使う。
    〜が多い〜を増やす〜の一つ
    • 留学生が、進路について先生と話す。国に帰るか日本で働くか、選択肢が二つあって迷っています。
    • 会社で、商品の種類について話す。お客様の選択肢を増やすために、小さいサイズも作りましょう。
  • 〜ないものかその他本文
    「何とか〜できないだろうか」と、強く願う気持ちを表す形。「Vない+ものか」で、難しいとわかっていても、なんとかしたいときに使う。
    何とか〜ないものか〜ないものだろうか
    • 留学生が、学費について先生に相談する。何とか分けて払えないものかと思って、相談に来ました。
    • 会社で、古いシステムについて同僚とぼやく。このシステム、もう少し速くならないものかなあ。
  • 抜け出すぬけだす動詞本文
    苦しい状態や悪い環境から出る。その場からこっそり出るという意味でも使う。
    貧しさから〜〜から〜会議を〜
    • 留学生が、スピーチで家族のことを話す。兄は、貧しい生活から抜け出すために、都会へ働きに出ました。
    • 会社で、同僚が会議の途中で席を立ったことを話す。電話がかかってきて、少しだけ会議を抜け出しました。
  • 熱心ねっしんな形容詞本文
    一つのことに気持ちを集中して、一生懸命に取り組む様子。
    〜に聞く〜な先生勉強〜
    • 留学生が、日本語教室のボランティアについて話す。先生がとても熱心で、質問に何度でも答えてくれます。
    • 会社で、新人の様子を上司に報告する。彼はメモを取りながら、熱心に説明を聞いていました。
  • 働きづめはたらきづめ名詞本文
    休まずに働き続けること。
    〜で〜の毎日朝から晩まで〜
    • 留学生が、国の両親のことを話す。両親は私を学校に行かせるために、朝から晩まで働きづめでした。
    • 会社で、同僚の体調を心配して言う。先月はずっと働きづめだったから、今週は早く帰ったほうがいいよ。
    「Vます+づめ」は「ずっと〜し続ける」。「立ちづめ」「歩きづめ」も同じ形。
  • 〜はともかくその他本文
    「〜のことはひとまず置いておいて」という意味で、別のことを先に言いたいときの形。「N+はともかく」で、後ろに本当に言いたいことが来る。
    〜はともかく(として)〜はともかく、…
    • 留学生が、友だちとレストランの感想を話す。値段はともかく、味は本当においしかったね。
    • 会社で、上司が企画について言う。細かいデザインはともかく、まず予算が足りるかどうかを確認してください。
  • 話し終えるはなしおえる動詞本文
    話を最後まで終わらせる。「Vます+終える」で「〜し終わる」の意味。
    〜たあと全部〜
    • 留学生が、スピーチ大会の感想を言う。話し終えたとき、みんなが拍手してくれて、涙が出そうになりました。
    • 会社で、説明の順番について打ち合わせる。私が話し終えたら、続けて資料の説明をお願いします。
    「〜終わる」より少し硬く、話し手がきちんと終わらせたという感じがある。
  • 表面的ひょうめんてきな形容詞本文
    外から見える部分だけの様子。中身や本当のところまで届いていないこと。
    〜な知識〜なつきあい〜に見る
    • 留学生が、日本語の勉強について先輩に相談する。文法を表面的に覚えるだけでは、話せるようにならないですね。
    • 会社で、取引先との関係について話す。表面的なつきあいではなく、もっと深く相談できる関係を作りたいです。
  • 物質的ぶっしつてきな形容詞本文
    お金や物など、形のあるものに関する様子。「物質的に」の形で、「お金や物の面では」という意味で使う。
    〜に恵まれる〜な豊かさ〜には
    • 留学生が、スピーチで日本の印象を話す。日本は物質的に豊かですが、忙しそうな人が多いと感じました。
    • 会社で、海外の支店を訪ねた感想を話す。物質的には不自由な生活でしたが、人はとても親切でした。
    反対は「精神的」(心に関すること)。
  • 本物ほんもの名詞本文
    にせものではない、本当のもの。実力や質が本当にすぐれていることにも使う。
    〜の〜〜を見る〜だ
    • 留学生が、美術館に行った感想を言う。教科書で見た絵の本物を見て、大きさにびっくりしました。
    • 会社で、新人の仕事ぶりをほめる。彼の英語は本物ですね。交渉を任せても大丈夫でしょう。
    反対は「にせもの」。
  • 貧しいまずしいい形容詞本文
    お金や物が少なくて、生活が苦しい。内容が乏しいという意味でも使う。
    〜生活〜家に生まれる心が〜
    • 留学生が、スピーチで自分の子ども時代を話す。私の家は貧しくて、新しい教科書を買ってもらえませんでした。
    • 会社で、支援先の国の様子を報告する。貧しい地域では、今も学校に行けない子どもが多いそうです。
    反対は「豊かな」「裕福な」。「貧乏」より硬い言い方。
  • 満足まんぞくな形容詞本文
    十分で、不足がない様子。「満足な食事」のように、必要なだけそろっていること。「満足する」は、望みどおりで心が満ちること。
    〜な〜〜に…ない〜する
    • 留学生が、スピーチで子どものころを話す。満足な教科書もない学校で、先生は黒板だけで教えてくれました。
    • 会社で、忙しかった時期を振り返って話す。先月は、満足に昼ご飯も食べられませんでした。
    「満足に〜ない」の形で「十分に〜できない」。
  • 身内みうち名詞本文
    家族や親戚など、自分に近い人。会社などで同じ仲間という意味でも使う。
    〜だけで〜の集まり〜に不幸がある
    • 留学生が、国の結婚式について友だちに話す。国の結婚式は、身内だけじゃなくて近所の人もみんな来るんだ。
    • 会社で、同僚が休む理由を話す。身内に不幸があって、明日から三日ほど休みます。
  • 満たすみたす動詞本文
    入れ物をいっぱいにする。また、望みや条件を十分にかなえる。
    条件を〜心を〜〜される
    • 留学生が、奨学金の案内を見て先生に相談する。成績の条件は満たしていると思うんですが、申し込めますか。
    • 会社で、商品の企画について話す。安いだけでは、お客様の求めるものを満たすことはできません。
    「満たされる」は、心が十分に満足している様子。
  • 未来みらい名詞本文
    これから先の時。今より後の世の中。
    〜を考える明るい〜子どもたちの〜
    • 留学生が、スピーチの最後に言う。国の子どもたちの未来のために、私は先生になりたいです。
    • 会社で、新しい商品の説明をする。この技術が、未来の暮らしを変えるかもしれません。
    「将来」は自分や近い人のこれからに使うことが多い。「未来」はもっと広く、遠い先のことに使う。
  • 胸が痛むむねがいたむ連語本文
    悲しいことや、かわいそうなことを見聞きして、心が苦しくなる。
    〜話〜ニュース〜ほど
    • 留学生が、ニュースを見て友だちに言う。地震で家をなくした人の話を聞いて、胸が痛んだよ。
    • 会社で、同僚が仕事をやめたことを話す。病気で辞めることになったと聞いて、胸が痛みます。
    「胸が痛い」とも言う。体の痛みではなく、気持ちのこと。
  • 恵むめぐむ動詞本文
    困っている人に、お金や物を与える。「恵まれる」の形で、「よい条件や才能が与えられている」という意味でよく使う。
    〜に恵まれる才能に〜れる環境に〜れる
    • 留学生が、日本での生活を振り返って言う。私はいい先生と友だちに恵まれて、本当に幸せです。
    • 会社で、出張の報告をする。天気に恵まれて、富士山がきれいに見えました。
    本文では「恵まれる」の形で出ることが多いと思われる。「恵む」を人に直接使うと、見下した感じになることがある。
  • 豊かゆたかな形容詞本文
    お金や物が十分にある様子。自然や心、経験などがたっぷりある様子にも使う。
    〜な生活〜な自然心が〜
    • 留学生が、日本の地方を旅行した感想を言う。自然が豊かで、食べ物もおいしくて、また行きたいです。
    • 会社で、仕事以外の時間について話す。お金があることだけが、豊かな生活ではないと思います。
    反対は「貧しい」。
  • 〜よりほかはないその他本文
    「〜以外に方法がない」「〜するしかない」と言う形。ほかの道がないので仕方なくそうする、という気持ちがある。「Vる+よりほかはない」。
    Vるよりほかはない〜よりほかに…ない
    • 留学生が、終電がなくなったあと友だちに言う。歩いて帰るよりほかはないね。
    • 会社で、取引先の急な注文について話す。断れない相手なので、今回は引き受けるよりほかはありません。
    「〜よりほかない」「〜しかない」と同じ意味。
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