本文を読むための語(27語)
扉・本文・「ことばを確かめよう」「内容を確かめよう」に出る語です。
- あきれる動詞本文思ってもいなかったひどいことや、おかしなことを見て、「どうしてそんなことを」と言葉が出なくなる。悪い意味で驚く気持ち。〜て物が言えない〜た顔人の態度に〜
- 友だちが三回続けて約束の時間に遅れてきた。また遅刻? もうあきれて何も言えないよ。
- 電車の座席に足を乗せている人を見たときのことを話す。となりの人は、あきれた顔でその人を見ていました。
- 大声おおごえ名詞本文大きい声。〜で話す〜を出す〜で笑う
- 電車の中で電話をしている人がいて、隣の友だちに小声で言う。電車で大声で電話するのは、日本ではあまり見ないね。
- 寮の管理人が、夜のルールを新しい入居者に説明する。夜十時を過ぎたら、廊下で大声を出さないでください。
- お年寄りおとしより名詞本文年をとった人。「老人」よりやわらかく、ていねいな言い方。〜に席をゆずる〜が多い〜に声をかける
- バスの中で、立っている高齢の人に気づいて友だちに言う。あのお年寄りに席をゆずろう。
- 住んでいる町の印象を同僚に話す。このあたりはお年寄りが多くて、朝の公園はいつもにぎやかです。
- 会社員かいしゃいん名詞本文会社に勤めている人。〜になる〜として働く〜の生活
- 日本語学校の自己紹介で、来日前の仕事を話す。国では会社員でした。日本では貿易の仕事をしたいと思っています。
- 進路相談で、将来の希望を先生に話す。卒業したら、日本の会社で会社員として働きたいです。
- がまんする動詞本文つらいこと、いやなこと、したいことを、外に出さずにこらえる。痛みを〜〜できない〜して待つ
- 歯が痛いのに病院に行かない友だちに言う。がまんしないで、早く歯医者に行ったほうがいいよ。
- 満員電車で足を踏まれたときのことを友だちに話す。文句を言いたかったけど、次の駅で降りるからがまんした。
- この前このまえ名詞本文少し前のある日。「先日」の話し言葉。はっきりした日を言わずに、最近のことを話すときに使う。〜、…た〜の…〜話した
- 友だちに、週末の出来事を話し始める。この前、初めて温泉に行ったんだけど、ルールが多くて驚いた。
- 職場で、前に頼んだ件を同僚に確認する。この前お願いした資料、もうできていますか。
- ころ名詞本文だいたいその時。はっきりした日時ではなく、ある時期を広く指す。「子どものころ」「日本に来たばかりのころ」。子どもの〜〜は〜から
- 留学生が、日本に来た当時のことを友だちに話す。日本に来たばかりのころは、電車の乗り換えが全然わからなくて、よく迷ったよ。
- 自己紹介で、日本語を始めた時期を話す。高校生のころに日本のアニメを見て、日本語に興味を持ちました。
- じっと副詞本文動かないで、同じ状態を続ける様子。目を動かさずに見るときや、がまんして耐えるときにも使う。〜見る〜している〜がまんする
- 病院で、注射をこわがる子どもに看護師が言う。すぐ終わるから、じっとしていてね。
- 電車で向かいの人にずっと見られていたときのことを友だちに話す。じっと見られて、何か変なところがあるのかと心配になった。
- 社会しゃかい名詞本文人がいっしょに暮らしている大きなまとまり。国や地域の人々全体のことや、学校を出て働く世界のことも言う。日本の〜〜に出る〜のルール
- 留学生が、日本に来て気づいたことをクラスで発表する。日本の社会では、時間を守ることがとても大切にされていると感じます。
- 卒業が近い学生が、先輩にこれからのことを話す。来年から社会に出るので、今のうちに敬語を練習しておきたいです。
- 信じるしんじる動詞本文本当だと思う。人の言うことや、その人そのものを疑わない。〜られない人を〜自分を〜
- 留学生が、落とした財布が交番に届いていたことを話す。中のお金もそのままだったんです。信じられませんでした。
- 試験の結果を待つ友だちを励ます。あんなに勉強したんだから、自分を信じて待とう。
- 席を取るせきをとる連語本文座る場所を、自分やほかの人のために確保する。電車や会場で、荷物を置いたり先に座ったりして、ほかの人が座れないようにすること。友だちの〜かばんで〜〜ておく
- 学校の講堂で、遅れてくる友だちのために座席を確保する。先に行って席を取っておくから、ゆっくり来て。
- 電車で荷物を置いて場所を確保している人を見て、友だちと話す。かばんで席を取るのは、ほかの人に迷惑だよね。
- 〜たばかり連語本文動詞のた形+「ばかり」。それをしてから、まだ時間があまりたっていないことを表す。「来たばかり」「食べたばかり」。話す人が「まだ少ししかたっていない」と感じているときに使う。来た〜〜のころ〜で、まだ…
- 新しいアルバイト先の店で、客に近くの店の場所を聞かれる。すみません、ここで働き始めたばかりで、この辺のことはまだよくわからないんです。
- 昼ごはんを食べ終わった直後に、友だちから食事に誘われる。ごめん、今食べたばかりなんだ。お茶だけ付き合うよ。
「〜たところだ」より時間の幅が広く、「先月来たばかり」のように少し前のことにも使える。 - 〜てたまらない連語本文動詞やい形容詞のて形+「たまらない」。気持ちや体の感じがとても強くて、おさえられないことを表す。「眠くてたまらない」「会いたくてたまらない」。自分の感じについて言うことが多い。眠くて〜〜たくて〜痛くて〜
- 夜中までレポートを書いた翌朝、授業中に隣の友だちに小声で言う。ゆうべ三時間しか寝てなくて、眠くてたまらない。
- 帰国の休みが近づいた留学生が、先生に話す。来月やっと帰国します。家族に会いたくてたまりません。
ほかの人の気持ちを言うときは「〜てたまらないようだ」「〜てたまらないらしい」のように付け足すことが多い。 - 手を貸すてをかす連語本文人を手伝う。困っている人に力を貸す。〜してください困っている人に〜ちょっと〜
- 引っ越しの日、荷物が多くて寮の友だちに頼む。悪いけど、ちょっと手を貸してくれない?
- 駅の階段で、ベビーカーを持ち上げられずに困っている人がいたときのことを話す。まわりの人がすぐに手を貸したので、安心しました。
- 途中とちゅう名詞本文始まってから終わるまでの間。行く道の間や、していることの途中の時点を表す。〜で帰る〜仕事の〜
- 遅刻した理由を先生に説明する。学校に来る途中で電車が止まって、三十分動きませんでした。
- 友だちと映画を見ていたが、急用で席を立つ。ごめん、途中で帰らなきゃ。あとで続きを教えて。
- 取り出すとりだす動詞本文中に入っているものを外に出す。かばんやポケットから物を出すときによく使う。かばんから〜財布を〜〜して見せる
- 駅の改札で、定期券が見つからない友だちに声をかける。かばんの中のもの、全部取り出して探してみたら?
- 新人が会議の準備をする様子を、先輩が上司に説明する。彼はかばんからノートを取り出して、すぐにメモを始めました。
- 中でもなかでも副詞本文いくつかあるものの中で、特に。先に全体を言ってから、その中の一つを取り上げるときに使う。〜特に〜いちばん〜…が
- 日本の食べ物で何が好きか、友だちに聞かれる。日本料理はどれも好きだけど、中でもラーメンがいちばん好き。
- 月末に、今月の仕事でたいへんだったことを上司に報告する。今月は忙しかったです。中でも、月末の棚卸しがいちばんたいへんでした。
- なんてその他本文①「〜なんて」の形で、「〜など」の話し言葉。軽く見たり、意外に思ったり、驚いたりする気持ちを添える(「電車で寝るなんて」)。②「なんて〜だろう」の形で、「どんなに」の意味。気持ちの強さを表す(「なんてきれいな花だろう」)。…〜信じられない…〜言わないで〜…だろう
- 留学生が、日本で見て驚いたことをクラスで話す。満員電車の中で立ったまま眠るなんて、国では考えられません。
- 友だちが「日本語はもう無理」と言うのを聞いて、励ます。無理なんて言わないで。ここまで続けてきたんだから。
①の「〜なんて」は「〜など」に置き換えられることが多い。 - 眠るねむる動詞本文目を閉じて、意識がない状態になる。「寝る」は体を横にすることも言うが、「眠る」は意識がなくなることを言う。ぐっすり〜〜れない電車の中で〜
- 試験の前の晩のことをクラスメートに話す。緊張して、ゆうべはなかなか眠れなかった。
- 通勤電車の中の人々について同僚と話す。立ったまま眠っている人を見ると、みんな疲れているんだなと思います。
- 場所ばしょ名詞本文何かがある所、何かをする所。〜を決める待ち合わせの〜〜を取る
- 友だちと花見の計画を立てている。花見の場所は公園の入口のそばにしよう。わかりやすいから。
- 新しい職場で、荷物をどこに置けばいいかわからず先輩に聞く。すみません、荷物を置く場所はどこですか。
- ふしぎな形容詞本文どうしてそうなるのかわからない。説明できなくて、おかしいなと思う様子。〜なこと〜に思う〜だ
- 日本の電車で見た光景を、国の友だちにメッセージで話す。電車で寝ていた人が、自分の駅でぱっと起きて降りるんだ。ふしぎだよね。
- 寮の冷蔵庫に入れておいたものがなくなっていて、同じ部屋の友だちに言う。ゆうべ入れておいたプリンがない。ふしぎだなあ。
- 満員まんいん名詞本文人がいっぱいで、もう入れないこと。電車・バス・会場などについて言う。〜電車〜になる〜で乗れない
- 朝の通勤について同僚と話す。朝八時の電車はいつも満員で、ドアの前に立つのがやっとです。
- 人気の店に行ったが入れなかったことを友だちに報告する。土曜日に行ったら満員で、三十分待っても入れなかった。
- 難しさむずかしさ名詞本文「難しい」の名詞の形。どのくらい難しいか、どこが難しいかを表す。い形容詞の「い」を「さ」に変えると、程度を表す名詞になる。日本語の〜〜を感じる〜がわかる
- 日本に来て半年たった留学生が、先生に今の気持ちを話す。日本語の難しさは、文法より敬語の使い分けにあると思います。
- 日本の会社に入ったばかりの人が、同僚に仕事の感想を話す。実際にやってみて、はじめてこの仕事の難しさがわかりました。
- 夢中むちゅう名詞本文一つのことに心をうばわれて、ほかのことが目に入らない状態。「〜に夢中だ」「〜に夢中になる」の形で使う。〜になるゲームに〜だ〜で
- 電車の中で、スマートフォンを見ている人たちを見て友だちに言う。みんなスマホに夢中で、まわりを全然見ていないね。
- 週末のことを同僚に聞かれて答える。新しいドラマに夢中になって、気がついたら朝でした。
- 様子ようす名詞本文見てわかる、人や物やその場の状態。「どんなふうか」を表す。〜を見る〜がわかる町の〜
- 熱で休んでいる友だちが心配で、同じ寮の人に声をかける。リーさん、まだ熱があるみたい。あとで様子を見に行こう。
- 国の家族に電話で、住んでいる町について話す。駅前の様子は、三年前とすっかり変わったよ。
- 礼儀正しいれいぎただしいい形容詞本文あいさつや態度がきちんとしていて、人に対して失礼がない。〜人〜態度とても〜
- 日本に来る前に持っていたイメージを先生に話す。日本人はみんな礼儀正しいと聞いていました。
- アルバイト先の店長が、新人をほめる。君は礼儀正しいから、お客さんの評判がいいよ。
- 列れつ名詞本文人や物が一本の線のように並んだもの。順番を待つ人の並びをよく言う。〜に並ぶ〜を作る長い〜
- 駅のホームで、初めて日本の電車に乗る友だちに教える。ここは、ドアの前の列に並んで待つんだよ。
- 人気のパン屋の様子を同僚に話す。朝九時の開店前から、もう長い列ができていました。