日本語教員プラネット 日本語教員試験 対策の問題集

『中級から学ぶ日本語』第16課「うたう」の語彙リスト(48語)

『テーマ別 中級から学ぶ日本語 三訂版』 ・ 意味・連語・例文はすべて自作

第16課の新出語を、本文を読むために要る語(48語)と、練習・作文などに出る語(0語)に分けて五十音順に並べています。意味は学習者に説明する日本語で、「いっしょに使う形」はよく付く助詞と連語、例文は「状況→その中で言う文」の形です。教科書の本文・例文は載せていません。

本文を読むための語(48語)

扉・本文・「ことばを確かめよう」「内容を確かめよう」に出る語です。

  • 汗を流すあせをながす連語本文
    ①体を動かして一生懸命働いたり、運動したりする。②お風呂やシャワーで汗を洗い落とす。
    〜て働くいっしょに〜シャワーで〜
    • 工事現場で働く人が、日本語学校の先生に仕事を説明する。毎日汗を流して働いていますが、やりがいはあります。
    • スポーツのあとで、友達を温泉に誘う。汗を流してから帰ろうよ。近くに温泉があるんだ。
  • 網あみ名詞本文
    糸やひもを編んで作った道具。魚をとるときなどに使う。「網を引く」「網にかかる」のように使う。
    〜を引く〜にかかる〜で魚をとる
    • 海の町で民宿に泊まった留学生が、朝の様子を話す。朝早く、漁師さんたちが網を引いているのを見ました。
    • ベランダに虫が入ってこないように、店で店員に聞く。窓につける網は、どこにありますか。
  • 祝いいわい名詞本文
    うれしいことがあったときに、喜んで何かをすること。また、そのときに贈るもの。「お祝い」の形でよく使う。
    お〜をする〜の言葉合格〜
    • 友達が就職試験に受かったので、ほかの友達と相談する。お祝いに、週末にみんなで食事に行かない?
    • 同僚の結婚を聞いて、何を贈るか先輩に相談する。結婚のお祝いって、いくらぐらいが普通ですか。
  • 浮かぶうかぶ動詞本文
    ①考えや思い出、顔の表情などが、自然に出てくる。「顔に笑みが浮かぶ」「いい考えが浮かぶ」。②水や空の上にある。
    〜が浮かぶ頭に〜笑顔が〜
    • 作文のテーマを考えているクラスメートに、様子を聞く。何かいいアイデアは浮かんだ?
    • 国の家族の写真を見ながら、留学生がルームメートに話す。この歌を聞くと、母の顔が浮かんでくるんです。
  • えんりょ名詞(する)本文
    相手に悪いと思って、したいことやもらいたいものを控えること。「遠慮する」「遠慮なく」のように使う。
    〜する〜なく〜がない
    • ホームステイ先で、お代わりをすすめられた留学生が答える。ありがとうございます。じゃあ、遠慮なくいただきます。
    • 会議で意見を言わない新人に、上司が言う。遠慮しないで、思ったことを言ってください。
    漢字では「遠慮」。参照はかな表記。
  • えんりょがちな形容詞本文
    いつも遠慮しているような様子。「〜がち」は「よく〜する・〜することが多い」という意味。
    〜な人〜に言う〜な態度
    • 日本に来たばかりで、質問をためらう学生に先生が言う。遠慮がちに手を挙げなくてもいいですよ。わからないことはどんどん聞いてください。
    • 新しいアルバイトの人について、店長がほかのスタッフに話す。まじめだけど遠慮がちだから、みんなから声をかけてあげて。
    参照の語形は「えんりょがちな」。「病気がち」「忘れがち」も同じ作り。
  • 〜かねるその他本文
    「Vます+かねる」で、「〜しようと思ってもできない・しにくい」という意味。「お答えしかねます」のように、ていねいに断るときによく使う。
    お答えし〜〜し〜ます見〜
    • アルバイト先の受付で、お客さんに担当者の予定を聞かれたが答えられない。申し訳ありませんが、個人の予定についてはお答えしかねます。
    • 料理教室で、作り方の説明が速すぎてついていけないときに講師に言う。すみません、一度に言われると覚えかねますので、もう一度お願いします。
    「〜かねない」は反対に「〜するかもしれない(悪いことが)」の意味なので混同しやすい。
  • がんばる動詞本文
    目標のために一生懸命に努力する。苦しくてもやめないでやり続ける。「がんばって」は人をはげますときの決まり文句。
    〜まで〜〜て〜する〜っている人
    • 試験の前日、クラスメートに声をかける。明日がんばろうね。終わったらご飯に行こう。
    • 残業が続く同僚を心配して、先輩が言う。がんばるのはいいけど、無理はしないでね。
    漢字では「頑張る」。参照はかな表記。
  • 気づくきづく動詞本文
    それまでわからなかったことに、ふと考えが届く。見たり聞いたりしてわかる。「〜に気づく」の形で使う。
    〜に気づく間違いに〜〜ことに〜
    • 提出したレポートの間違いに、あとから自分で気がついた。先生にメールを書く。提出後に名前の書き間違いに気づきました。直したものを送ってもよろしいでしょうか。
    • 電車の中で財布を落としそうになったとき、知らない人が教えてくれた。友達に話す。落としそうなことに自分では全然気づかなくて、本当に助かった。
  • 声を合わせるこえをあわせる連語本文
    何人かがいっしょに歌ったり言ったりする。「声をそろえる」とほぼ同じで、気持ちを一つにする感じがある。
    みんなで〜〜て歌う〜て言う
    • 誕生日の人を驚かせようと、友達が集まって準備する。入ってきたら、みんなで声を合わせて「おめでとう」と言おう。
    • 地域のお祭りに参加した留学生が、感想を話す。知らない人と声を合わせて歌うのは、初めての経験でした。
  • 声をそろえるこえをそろえる連語本文
    何人かがいっしょに同じことを言ったり歌ったりする。また、みんなが同じ意見を言う。
    みんなで〜〜て言う〜て歌う
    • クラスで合唱の練習をしていて、先生が学生に注意する。一人ひとりはいいんだけど、声をそろえてみましょう。
    • 新しいルールについてアルバイト全員に聞いたら、同じ答えだった。店長が話す。みんな声をそろえて「休憩が短すぎる」と言っていました。
  • 誘うさそう動詞本文
    いっしょに何かをしようと、人に声をかける。誘われた側は「誘いを受ける・断る」と言う。
    〜に誘う〜を誘う食事に〜
    • 週末に花見に行く予定の留学生が、同じクラスの友達に声をかける。土曜日に花見に行くんだけど、よかったら誘ってもいい?
    • 飲み会に誘われたが、翌日は早いので断りたい。同僚に言う。誘ってくれてうれしいんですが、明日は朝が早いので今回はやめておきます。
  • 参加さんか名詞(する)本文
    会や活動などに加わること。「〜に参加する」の形で使う。
    〜に参加する〜者〜を申し込む
    • 市のボランティア活動の案内を見て、申し込みの窓口で聞く。この清掃活動は、日本語があまり上手でなくても参加できますか。
    • 会社の運動会について、人事の人が全員にメールを送る。参加は自由ですが、人数を知りたいので金曜日までに返事をください。
  • 自信じしん名詞本文
    自分の力や考えを信じて、「できる」と思う気持ち。「自信がある」「自信をなくす」のように使う。
    〜がある〜をなくす〜を持つ
    • 試験の前に、クラスメートに準備の様子を聞かれて答える。読解は自信があるけど、聴解はちょっと心配。
    • 面接で失敗して落ち込んでいる後輩に、先輩が声をかける。一回失敗したくらいで自信をなくさないで。次はきっと大丈夫。
    「地震(じしん)」と同じ音なので、聞き取りで混同しやすい。
  • 白けるしらける動詞本文
    楽しかった場の空気が、冷めてつまらなくなる。「場が白ける」「冗談で白ける」のように使う。
    場が〜空気が〜〜た顔
    • 飲み会で仕事の話を始めた上司について、あとで同僚が話す。せっかく盛り上がっていたのに、あの話で一気に白けちゃったね。
    • パーティーで何かやってほしいと頼まれて、心配して友達に言う。私が歌ったら、みんな白けるんじゃないかな。
  • 想像そうぞう名詞(する)本文
    実際には見ていないことを、頭の中で思い描くこと。「〜を想像する」「想像がつく」のように使う。
    〜を想像する〜がつく〜以上に〜
    • 日本に来る前のイメージと実際の違いを、友達に話す。来る前に想像していたより、物価が高くてびっくりした。
    • 引っ越し先の部屋の写真を見せてもらって、ひとこと言う。写真だけじゃ、どのくらい広いか想像がつかないね。
    「創造(そうぞう)」と同じ音。
  • 送別そうべつ名詞本文
    遠くへ行く人や、会社・学校を離れる人を、みんなで送ること。「送別会」の形でよく使う。
    〜会〜会を開く〜の言葉
    • 帰国する同僚のために職場で会を計画している。幹事がメンバーに声をかける。来週の金曜日にリンさんの送別会を開きます。都合はどうですか。
    • 日本語学校の修了式のあとで、先生が学生にひとこと言う。送別の言葉は短くします。どこにいても元気でいてください。
  • それぞれ副詞本文
    一つひとつ、一人ひとり別々に。「それぞれ違う」「それぞれの国」のように、全部が別だということを表す。
    〜違う〜の国〜に〜
    • クラスの自己紹介の前に、先生が学生に言う。それぞれ自分の国の料理を一つ紹介してください。
    • グループで旅行の計画を立てるとき、意見がまとまらないので提案する。行きたい場所はそれぞれ違うから、午後は自由行動にしない?
    名詞的に「それぞれの〜」「それぞれが」の形でも使う。
  • 田植たうえ名詞本文
    田んぼに稲の苗を植えること。春から初夏にかけて行う農作業。ふつうは「田植え」と書く。
    〜をする〜の時期〜を手伝う
    • 農家でアルバイトをしている留学生が、クラスで体験を話す。先週は田植えを手伝いました。腰が痛くなりましたが、楽しかったです。
    • 5月の連休の予定を聞かれて、同僚が答える。実家に帰って田植えの手伝いをします。
  • 耐え難いたえがたいい形容詞本文
    がまんするのが難しいほどつらい。「耐え難い暑さ」「耐え難い苦しみ」のように、程度が強いことを言う。
    〜暑さ〜苦しみ〜ほど〜
    • エアコンが壊れたアパートで、大家さんに修理を頼む。この暑さは耐え難いので、できるだけ早く見に来ていただけませんか。
    • 同じことを何度も言われてつらいと、友達に打ち明ける。毎日同じ注意をされるのは、正直、耐え難いです。
    「Vます+がたい」は「〜するのが難しい」の意味(理解しがたい・信じがたい)。
  • 耐えるたえる動詞本文
    つらいことや苦しいことを、がまんして持ちこたえる。「寒さに耐える」「批判に耐える」のように使う。
    〜に耐える痛みに〜寒さに〜
    • 工場で働く人が、冬の作業のつらさを友達に話す。朝の寒さに耐えて働くのは、本当に大変だよ。
    • 日本語の発表で失敗して落ち込む後輩を、先輩がなぐさめる。最初はみんな恥ずかしい思いに耐えて、だんだんうまくなるんだよ。
  • 立場たちば名詞本文
    その人が置かれている位置や役割。「先生の立場」「相手の立場に立つ」のように、ものの見方や責任を含めて言う。
    〜に立つ〜が違う相手の〜
    • クレームの対応で困っている後輩に、先輩がアドバイスする。まずお客さんの立場に立って、何に困っているのか考えてみよう。
    • 店長に残業を頼まれて、断りにくいと友達に話す。アルバイトの立場では、なかなか「できません」とは言えないんだよね。
  • 立場上たちばじょう名詞本文
    自分の役割や地位から考えて、そうしなければならない、またはそうはできない、と言うときの言い方。「立場上、断れない」のように副詞的に使う。
    〜、断れない〜、言えない〜しかたがない
    • 新人の歓迎会で乾杯のあいさつを頼まれた。気が進まないが、リーダーなので引き受けると同僚に言う。リーダーの立場上、断るわけにはいかないよ。
    • 学校のことで聞かれたが、職員として答えられないことがある。学生に説明する。すみません、立場上、ほかの学生の成績のことは言えないんです。
  • 楽しむたのしむ動詞本文
    何かをして楽しい気持ちを味わう。「〜を楽しむ」の形で、ゆっくり味わう感じで使う。
    〜を楽しむ旅行を〜会話を〜
    • 観光に行く留学生に、ホストファミリーが声をかける。細かい予定は気にしないで、一日を楽しんできてください。
    • 休日の過ごし方を同僚に聞かれて答える。最近は、近所の公園でコーヒーを飲みながら読書を楽しんでいます。
  • 頼りたより名詞本文
    困ったときに助けにできるもの・人。「頼りになる」「〜を頼りにする」の形でよく使う。
    〜になる〜にする〜がない
    • 引っ越しのとき、荷物を運ぶのを手伝ってくれた友達に言う。本当に頼りになるね。今度は私が手伝うから言ってね。
    • 初めて日本で病院に行くとき、日本語が上手な先輩についてきてもらう。先輩だけが頼りなので、いっしょに来てもらえると助かります。
  • 力ちから名詞本文
    ①何かをする能力や、人を動かすはたらき。「歌の力」「言葉の力」のように、目に見えない効果にも使う。②体の力。
    〜がある〜になる〜を入れる
    • 好きな音楽を聞くと元気になると、留学生が友達に話す。疲れているときに歌を聞くと元気が出るから、音楽には力があると思う。
    • 重い荷物を運ぶのを手伝ってもらって、同僚にお礼を言う。力がありますね。一人では絶対に持てませんでした。
  • 摘むつむ動詞本文
    指で花や葉、実などを取る。「茶を摘む」「花を摘む」のように使う。
    茶を〜花を〜いちごを〜
    • 週末に農園に行った友達が、写真を見せながら話す。自分で摘んだいちごをその場で食べられるんだよ。
    • お茶の産地に旅行する計画を立てていて、ガイドの人に聞く。観光客でもお茶を摘む体験はできますか。
  • 〜てはその他本文
    「Vては、V」の形で、二つの動作が何度もくり返されることを表す。「食べては寝る」「書いては消す」のように使う。「〜てはいけない」の「ては」とは別。
    Vては、VVては〜、Vては〜書いては消す
    • 作文の宿題に時間がかかった理由を、先生に話す。書いては消し、書いては消しで、なかなか進みませんでした。
    • 休みの日に何をしていたか聞かれて、友達に答える。食べては寝て、食べては寝て。一日中そんな感じだった。
    否定の「〜ては困る/〜てはいけない」と形が同じなので、前後の動詞のくり返しで見分ける。
  • どうしても副詞本文
    ①否定といっしょに使って、「いろいろやっても〜できない」。②「何があっても必ず〜したい」という強い気持ち。
    〜できない〜〜たい〜と言うなら
    • 発音の練習で苦労している学生が、先生に相談する。「つ」の音がどうしてもうまく言えないんです。
    • 好きな歌手のコンサートのチケットが欲しくて、友達に頼む。どうしても行きたいから、いっしょに申し込んでくれない?
  • 童謡どうよう名詞本文
    子どものために作られた歌。だれでも知っているような、やさしい言葉とメロディーの歌が多い。
    〜を歌う〜を聞く日本の〜
    • 保育園で働く外国人スタッフが、日本人の先輩に教えてもらう。子どもたちがよく歌う童謡を、いくつか教えてもらえますか。
    • 日本語の授業で歌を習ったあと、学生が感想を言う。この童謡は、私の国の子どもの歌とメロディーが似ています。
  • 特別とくべつな形容詞本文
    ふつうと違っていること。ほかのものとは別に扱うこと。「特別な日」「特別に許す」のように使う。
    〜な日〜に〜する〜扱い
    • 誕生日に友達から高いレストランに誘われて、少し遠慮して言う。誕生日といっても、特別なことはしなくていいよ。
    • アルバイト先で、試験の前だけシフトを減らしてもらえた。店長にお礼を言う。試験の週だけ特別に休ませていただいて、ありがとうございます。
    参照の語形は「特別な」。副詞的に「特別に」の形でもよく使う。
  • 〜ところその他本文
    動詞に付いて、動作の場面や時点を表す。「Vるところ」はその直前、「Vているところ」はその最中、「Vたところ」はその直後。また「Vたところ、〜」で「〜したら、〜だった」という結果も表す。
    VるところだVているところだVたところ、〜
    • 家で夕飯の準備をしているときに、友達から電話がかかってくる。ごめん、今ちょうど料理をしているところなんだ。あとでかけ直してもいい?
    • 店に問い合わせた結果を、同僚に報告する。電話で聞いてみたところ、来週なら予約が取れるそうです。
    この課の本文でどの用法が中心かは確かめてから扱う。
  • なじむ動詞本文
    新しい場所・人・物に慣れて、自然に合うようになる。「職場になじむ」「手になじむ」のように使う。
    〜になじむ職場に〜新しい環境に〜
    • 日本の会社に入って3か月の留学生が、先輩に近況を聞かれて答える。最初は不安でしたが、やっと職場になじんできました。
    • 引っ越したばかりの町で、近所の人に声をかけられて話す。まだこの町になじんでいないので、おすすめの店を教えてもらえませんか。
  • 〜なりにその他本文
    「N+なりに」で、「そのものの程度や立場に合ったやり方で」という意味。「自分なりに考えた」「子どもなりの理由」のように使う。十分ではないが、その範囲でがんばった、という感じが出る。
    自分〜私〜に〜N〜の〜
    • 発表のあとで、先生に準備の様子を聞かれて答える。まだ日本語が下手ですが、自分なりに一生懸命まとめました。
    • 新人の作った資料に不十分なところはあるが、上司がほかの人に話す。新人なりによく調べてあるから、まず読んでみてください。
  • 苦手にがてな形容詞本文
    上手にできなくて、したくないと感じること。また、その人や物が好きになれないこと。「〜が苦手だ」の形で使う。
    〜が苦手だ〜な科目〜な人
    • 日本語の授業で、先生に何が難しいか聞かれて答える。漢字を書くのは好きですが、人の前で話すのが苦手です。
    • 飲み会で、食べられないものがあるか同僚に聞かれる。生の魚がちょっと苦手なので、ほかの料理をお願いしてもいいですか。
    参照の語形は「苦手な」。反対は「得意(な)」。
  • 〜に違いないにちがいないその他本文
    「普通形+に違いない」で、「きっと〜だ」と強く思っていることを表す。根拠があって、ほぼ間違いないと感じているときに使う。な形容詞と名詞は「〜(である)に違いない」。
    〜に違いない〜たに違いない〜のに違いない
    • いつも元気な同僚が今日は静かなので、ほかの同僚と話す。あの様子だと、何かあったに違いないよ。
    • 引っ越しの翌日、部屋の中に見知らぬ袋があるのを見つけて、ルームメートに言う。これは前に住んでいた人の忘れ物に違いない。管理人さんに聞いてみよう。
    「〜に決まっている」は話し言葉で、より決めつけが強い。
  • はげます動詞本文
    落ち込んでいる人や困っている人に、元気が出るように声をかける。「友達をはげます」「はげましの言葉」のように使う。
    〜をはげます〜の言葉〜て言う
    • 試験の結果が悪くて泣いている友達に、声をかける。今回はだめだったけど、次があるよ。いっしょにがんばろう。そう言ってはげました。
    • 病気で入院している同僚を見舞いに行く前に、先輩に相談する。何と言ってはげましたらいいか、わからなくて。
    漢字では「励ます」。参照はかな表記。
  • 浜はま名詞本文
    海や湖の水に近い、砂や石の地面。「浜辺」「砂浜」とも言う。
    〜を歩く〜に出る砂〜
    • 夏休みに海に行く計画を立てていて、友達に提案する。夕方、浜を散歩してから花火をしようよ。
    • 海の近くの町に引っ越した同僚に、暮らしを聞く。朝、浜まで走るのが日課になりました。
  • 間があるまがある連語本文
    話や音楽、動作のあいだに、少し時間が空く。会話では「返事までに間があった」のように、沈黙ができることを言う。
    少し〜返事まで〜〜てから話す
    • 歌の練習で、歌い出しのタイミングがつかめない学生に先生が言う。ここは少し間があるので、あわてて歌い出さないでください。
    • 電話で予定を聞いたときの相手の様子を、友達に話す。返事まで間があったから、本当は来たくないのかもしれない。
  • 見知らぬみしらぬ連体詞本文
    会ったことがなくて知らない。「見知らぬ人」「見知らぬ町」のように、名詞の前に付けて使う。書き言葉的。
    〜人〜町〜土地
    • 駅で道に迷ったとき助けてもらった話を、留学生がクラスで発表する。見知らぬ人が声をかけてくれて、駅まで案内してくれました。
    • 初めて日本に来た日のことを、日記に書く。見知らぬ町で一人になって、少し心細かった。
    話し言葉では「知らない人」のほうが自然。
  • 向けるむける動詞本文
    顔・目・注意などを、ある方向や相手のほうに向かわせる。「目を向ける」「注意を向ける」のように使う。
    目を〜顔を〜〜に注意を〜
    • 写真を撮るときに、カメラのほうを見てほしいと友達に言う。みんな、こっちに顔を向けて。撮るよ。
    • 発表の練習で、原稿ばかり見ている学生に先生が注意する。ときどき聞いている人のほうに目を向けると、伝わりやすくなりますよ。
  • 〜ものだからその他本文
    「普通形+ものだから」で理由を言う形。「だから仕方がなかった」という言い訳や説明の気持ちが入ることが多い。話し言葉では「〜もんだから」とも言う。
    〜ものだから、〜〜なものだから〜ものですから
    • 会議に遅れた社員が、上司に理由を説明する。電車が途中で止まったものですから、遅くなってしまいました。申し訳ありません。
    • 宿題を出さなかった学生が、先生に事情を話す。昨日はアルバイトが夜中までだったものだから、できませんでした。
    自分の意志で決めたことの理由には使いにくい。「〜ので」より言い訳の感じが強い。
  • 勇気ゆうき名詞本文
    こわいことや難しいことに向かっていく心の強さ。「勇気がある」「勇気を出す」のように使う。
    〜を出す〜がある〜がいる
    • 日本人に話しかけるのがこわいという学生に、先生が言う。最初の一言だけ勇気を出してみてください。あとは何とかなります。
    • 上司の間違いを指摘した同僚について、感心して話す。あの場で言うなんて、勇気があるね。
  • 勇気づけるゆうきづける動詞本文
    こわがったり不安になったりしている人に、勇気を持たせる。元気づける。
    〜を勇気づける人を〜〜られる
    • 試験に落ちて落ち込んでいる友達に、同じ経験をした先輩が声をかける。私も一度落ちたけど、次は受かったよ。少しは勇気づけられた?
    • 国で災害があったとき、日本から応援のメッセージを送る。家族を勇気づけたくて、毎日電話をしています。
  • 夢ゆめ名詞本文
    ①将来こうなりたいという願い。「夢を持つ」「夢がかなう」。②寝ているときに見るもの。
    〜を持つ〜がかなう〜を見る
    • 進路の面談で、先生に将来のことを聞かれて答える。日本で働いて、いつか自分の店を持つのが夢です。
    • 朝、寝不足そうな同僚に理由を聞く。変な夢を見て、夜中に目が覚めちゃったんだ。
  • よそ名詞本文
    自分がいる場所や属するところではない、ほかの場所・ほかの人。「よその国」「よその家」のように使う。「よそを見る」は「別のほうを見る」。
    〜の国〜の家〜を見る
    • 自分の会社のやり方に疑問を持った社員が、同僚に言う。よその会社では、もっと早く帰れると聞いたよ。
    • 授業中にぼんやりしている学生に、先生が声をかける。よそを見ていないで、こっちを見てください。
  • 分かち合うわかちあう動詞本文
    喜びや苦しみなどを、ほかの人といっしょに持つ。「喜びを分かち合う」のように、気持ちについて使うことが多い。
    喜びを〜苦しみを〜〜と〜
    • チームで準備したイベントが成功して、リーダーがみんなに言う。今日の喜びを、みんなで分かち合いたいと思います。
    • 同じ国から来た友達と、日本での苦労を話す。つらいことを分かち合える友達がいて、本当によかった。
  • 生まれつき副詞本文
    生まれたときからそうであること。性格や体の特徴について言う。「生まれつき体が弱い」のように使う。
    〜体が弱い〜の性格〜〜が苦手だ
    • カラオケに行く話になって、歌が苦手な留学生が友達に説明する。歌うのは生まれつき苦手なんです。聞く専門でいいですか。
    • 暑さに強い同僚を見て、うらやましく思い話しかける。生まれつき暑さに強いなんて、いいですね。私はすぐにばててしまいます。
    名詞として「生まれつきの〜」の形でも使う。
PRこの教科書

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