本文を読むための語(40語)
扉・本文・「ことばを確かめよう」「内容を確かめよう」に出る語です。
- 悪用あくよう名詞(する)本文本来の目的ではなく、悪いことのために使う。「個人情報を悪用する」「カードを悪用される」。情報を〜〜される〜のおそれ
- クレジットカードをなくした。カード会社に電話する。カードをなくしました。悪用されると困るので、すぐに止めてください。
- 日本語学校で、先生が学生に注意する。在留カードのコピーを知らない人に渡すと、悪用されるかもしれません。
- あるいは接続詞本文または。AかBか、どちらかを選ぶときに使う。「または」よりかたい言い方で、書き言葉に多い。A、〜B〜〜かもしれない
- 会社で、お客さんへの連絡方法について、上司が指示する。メール、あるいは電話で、今日中に連絡してください。
- 日本語学校の掲示板に、先生が書いた案内が貼ってある。学生が読み上げる。「申し込みは、窓口、あるいはオンラインで受け付けます」だって。
- 安全あんぜんな形容詞本文危なくないこと。事故や悪いことが起きない状態。反対は「危険」。〜に管理する〜な場所〜を守る
- 会社で、お客さんの情報の扱いについて上司が説明する。個人情報は、鍵のかかる棚に入れて、安全に管理してください。
- 留学生が、夜のアルバイトの帰り道について先生に相談する。夜に一人で歩いても安全な道を教えてください。
- 遺伝子いでんし名詞本文親から子へ、体の特徴や性質を伝える、体の中の情報。〜検査〜を調べる〜の情報
- テレビで遺伝子検査の広告を見た。ルームメイトに言う。遺伝子検査って、自分で申し込めるんだね。でも、結果が会社にもれたら怖いな。
- 会社で、同僚が病院の話をする。病院で、親の病気との関係を調べるために遺伝子を調べたんだって。
- 恐ろしいおそろしいい形容詞本文とても怖い。また、程度がひどくて驚くほどだ(「恐ろしく速い」)。「怖い」よりかたく、書き言葉にも使う。〜事件〜ことに〜く〜
- ニュースで、個人情報を使った詐欺の事件を見た。同僚に言う。名前と生年月日だけで、あんなことができるなんて、恐ろしいですね。
- 留学生が、日本の夏の暑さについてクラスで話す。去年の夏は恐ろしく暑くて、外に出るのが大変でした。
- 管理かんり名詞(する)本文物や情報、お金などをきちんと見て、問題が起きないように扱う。「個人情報を管理する」「健康を管理する」。情報を〜〜されている〜が甘い
- 会社で、パスワードの扱いについて、情報システムの人が説明する。パスワードは、紙に書かないで、自分で管理してください。
- 留学生が、寮の生活についてクラスで話す。寮では、お金は自分で管理しなければなりません。
- 気がするきがする連語本文はっきりした理由はないが、そう感じる。「〜ような気がする」「〜気がしない」。自分の感じを、やわらかく言う。〜ような〜〜しない何となく〜
- 会社で、同僚に「このメール、本物かな」と聞かれた。送り主のアドレスを見て言う。このアドレス、本物の銀行じゃないような気がします。
- 留学生が、進学のことで悩んでいる。先生に話す。今の自分には、まだ大学院は早い気がします。
- 気分きぶん名詞本文そのときの心の状態。楽しい・嫌だ、など。体の調子についても「気分が悪い」と言う。〜がいい/悪い〜転換〜になる
- 会社で、同僚の顔色が悪いことに気づいて声をかける。気分が悪いなら、少し休んだほうがいいよ。
- 試験が終わった日、留学生が友だちを誘う。気分転換に、海でも見に行かない?
- 気味が悪いきみがわるい連語本文なんとなく怖くて、嫌な感じがする。理由がはっきりしないときに使う。「気持ちが悪い」より、不安や恐怖の気持ちが強い。〜話〜と思う何だか〜
- 知らない人から、自分の名前と住所を知っているようなメールが来た。友だちに見せる。見て、このメール。なんで私の住所を知ってるの? 気味が悪い。
- 夜、アパートの前で同じ人を何度も見かける。ルームメイトに言う。あの人、毎晩いるんだよね。ちょっと気味が悪くない?
- 詳しいくわしいい形容詞本文①細かいところまで、よくわかっている・書いてある(「詳しい情報」「詳しく説明する」)。②人が、あることについてよく知っている(「パソコンに詳しい」)。〜情報〜に〜〜く説明する
- 会社で、新しいスマートフォンの設定がわからない。同僚に聞く。スマホに詳しい人、誰かいますか。
- 留学生が、大学の説明会で担当者に頼む。奨学金について、もう少し詳しい資料をいただけますか。
- 個人こじん名詞本文一人の人。会社や団体、社会に対して、「一人ひとり」を言う。「個人情報」「個人的に」。〜情報〜的に〜の自由
- 会社で、同僚が仕事の話とは別に意見を言う。個人的には、今の案より前の案のほうがいいと思います。
- 日本語学校で、先生がアンケートの前に学生に説明する。このアンケートに書いた個人情報は、学校の外には出しません。
- 戸籍こせき名詞本文日本で、人の生まれ・結婚・家族関係などを国が記録している公式の書類。「戸籍謄本」を役所で取ることがある。〜を取る〜に入る〜謄本
- 日本人と結婚する留学生が、手続きについて市役所で聞く。結婚の届けを出すとき、相手の戸籍謄本も必要ですか。
- 会社で、同僚が日本の制度について説明する。戸籍は日本の制度で、外国人は戸籍の代わりに住民票で手続きをすることが多いよ。
外国籍の学習者には戸籍がないので、「住民票」との違いを先に整理しておく - 財産ざいさん名詞本文持っているお金・土地・家・物など、価値のあるもの全部。〜を守る〜がある〜を残す
- 銀行で、口座を作る手続きのとき、担当者が説明する。お客様の財産を守るために、暗証番号は誰にも教えないでください。
- 留学生が、国のことわざを日本語で紹介する。私の国では、「健康がいちばんの財産だ」と言います。
- 参考さんこう名詞本文考えたり決めたりするときに、助けとして見たり聞いたりするもの。「参考にする」「参考になる」。〜にする〜になる〜書
- 会社で、先輩が作った報告書を見せてもらった。お礼を言う。とても参考になりました。ありがとうございます。
- 留学生が、就職活動の進め方を先輩に聞く。先輩の経験を参考にして、自分の計画を立ててみます。
- 思想しそう名詞本文社会や人生、政治などについての、まとまった考え。「思想の自由」。〜の自由政治〜〜が違う
- 日本語学校で、憲法の話題が出た。先生が説明する。日本では、思想の自由が憲法で守られています。
- 会社で、採用の面接についての研修で、人事の人が説明する。面接で、思想や宗教について聞いてはいけません。
- 宗教しゅうきょう名詞本文神や仏を信じること。また、その教えや組織。仏教・キリスト教・イスラム教など。〜を信じる〜上の理由〜が違う
- 会社の食事会の前に、幹事が参加者に確認する。宗教上の理由で食べられないものがある人は、先に教えてください。
- 留学生が、クラスで自分の国について話す。私の国には、いろいろな宗教の人が一緒に住んでいます。
- 情報じょうほう名詞本文物事についての知らせや、その内容。名前・住所などの「個人情報」も含む。個人〜〜を集める〜がもれる
- 日本語学校で、進学担当の先生が学生に言う。大学の情報は、学校のサイトだけでなく、説明会でも集めてください。
- 会社で、お客さんの名簿の扱いについて上司が注意する。お客様の個人情報は、外に持ち出さないでください。
- 進むすすむ動詞本文①前へ行く。②物事が先へ動く(「話が進む」)。③技術などが発達する(「技術が進む」「進んだ国」)。この課の話題では③の意味が考えられる。技術が〜話が〜〜んでいる
- 留学生が、日本のコンビニについてクラスで話す。日本は、キャッシュレスが思ったより進んでいないと感じました。
- 会社で、プロジェクトの状況を上司に聞かれて答える。準備は順調に進んでいます。来週には試作品ができます。
- 責任せきにん名詞本文しなければならない役目。また、起きたことの結果を引き受けること。「責任を持つ」「責任を取る」。〜を持つ〜がある〜を取る
- 会社で、新しい仕事を任された。上司に言う。責任を持って、最後までやります。
- 日本語学校で、先生がSNSの使い方について学生に話す。自分が書いたことには、自分で責任を持たなければなりません。
- 他人たにん名詞本文自分以外の人。特に、家族や知り合いではない人。「赤の他人」=まったく関係のない人。〜に知られる〜のこと赤の〜
- SNSの使い方について、日本語学校の先生が学生に注意する。住所がわかる写真は、他人に見られる場所に載せないでください。
- 会社で、同僚が落ち込んでいる。励ます。他人の評価は気にしなくていいよ。
- 投資とうし名詞(する)本文将来お金が増えることを期待して、株や会社、事業などにお金を出すこと。〜をする株に〜する〜の話
- 会社の休憩室で、同僚が最近始めたことについて話す。少しずつですけど、去年から投資を始めたんです。
- 知らない番号から電話があり、「必ずもうかる」と言われた。友だちに相談する。「絶対にもうかる投資がある」って電話が来たんだけど、怪しいよね。
- 投資先とうしさき名詞本文お金を出す相手(会社・商品・国など)。「N+先」で、行き先や相手を表す(「連絡先」「送り先」)。〜を選ぶ〜を探す〜が決まる
- 銀行の窓口で、担当者が客に説明する。投資先は、お客様ご自身で選んでいただく形になります。
- 会社で、投資に詳しい先輩に聞く。投資先って、どうやって決めればいいんですか。
- ところで接続詞本文話題を変えるときに使う。「ところで、〜」のあとに、前とは関係のない話を始める。〜、〜は?〜、話は変わるけど
- 会社で、仕事の話が一段落した。同僚が別の話を始める。ところで、来週の歓迎会、来られますか。
- 留学生が、先生と作文の相談をしたあとで聞く。ところで先生、奨学金の締め切りはいつでしたっけ。
- 〜として連語本文「N+として」で、「Nの立場で・Nの資格で・Nの一つとして」。「留学生として」「参考として」。留学生〜参考〜社員〜
- 日本語学校のスピーチ大会で、留学生が話し始める。私は留学生として、日本の生活で感じたことを話します。
- 会社で、新人が上司に資料を渡す。参考として、去年の売り上げの表もつけておきました。
- どちらにしても接続詞本文AとBのどちらを選んでも、結果や結論は同じで。「どちらにしろ」「いずれにしても」も同じ意味。〜、〜〜同じだ
- 友だちと、電車で行くかバスで行くか迷っている。時計を見て言う。どちらにしても、もう開始時間には間に合わないね。
- 会社で、二つの業者のどちらに頼むか相談している。同僚が言う。どちらにしても、今週中に決めないと間に合いませんよ。
- 何らかなんらか副詞本文はっきり決まっていないが、何かの。「何らかの+名詞」の形でほとんど使う(「何らかの理由」「何らかの方法」)。書き言葉・改まった言い方。〜の方法〜の理由〜の形で
- 会社で、システムが急に止まった。上司が部下に指示する。何らかの原因があるはずだから、ログを調べてください。
- 日本語学校の先生が、連絡が取れない学生について事務の人と話す。何らかの方法で、本人と連絡を取りたいんですが。
- 〜に対して〜にたいして連語本文①「N+に対して」で、「Nに向かって・Nを相手にして」(「学生に対して説明する」)。②二つのものを比べて、「Nとは違って」(「兄は静かなのに対して、弟はにぎやかだ」)。客〜質問〜答える〜、〜
- 会社の研修で、担当者がお客さん対応について説明する。お客様からの質問に対しては、その日のうちに返事をしてください。
- 留学生が、自分の国と日本の違いについて作文を発表する。私の国では現金を使う人が多いのに対して、日本ではカードで払う人が増えています。
- 年齢ねんれい名詞本文年の数。「年(とし)」のかたい言い方で、書類や改まった場面で使う。〜を聞く〜に関係なく〜を書く
- 市役所で、書類の書き方を職員に聞く。ここには、年齢を書くんですか。それとも生年月日ですか。
- 会社の求人について、人事の人が説明する。このポジションは、年齢に関係なく応募できます。
- のぞく動詞本文すきまや穴、窓などから中を見る。また、他人の画面や生活を、本人に知られないようにこっそり見る。中を〜〜かれる窓から〜
- 電車の中で、隣の人のスマートフォンの画面が目に入った。友だちに言う。のぞくつもりはなかったんだけど、画面が見えちゃって。
- 会社で、パソコンを置いて席を離れるとき、先輩が注意する。席を離れるときは画面をロックして。誰かにのぞかれるかもしれないから。
- 墓はか名詞本文死んだ人を葬って、石などの印を置いた場所。「お墓」と言うことが多い。〜参り〜を建てる〜に入る
- お盆の前に、ホストファミリーのお母さんが予定を話す。土曜日はみんなでお墓参りに行くから、よかったら一緒に来てね。
- 日本で働いている人が、同僚に国の習慣を話す。私の国では、お墓は町から離れた丘の上にあることが多いです。
- はず名詞本文「普通形+はずだ」で、理由や事実から考えて「きっと〜だ」と判断する。「〜はずがない」=そんなことはありえない。形式名詞で、単独では使わない。〜だ〜がない〜なのに
- 会社で、お客さんから「荷物が届かない」と連絡があった。送った記録を見ながら同僚に言う。昨日送ったから、今日の午後には届くはずです。
- 友だちから「あの先生、辞めたらしいよ」と聞いた。先週会ったばかりなので答える。そんなはずないよ。先週も授業があったもん。
- 〜ば〜ほど連語本文「Vば+V辞書形+ほど」「い形容詞ければ+い形容詞い+ほど」で、一方が増えると、もう一方も増えることを言う。「便利になればなるほど、危険も増える」。使え〜使う〜便利になれ〜なる〜高けれ〜高い〜
- 会社で、新しいアプリを入れるかどうか話し合っている。同僚が心配を言う。便利になればなるほど、情報がもれたときの被害も大きくなりますよね。
- 日本語学校の先生が、学生を励ます。日本語は、使えば使うほど上手になりますよ。
- 引き出すひきだす動詞本文銀行や口座からお金を出す。「お金を下ろす」と同じ。また、引いて中のものを外へ出す。お金を〜〜されるATMで〜
- 留学生が、コンビニのATMの前で友だちに聞く。このATMで、外国のカードでもお金を引き出せる?
- 銀行から電話があり、覚えのない取引について聞かれた。あわてて同僚に言う。私の口座から、知らない間にお金が引き出されていたんです。
- 方法ほうほう名詞本文やり方。目的のために、どうするか。〜を考える〜がないいい〜
- 留学生が、漢字の覚え方について先生に相談する。漢字を忘れない、いい方法はありませんか。
- 会社で、海外のお客さんへの支払いについて経理の人に聞く。この支払いの方法は、銀行振込だけですか。
- まさか副詞本文「そんなことはないだろう」と思う気持ち。「まさか〜ないだろう」の形や、驚いたときに一言「まさか!」と言う。〜〜ないだろう〜とは思わなかった〜!
- 友だちが「あのレストラン、閉店したらしいよ」と言う。先週行ったばかりなので驚く。まさか。先週はお客さんがいっぱいだったのに。
- 会社で、自分のパスワードが誰かに使われていたことがわかった。同僚に言う。まさか自分の情報が盗まれるとは、思ってもいませんでした。
- めったに〜ない副詞本文「めったに+否定」で、「ほとんど〜ない」。回数がとても少ないことを言う。「めったに」は必ず否定といっしょに使う。〜会わ〜〜行か〜〜見られ〜
- 同僚に「お酒はよく飲みますか」と聞かれて答える。いえ、めったに飲みません。年に2、3回くらいです。
- 留学生が、国の家族との連絡についてクラスメートに話す。父は忙しいので、めったに電話に出ません。
- もれる動詞本文中にあるものが、外に出てしまう。秘密や情報が、知らない間に外の人に知られることにも使う(「情報がもれる」)。情報が〜水が〜〜ている
- ニュースで、ある会社から客の名前と住所が外に出たと報道された。同僚と話す。あの会社から、お客さんの情報が何万件ももれたらしいですよ。
- アパートで、天井から水が落ちてくる。管理会社に電話する。天井から水がもれているんですが、見に来てもらえますか。
- やり取りするやりとりする動詞本文言葉・手紙・メール・物などを、おたがいに送ったり受け取ったりする。「メールでやり取りする」「意見のやり取り」。メールで〜〜がある情報を〜
- 会社で、海外のお客さんとの連絡方法について上司に聞く。海外のお客様とは、英語でメールのやり取りをしています。
- 留学生が、日本に来てからの変化についてクラスで話す。家族とは、毎日メッセージをやり取りしているので、さびしくありません。
- 預金よきん名詞(する)本文銀行に預けてあるお金。また、お金を銀行に預けること。〜を引き出す〜口座〜する
- 留学生が、銀行で口座を開く。担当者に聞く。この預金口座に、国の家族からお金を送ってもらえますか。
- 会社の給料日に、同僚と話す。毎月、給料の一部を別の口座に預金するようにしています。
- より〜副詞本文「より+形容詞・副詞」で、「もっと〜」。「より安全な方法」「より詳しく」。比べる相手を言わなくても使える。書き言葉や改まった話し方に多い。〜安全な〜詳しく〜よい
- 会社で、情報管理の研修の最後に、担当者がまとめる。お客様の情報を、より安全に守る方法を考えていきましょう。
- 日本語学校の先生が、作文を返しながら学生に言う。この部分を、より詳しく書いてみてください。
「AよりB」(比べる)の「より」との違いを整理する。ここでは後ろに形容詞が来る