本文を読むための語(48語)
扉・本文・「ことばを確かめよう」「内容を確かめよう」に出る語です。
- 汗を流すあせをながす連語本文①体を動かして一生懸命働いたり、運動したりする。②お風呂やシャワーで汗を洗い落とす。〜て働くいっしょに〜シャワーで〜
- 工事現場で働く人が、日本語学校の先生に仕事を説明する。毎日汗を流して働いていますが、やりがいはあります。
- スポーツのあとで、友達を温泉に誘う。汗を流してから帰ろうよ。近くに温泉があるんだ。
- 網あみ名詞本文糸やひもを編んで作った道具。魚をとるときなどに使う。「網を引く」「網にかかる」のように使う。〜を引く〜にかかる〜で魚をとる
- 海の町で民宿に泊まった留学生が、朝の様子を話す。朝早く、漁師さんたちが網を引いているのを見ました。
- ベランダに虫が入ってこないように、店で店員に聞く。窓につける網は、どこにありますか。
- 祝いいわい名詞本文うれしいことがあったときに、喜んで何かをすること。また、そのときに贈るもの。「お祝い」の形でよく使う。お〜をする〜の言葉合格〜
- 友達が就職試験に受かったので、ほかの友達と相談する。お祝いに、週末にみんなで食事に行かない?
- 同僚の結婚を聞いて、何を贈るか先輩に相談する。結婚のお祝いって、いくらぐらいが普通ですか。
- 浮かぶうかぶ動詞本文①考えや思い出、顔の表情などが、自然に出てくる。「顔に笑みが浮かぶ」「いい考えが浮かぶ」。②水や空の上にある。〜が浮かぶ頭に〜笑顔が〜
- 作文のテーマを考えているクラスメートに、様子を聞く。何かいいアイデアは浮かんだ?
- 国の家族の写真を見ながら、留学生がルームメートに話す。この歌を聞くと、母の顔が浮かんでくるんです。
- えんりょ名詞(する)本文相手に悪いと思って、したいことやもらいたいものを控えること。「遠慮する」「遠慮なく」のように使う。〜する〜なく〜がない
- ホームステイ先で、お代わりをすすめられた留学生が答える。ありがとうございます。じゃあ、遠慮なくいただきます。
- 会議で意見を言わない新人に、上司が言う。遠慮しないで、思ったことを言ってください。
漢字では「遠慮」。参照はかな表記。 - えんりょがちな形容詞本文いつも遠慮しているような様子。「〜がち」は「よく〜する・〜することが多い」という意味。〜な人〜に言う〜な態度
- 日本に来たばかりで、質問をためらう学生に先生が言う。遠慮がちに手を挙げなくてもいいですよ。わからないことはどんどん聞いてください。
- 新しいアルバイトの人について、店長がほかのスタッフに話す。まじめだけど遠慮がちだから、みんなから声をかけてあげて。
参照の語形は「えんりょがちな」。「病気がち」「忘れがち」も同じ作り。 - 〜かねるその他本文「Vます+かねる」で、「〜しようと思ってもできない・しにくい」という意味。「お答えしかねます」のように、ていねいに断るときによく使う。お答えし〜〜し〜ます見〜
- アルバイト先の受付で、お客さんに担当者の予定を聞かれたが答えられない。申し訳ありませんが、個人の予定についてはお答えしかねます。
- 料理教室で、作り方の説明が速すぎてついていけないときに講師に言う。すみません、一度に言われると覚えかねますので、もう一度お願いします。
「〜かねない」は反対に「〜するかもしれない(悪いことが)」の意味なので混同しやすい。 - がんばる動詞本文目標のために一生懸命に努力する。苦しくてもやめないでやり続ける。「がんばって」は人をはげますときの決まり文句。〜まで〜〜て〜する〜っている人
- 試験の前日、クラスメートに声をかける。明日がんばろうね。終わったらご飯に行こう。
- 残業が続く同僚を心配して、先輩が言う。がんばるのはいいけど、無理はしないでね。
漢字では「頑張る」。参照はかな表記。 - 気づくきづく動詞本文それまでわからなかったことに、ふと考えが届く。見たり聞いたりしてわかる。「〜に気づく」の形で使う。〜に気づく間違いに〜〜ことに〜
- 提出したレポートの間違いに、あとから自分で気がついた。先生にメールを書く。提出後に名前の書き間違いに気づきました。直したものを送ってもよろしいでしょうか。
- 電車の中で財布を落としそうになったとき、知らない人が教えてくれた。友達に話す。落としそうなことに自分では全然気づかなくて、本当に助かった。
- 声を合わせるこえをあわせる連語本文何人かがいっしょに歌ったり言ったりする。「声をそろえる」とほぼ同じで、気持ちを一つにする感じがある。みんなで〜〜て歌う〜て言う
- 誕生日の人を驚かせようと、友達が集まって準備する。入ってきたら、みんなで声を合わせて「おめでとう」と言おう。
- 地域のお祭りに参加した留学生が、感想を話す。知らない人と声を合わせて歌うのは、初めての経験でした。
- 声をそろえるこえをそろえる連語本文何人かがいっしょに同じことを言ったり歌ったりする。また、みんなが同じ意見を言う。みんなで〜〜て言う〜て歌う
- クラスで合唱の練習をしていて、先生が学生に注意する。一人ひとりはいいんだけど、声をそろえてみましょう。
- 新しいルールについてアルバイト全員に聞いたら、同じ答えだった。店長が話す。みんな声をそろえて「休憩が短すぎる」と言っていました。
- 誘うさそう動詞本文いっしょに何かをしようと、人に声をかける。誘われた側は「誘いを受ける・断る」と言う。〜に誘う〜を誘う食事に〜
- 週末に花見に行く予定の留学生が、同じクラスの友達に声をかける。土曜日に花見に行くんだけど、よかったら誘ってもいい?
- 飲み会に誘われたが、翌日は早いので断りたい。同僚に言う。誘ってくれてうれしいんですが、明日は朝が早いので今回はやめておきます。
- 参加さんか名詞(する)本文会や活動などに加わること。「〜に参加する」の形で使う。〜に参加する〜者〜を申し込む
- 市のボランティア活動の案内を見て、申し込みの窓口で聞く。この清掃活動は、日本語があまり上手でなくても参加できますか。
- 会社の運動会について、人事の人が全員にメールを送る。参加は自由ですが、人数を知りたいので金曜日までに返事をください。
- 自信じしん名詞本文自分の力や考えを信じて、「できる」と思う気持ち。「自信がある」「自信をなくす」のように使う。〜がある〜をなくす〜を持つ
- 試験の前に、クラスメートに準備の様子を聞かれて答える。読解は自信があるけど、聴解はちょっと心配。
- 面接で失敗して落ち込んでいる後輩に、先輩が声をかける。一回失敗したくらいで自信をなくさないで。次はきっと大丈夫。
「地震(じしん)」と同じ音なので、聞き取りで混同しやすい。 - 白けるしらける動詞本文楽しかった場の空気が、冷めてつまらなくなる。「場が白ける」「冗談で白ける」のように使う。場が〜空気が〜〜た顔
- 飲み会で仕事の話を始めた上司について、あとで同僚が話す。せっかく盛り上がっていたのに、あの話で一気に白けちゃったね。
- パーティーで何かやってほしいと頼まれて、心配して友達に言う。私が歌ったら、みんな白けるんじゃないかな。
- 想像そうぞう名詞(する)本文実際には見ていないことを、頭の中で思い描くこと。「〜を想像する」「想像がつく」のように使う。〜を想像する〜がつく〜以上に〜
- 日本に来る前のイメージと実際の違いを、友達に話す。来る前に想像していたより、物価が高くてびっくりした。
- 引っ越し先の部屋の写真を見せてもらって、ひとこと言う。写真だけじゃ、どのくらい広いか想像がつかないね。
「創造(そうぞう)」と同じ音。 - 送別そうべつ名詞本文遠くへ行く人や、会社・学校を離れる人を、みんなで送ること。「送別会」の形でよく使う。〜会〜会を開く〜の言葉
- 帰国する同僚のために職場で会を計画している。幹事がメンバーに声をかける。来週の金曜日にリンさんの送別会を開きます。都合はどうですか。
- 日本語学校の修了式のあとで、先生が学生にひとこと言う。送別の言葉は短くします。どこにいても元気でいてください。
- それぞれ副詞本文一つひとつ、一人ひとり別々に。「それぞれ違う」「それぞれの国」のように、全部が別だということを表す。〜違う〜の国〜に〜
- クラスの自己紹介の前に、先生が学生に言う。それぞれ自分の国の料理を一つ紹介してください。
- グループで旅行の計画を立てるとき、意見がまとまらないので提案する。行きたい場所はそれぞれ違うから、午後は自由行動にしない?
名詞的に「それぞれの〜」「それぞれが」の形でも使う。 - 田植たうえ名詞本文田んぼに稲の苗を植えること。春から初夏にかけて行う農作業。ふつうは「田植え」と書く。〜をする〜の時期〜を手伝う
- 農家でアルバイトをしている留学生が、クラスで体験を話す。先週は田植えを手伝いました。腰が痛くなりましたが、楽しかったです。
- 5月の連休の予定を聞かれて、同僚が答える。実家に帰って田植えの手伝いをします。
- 耐え難いたえがたいい形容詞本文がまんするのが難しいほどつらい。「耐え難い暑さ」「耐え難い苦しみ」のように、程度が強いことを言う。〜暑さ〜苦しみ〜ほど〜
- エアコンが壊れたアパートで、大家さんに修理を頼む。この暑さは耐え難いので、できるだけ早く見に来ていただけませんか。
- 同じことを何度も言われてつらいと、友達に打ち明ける。毎日同じ注意をされるのは、正直、耐え難いです。
「Vます+がたい」は「〜するのが難しい」の意味(理解しがたい・信じがたい)。 - 耐えるたえる動詞本文つらいことや苦しいことを、がまんして持ちこたえる。「寒さに耐える」「批判に耐える」のように使う。〜に耐える痛みに〜寒さに〜
- 工場で働く人が、冬の作業のつらさを友達に話す。朝の寒さに耐えて働くのは、本当に大変だよ。
- 日本語の発表で失敗して落ち込む後輩を、先輩がなぐさめる。最初はみんな恥ずかしい思いに耐えて、だんだんうまくなるんだよ。
- 立場たちば名詞本文その人が置かれている位置や役割。「先生の立場」「相手の立場に立つ」のように、ものの見方や責任を含めて言う。〜に立つ〜が違う相手の〜
- クレームの対応で困っている後輩に、先輩がアドバイスする。まずお客さんの立場に立って、何に困っているのか考えてみよう。
- 店長に残業を頼まれて、断りにくいと友達に話す。アルバイトの立場では、なかなか「できません」とは言えないんだよね。
- 立場上たちばじょう名詞本文自分の役割や地位から考えて、そうしなければならない、またはそうはできない、と言うときの言い方。「立場上、断れない」のように副詞的に使う。〜、断れない〜、言えない〜しかたがない
- 新人の歓迎会で乾杯のあいさつを頼まれた。気が進まないが、リーダーなので引き受けると同僚に言う。リーダーの立場上、断るわけにはいかないよ。
- 学校のことで聞かれたが、職員として答えられないことがある。学生に説明する。すみません、立場上、ほかの学生の成績のことは言えないんです。
- 楽しむたのしむ動詞本文何かをして楽しい気持ちを味わう。「〜を楽しむ」の形で、ゆっくり味わう感じで使う。〜を楽しむ旅行を〜会話を〜
- 観光に行く留学生に、ホストファミリーが声をかける。細かい予定は気にしないで、一日を楽しんできてください。
- 休日の過ごし方を同僚に聞かれて答える。最近は、近所の公園でコーヒーを飲みながら読書を楽しんでいます。
- 頼りたより名詞本文困ったときに助けにできるもの・人。「頼りになる」「〜を頼りにする」の形でよく使う。〜になる〜にする〜がない
- 引っ越しのとき、荷物を運ぶのを手伝ってくれた友達に言う。本当に頼りになるね。今度は私が手伝うから言ってね。
- 初めて日本で病院に行くとき、日本語が上手な先輩についてきてもらう。先輩だけが頼りなので、いっしょに来てもらえると助かります。
- 力ちから名詞本文①何かをする能力や、人を動かすはたらき。「歌の力」「言葉の力」のように、目に見えない効果にも使う。②体の力。〜がある〜になる〜を入れる
- 好きな音楽を聞くと元気になると、留学生が友達に話す。疲れているときに歌を聞くと元気が出るから、音楽には力があると思う。
- 重い荷物を運ぶのを手伝ってもらって、同僚にお礼を言う。力がありますね。一人では絶対に持てませんでした。
- 摘むつむ動詞本文指で花や葉、実などを取る。「茶を摘む」「花を摘む」のように使う。茶を〜花を〜いちごを〜
- 週末に農園に行った友達が、写真を見せながら話す。自分で摘んだいちごをその場で食べられるんだよ。
- お茶の産地に旅行する計画を立てていて、ガイドの人に聞く。観光客でもお茶を摘む体験はできますか。
- 〜てはその他本文「Vては、V」の形で、二つの動作が何度もくり返されることを表す。「食べては寝る」「書いては消す」のように使う。「〜てはいけない」の「ては」とは別。Vては、VVては〜、Vては〜書いては消す
- 作文の宿題に時間がかかった理由を、先生に話す。書いては消し、書いては消しで、なかなか進みませんでした。
- 休みの日に何をしていたか聞かれて、友達に答える。食べては寝て、食べては寝て。一日中そんな感じだった。
否定の「〜ては困る/〜てはいけない」と形が同じなので、前後の動詞のくり返しで見分ける。 - どうしても副詞本文①否定といっしょに使って、「いろいろやっても〜できない」。②「何があっても必ず〜したい」という強い気持ち。〜できない〜〜たい〜と言うなら
- 発音の練習で苦労している学生が、先生に相談する。「つ」の音がどうしてもうまく言えないんです。
- 好きな歌手のコンサートのチケットが欲しくて、友達に頼む。どうしても行きたいから、いっしょに申し込んでくれない?
- 童謡どうよう名詞本文子どものために作られた歌。だれでも知っているような、やさしい言葉とメロディーの歌が多い。〜を歌う〜を聞く日本の〜
- 保育園で働く外国人スタッフが、日本人の先輩に教えてもらう。子どもたちがよく歌う童謡を、いくつか教えてもらえますか。
- 日本語の授業で歌を習ったあと、学生が感想を言う。この童謡は、私の国の子どもの歌とメロディーが似ています。
- 特別とくべつな形容詞本文ふつうと違っていること。ほかのものとは別に扱うこと。「特別な日」「特別に許す」のように使う。〜な日〜に〜する〜扱い
- 誕生日に友達から高いレストランに誘われて、少し遠慮して言う。誕生日といっても、特別なことはしなくていいよ。
- アルバイト先で、試験の前だけシフトを減らしてもらえた。店長にお礼を言う。試験の週だけ特別に休ませていただいて、ありがとうございます。
参照の語形は「特別な」。副詞的に「特別に」の形でもよく使う。 - 〜ところその他本文動詞に付いて、動作の場面や時点を表す。「Vるところ」はその直前、「Vているところ」はその最中、「Vたところ」はその直後。また「Vたところ、〜」で「〜したら、〜だった」という結果も表す。VるところだVているところだVたところ、〜
- 家で夕飯の準備をしているときに、友達から電話がかかってくる。ごめん、今ちょうど料理をしているところなんだ。あとでかけ直してもいい?
- 店に問い合わせた結果を、同僚に報告する。電話で聞いてみたところ、来週なら予約が取れるそうです。
この課の本文でどの用法が中心かは確かめてから扱う。 - なじむ動詞本文新しい場所・人・物に慣れて、自然に合うようになる。「職場になじむ」「手になじむ」のように使う。〜になじむ職場に〜新しい環境に〜
- 日本の会社に入って3か月の留学生が、先輩に近況を聞かれて答える。最初は不安でしたが、やっと職場になじんできました。
- 引っ越したばかりの町で、近所の人に声をかけられて話す。まだこの町になじんでいないので、おすすめの店を教えてもらえませんか。
- 〜なりにその他本文「N+なりに」で、「そのものの程度や立場に合ったやり方で」という意味。「自分なりに考えた」「子どもなりの理由」のように使う。十分ではないが、その範囲でがんばった、という感じが出る。自分〜私〜に〜N〜の〜
- 発表のあとで、先生に準備の様子を聞かれて答える。まだ日本語が下手ですが、自分なりに一生懸命まとめました。
- 新人の作った資料に不十分なところはあるが、上司がほかの人に話す。新人なりによく調べてあるから、まず読んでみてください。
- 苦手にがてな形容詞本文上手にできなくて、したくないと感じること。また、その人や物が好きになれないこと。「〜が苦手だ」の形で使う。〜が苦手だ〜な科目〜な人
- 日本語の授業で、先生に何が難しいか聞かれて答える。漢字を書くのは好きですが、人の前で話すのが苦手です。
- 飲み会で、食べられないものがあるか同僚に聞かれる。生の魚がちょっと苦手なので、ほかの料理をお願いしてもいいですか。
参照の語形は「苦手な」。反対は「得意(な)」。 - 〜に違いないにちがいないその他本文「普通形+に違いない」で、「きっと〜だ」と強く思っていることを表す。根拠があって、ほぼ間違いないと感じているときに使う。な形容詞と名詞は「〜(である)に違いない」。〜に違いない〜たに違いない〜のに違いない
- いつも元気な同僚が今日は静かなので、ほかの同僚と話す。あの様子だと、何かあったに違いないよ。
- 引っ越しの翌日、部屋の中に見知らぬ袋があるのを見つけて、ルームメートに言う。これは前に住んでいた人の忘れ物に違いない。管理人さんに聞いてみよう。
「〜に決まっている」は話し言葉で、より決めつけが強い。 - はげます動詞本文落ち込んでいる人や困っている人に、元気が出るように声をかける。「友達をはげます」「はげましの言葉」のように使う。〜をはげます〜の言葉〜て言う
- 試験の結果が悪くて泣いている友達に、声をかける。今回はだめだったけど、次があるよ。いっしょにがんばろう。そう言ってはげました。
- 病気で入院している同僚を見舞いに行く前に、先輩に相談する。何と言ってはげましたらいいか、わからなくて。
漢字では「励ます」。参照はかな表記。 - 浜はま名詞本文海や湖の水に近い、砂や石の地面。「浜辺」「砂浜」とも言う。〜を歩く〜に出る砂〜
- 夏休みに海に行く計画を立てていて、友達に提案する。夕方、浜を散歩してから花火をしようよ。
- 海の近くの町に引っ越した同僚に、暮らしを聞く。朝、浜まで走るのが日課になりました。
- 間があるまがある連語本文話や音楽、動作のあいだに、少し時間が空く。会話では「返事までに間があった」のように、沈黙ができることを言う。少し〜返事まで〜〜てから話す
- 歌の練習で、歌い出しのタイミングがつかめない学生に先生が言う。ここは少し間があるので、あわてて歌い出さないでください。
- 電話で予定を聞いたときの相手の様子を、友達に話す。返事まで間があったから、本当は来たくないのかもしれない。
- 見知らぬみしらぬ連体詞本文会ったことがなくて知らない。「見知らぬ人」「見知らぬ町」のように、名詞の前に付けて使う。書き言葉的。〜人〜町〜土地
- 駅で道に迷ったとき助けてもらった話を、留学生がクラスで発表する。見知らぬ人が声をかけてくれて、駅まで案内してくれました。
- 初めて日本に来た日のことを、日記に書く。見知らぬ町で一人になって、少し心細かった。
話し言葉では「知らない人」のほうが自然。 - 向けるむける動詞本文顔・目・注意などを、ある方向や相手のほうに向かわせる。「目を向ける」「注意を向ける」のように使う。目を〜顔を〜〜に注意を〜
- 写真を撮るときに、カメラのほうを見てほしいと友達に言う。みんな、こっちに顔を向けて。撮るよ。
- 発表の練習で、原稿ばかり見ている学生に先生が注意する。ときどき聞いている人のほうに目を向けると、伝わりやすくなりますよ。
- 〜ものだからその他本文「普通形+ものだから」で理由を言う形。「だから仕方がなかった」という言い訳や説明の気持ちが入ることが多い。話し言葉では「〜もんだから」とも言う。〜ものだから、〜〜なものだから〜ものですから
- 会議に遅れた社員が、上司に理由を説明する。電車が途中で止まったものですから、遅くなってしまいました。申し訳ありません。
- 宿題を出さなかった学生が、先生に事情を話す。昨日はアルバイトが夜中までだったものだから、できませんでした。
自分の意志で決めたことの理由には使いにくい。「〜ので」より言い訳の感じが強い。 - 勇気ゆうき名詞本文こわいことや難しいことに向かっていく心の強さ。「勇気がある」「勇気を出す」のように使う。〜を出す〜がある〜がいる
- 日本人に話しかけるのがこわいという学生に、先生が言う。最初の一言だけ勇気を出してみてください。あとは何とかなります。
- 上司の間違いを指摘した同僚について、感心して話す。あの場で言うなんて、勇気があるね。
- 勇気づけるゆうきづける動詞本文こわがったり不安になったりしている人に、勇気を持たせる。元気づける。〜を勇気づける人を〜〜られる
- 試験に落ちて落ち込んでいる友達に、同じ経験をした先輩が声をかける。私も一度落ちたけど、次は受かったよ。少しは勇気づけられた?
- 国で災害があったとき、日本から応援のメッセージを送る。家族を勇気づけたくて、毎日電話をしています。
- 夢ゆめ名詞本文①将来こうなりたいという願い。「夢を持つ」「夢がかなう」。②寝ているときに見るもの。〜を持つ〜がかなう〜を見る
- 進路の面談で、先生に将来のことを聞かれて答える。日本で働いて、いつか自分の店を持つのが夢です。
- 朝、寝不足そうな同僚に理由を聞く。変な夢を見て、夜中に目が覚めちゃったんだ。
- よそ名詞本文自分がいる場所や属するところではない、ほかの場所・ほかの人。「よその国」「よその家」のように使う。「よそを見る」は「別のほうを見る」。〜の国〜の家〜を見る
- 自分の会社のやり方に疑問を持った社員が、同僚に言う。よその会社では、もっと早く帰れると聞いたよ。
- 授業中にぼんやりしている学生に、先生が声をかける。よそを見ていないで、こっちを見てください。
- 分かち合うわかちあう動詞本文喜びや苦しみなどを、ほかの人といっしょに持つ。「喜びを分かち合う」のように、気持ちについて使うことが多い。喜びを〜苦しみを〜〜と〜
- チームで準備したイベントが成功して、リーダーがみんなに言う。今日の喜びを、みんなで分かち合いたいと思います。
- 同じ国から来た友達と、日本での苦労を話す。つらいことを分かち合える友達がいて、本当によかった。
- 生まれつき副詞本文生まれたときからそうであること。性格や体の特徴について言う。「生まれつき体が弱い」のように使う。〜体が弱い〜の性格〜〜が苦手だ
- カラオケに行く話になって、歌が苦手な留学生が友達に説明する。歌うのは生まれつき苦手なんです。聞く専門でいいですか。
- 暑さに強い同僚を見て、うらやましく思い話しかける。生まれつき暑さに強いなんて、いいですね。私はすぐにばててしまいます。
名詞として「生まれつきの〜」の形でも使う。