本文を読むための語(22語)
扉・本文・「ことばを確かめよう」「内容を確かめよう」に出る語です。
- 遊び疲れるあそびつかれる動詞本文たくさん遊んで疲れる。「〜疲れる」は「歩き疲れる」「働き疲れる」のように、ほかの動詞のマス形にも付く。子どもが〜〜て眠る〜て帰る
- 日本で働くリンさんが、週末に子どもを公園に連れて行った。月曜日に同僚に話す。子どもは遊び疲れて、帰りの電車で寝てしまいました。
- 留学生が、友だちと遊園地に行った次の日、クラスメートに話す。昨日は遊び疲れて、家に帰ってすぐ寝ちゃった。
- 温めるあたためる動詞本文冷たいものや冷めたものに熱を加えて、温かくする。コンビニの弁当を電子レンジで温める、など。〜を電子レンジで〜お弁当を〜スープを〜
- コンビニのアルバイトで、留学生のマリアさんがレジで客に聞く。お弁当、温めますか。
- ホームステイ先で、帰りが遅くなる留学生にホストマザーがメッセージを送る。ご飯は冷蔵庫に入れてあるから、レンジで温めて食べてね。
自動詞は「温まる」。部屋や空気には「暖める」、食べ物や体には「温める」と書くことが多い。 - あふれる動詞本文液体などがいっぱいになって、外にこぼれる。「物があふれる」「人があふれる」のように、たくさんありすぎる様子にも使う。水が〜商品が〜人で〜ている
- 留学生がアパートの台所で、友だちが火にかけている鍋を見て言う。火を弱くして。お湯があふれそうだよ。
- 日本で働くサラさんが、日本のスーパーの感想を同僚に話す。日本のスーパーは、いつ行っても食べ物があふれていて驚きます。
- 〜うちその他本文「〜うちに」の形で、ある状態が続いている間に、という意味。「温かいうちに食べる」のように、状態が変わる前にする、という気持ちで使う。「子どものうち」のように、ある時期の間、の意味もある。温かい〜にVている〜にVない〜に
- 日本人の家に招かれた留学生に、家の人が料理をすすめる。冷めないうちに、どうぞ召し上がってください。
- 会社の先輩が、若い後輩に旅行をすすめる。若いうちに、いろいろな国を見ておいたほうがいいよ。
文型に近い語。「〜ないうちに」は「〜になる前に」の意味で、後ろには状態が変わる前にすること・してほしいことが来る。本文でどの形で出るかは未確認。 - 栄養えいよう名詞本文体を動かしたり、成長したりするために食べ物から取るもの。タンパク質やビタミンなど。〜を取る〜がある〜が偏る
- 日本語学校の先生が、毎日コンビニの弁当を食べている留学生に話しかける。弁当ばかりだと栄養が偏るから、野菜も食べたほうがいいよ。
- 会社の健康診断のあと、同僚どうしで話す。忙しいと、栄養のことまで考えて食べるのは難しいですね。
- 囲むかこむ動詞本文何かのまわりを、人や物が取りまく。「食卓を囲む」は、家族や仲間がテーブルのまわりに集まって一緒に食事をすること。食卓を〜テーブルを〜〜んで座る
- 留学生のマリアさんが、日本人の家で正月を過ごした感想をクラスで話す。家族みんなでこたつを囲んで、おせちを食べたのが楽しかったです。
- 会社の新年会で、幹事が参加者に声をかける。みなさん、テーブルを囲んで座ってください。
- 画面がめん名詞本文テレビやスマホ、パソコンなどの、映像や文字が出る部分。食事中にスマホの画面ばかり見ている、のように使う。スマホの〜〜を見る〜に目をやる
- 留学生のアンさんが寮の食堂で一人で夕食を食べながらスマホを見ている。同じ寮の友だちが声をかける。ずっと画面ばかり見てるね。何かおもしろい動画でもあるの?
- 会社で、新人のリンさんがパソコンの調子が悪いことを先輩に相談する。すみません、さっきから画面が真っ暗になって動かないんですが。
- 変わるかわる動詞本文前と違う状態になる。自動詞で、「〜が変わる」の形で使う。生活が〜時代とともに〜〜らない
- 日本に来て一年たった留学生が、国の友だちとオンラインで話す。日本に来てから、食べるものも生活のリズムもすっかり変わったよ。
- アルバイトの学生が、シフトの連絡を見て店長に確認する。来週のシフト、変わったんですか。
他動詞は「変える」(〜を変える)。 - 声を上げるこえをあげる連語本文大きい声を出す。「驚いて声を上げる」のように感情が出たときや、「反対の声を上げる」のように意見をはっきり言うときに使う。思わず〜驚いて〜反対の〜
- 留学生たちが花火大会に行った。次の日、クラスで話す。花火が上がった瞬間、みんな思わず声を上げたよね。
- 会社で、残業が増えたことについて同僚が話す。誰かが声を上げないと、この状況は変わらないと思います。
- 時間をかけるじかんをかける連語本文何かをするために、たっぷり時間を使う。急がずにていねいにする、という気持ちがある。料理に〜ゆっくり〜〜て作る
- 留学生が、ホームステイ先の夕食の様子を友だちに話す。お母さんは毎晩、時間をかけて料理を作ってくれるんだ。
- 会社で、先輩が急いで書類を出した新人に言う。この報告書は大事だから、もう少し時間をかけて書き直してください。
「時間がかかる」は自然にそうなる(自動詞)、「時間をかける」は自分でそうする(他動詞)。 - 準備じゅんび名詞(する)本文何かをする前に、必要なものをそろえたり、用意したりする。食事を〜〜のために〜〜しておく
- 留学生の寮で週末にパーティーをすることになった。幹事のリンさんが友だちに頼む。料理は私が準備するから、飲み物をお願いしてもいい?
- 新人のアンさんが、明日の会議について先輩に確認する。明日の会議の資料は、何部準備しておけばいいですか。
名詞「準備」に「する」が付いた形。「用意する」とほぼ同じ。 - 商品しょうひん名詞本文店で売るために作られた物。〜を売る〜を選ぶ新しい〜
- コンビニでアルバイトをしている留学生が、店長に聞く。この商品はどこの棚に並べればいいですか。
- 会社で、新人のリンさんが調べたことを先輩に報告する。一人暮らしの人向けの商品が、最近よく売れているそうです。
- 姿すがた名詞本文人や物の形や様子。「〜する姿」の形で、何かをしている人の様子を言うときによく使う。〜が見えるVている〜後ろ〜
- 留学生が、ホームステイ先の子どもたちの様子を国の家族に話す。子どもたちが台所でお母さんを手伝っている姿が、かわいかったよ。
- 駅で友だちを待っていた留学生が、電話をかける。改札の前にいるんだけど、姿が見えないよ。どこにいるの?
- すます動詞本文しなければならないことを終わらせる。食事や用事を、簡単なもので手早く終わらせるときにもよく使う(コンビニのパンで朝ご飯をすます)。食事を〜用事を〜おにぎりで〜
- 会社で昼休みが短い日に、同僚がリンさんに昼ご飯をどうするか聞く。今日は忙しいから、おにぎりで済ますつもりです。
- 留学生が、市役所の手続きと銀行を一日でまわる計画を友だちに話す。午前中に市役所の用事を済ませて、午後は銀行に行くよ。
漢字は「済ます」。「済ませる」も同じ意味で使う。「〜で済ます」は「簡単なもので終わりにする」という気持ちがある。 - なつかしいい形容詞本文昔のことや、長く会っていない人・物を思い出して、温かい気持ちになる様子。〜味〜思い出〜く思う
- 留学生が、日本のスーパーで国と同じ果物を見つけて友だちに言う。この果物、国でよく食べたんだ。なつかしいなあ。
- 日本で働くグエンさんが、母親が作ってくれた料理の話を同僚にする。母のスープの味がなつかしくて、週末に自分で作ってみました。
漢字は「懐かしい」。 - 習い事ならいごと名詞本文学校の勉強や仕事とは別に、お金を払って先生から習うこと。ピアノ、英会話、水泳、書道など。〜をする〜に通う子どもの〜
- 日本で働くグエンさんが、同僚と子どもの話をしている。娘は週に三つも習い事をしていて、家族そろって夕食を食べる日が少ないんです。
- 留学生のサラさんが、休みの日の過ごし方をクラスで話す。来月から習い事として書道を始めようと思っています。
- バランス名詞本文いくつかのものの、つり合い。食事では、いろいろな種類の食べ物を偏りなく食べること。〜を取る〜がいい/悪い栄養の〜
- 留学生のアンさんが、自炊を始めてから感じたことを友だちに話す。自炊は安いけど、栄養のバランスを考えるのが難しいね。
- 会社で、仕事と勉強の両立に悩む後輩に先輩が言う。仕事と休みのバランスを取らないと、体をこわすよ。
- 風景ふうけい名詞本文目の前に広がる景色。自然の景色だけでなく、「家族が食卓を囲む風景」のように、ある場面の様子にも使う。〜を眺める田舎の〜見慣れた〜
- 留学生が、旅行先で撮った写真を友だちに見せる。新幹線の窓から見えた田んぼの風景がきれいで、思わず写真を撮ったんだ。
- 日本で働くサラさんが、日本人の同僚に自分の国の話をする。国では、夕方になると家の前でみんなで食事をする風景がふつうでした。
- 変化へんか名詞(する)本文ものごとの様子や性質が、時間がたって前と違うものになる。「変わる」より硬い言い方で、書き言葉や説明でよく使う。〜が変化する大きく〜社会が〜
- 日本語学校の授業で、留学生が自分の国の食事について発表する。私の国でも、この二十年で家族の食事のしかたが大きく変化しました。
- 会社の会議で、新人のリンさんが調べた結果を報告する。お客様の年齢層は、ここ数年あまり変化していません。
名詞「変化」に「する」が付いた形。会話では「変わる」のほうがふつう。 - ほっとする動詞本文心配なことや緊張がなくなって、安心する。気持ちがゆるむ感じ。結果を聞いて〜家に帰ると〜〜した顔
- 日本語学校の留学生が、試験の結果を見たあとで友だちと話す。合格してた。本当にほっとしたよ。
- 残業の多い一週間を終えた会社員のグエンさんが、同僚に話す。金曜の夜に家でゆっくりご飯を食べると、ほっとしますね。
- 昔むかし名詞本文今よりずっと前の時代。何十年も前のことや、自分が子どものころのことを言うときに使う。〜は〜の話〜から
- 日本で働くグエンさんが、職場の年上の同僚と話している。昔は、家族がそろって夕ご飯を食べるのがふつうだったそうですね。
- 留学生が、小さいころの思い出をクラスで話す。昔、おばあちゃんの家でみんなで作った料理の味が忘れられません。
- 目をやるめをやる連語本文何かのほうへ目を向ける。じっと見るというより、ちょっと視線をそちらに向けるときに使う。窓の外に〜ちらっと〜ふと〜
- 電車の中で、留学生のマリアさんが日本人の友だちと話している。さっき窓の外に目をやったら、富士山が見えたよ。
- 家族と夕食を食べている高校生が、テレビのほうばかり見ている。母親が注意する。テレビに目をやってばかりいないで、ちゃんと食べなさい。
「見る」より軽い。「目を向ける」とほぼ同じ意味。