本文を読むための語(18語)
扉・本文・「ことばを確かめよう」「内容を確かめよう」に出る語です。
- 相手あいて名詞本文話したり、いっしょに何かをしたりする、もう一方の人。試合や競争で向こう側になる人にも使う。〜に合わせる話し〜〜の気持ち
- 留学生が、敬語の使い方で困っていると先生に話す。相手が目上かどうかで言い方を変えるのが難しいです。
- 会社で、電話の受け方を先輩が新人に教える。相手の名前を聞いたら、必ずメモしてください。
- ある日あるひ連語本文「いつとは言わないが、ある一つの日に」という意味。思い出や出来事を物語のように話すとき、話が動き出すところでよく使う。〜、〜〜突然〜のこと
- 留学生が、日本語が急に聞き取れるようになった体験をクラスで話す。毎日ニュースを聞いていたら、ある日、急に意味が分かるようになったんです。
- 職場で、日本で働くことになったきっかけを同僚に聞かれる。ある日、国の友だちが日本の会社の求人を教えてくれたのがきっかけです。
- いけないい形容詞本文「〜てはいけない」の形で、してはならないという禁止を表す。また「いけない!」と一言で言って、失敗に気づいて困った気持ちを表したり、「それはよくない」という評価を表したりする。〜てはいけないあ、〜〜ことをする
- 留学生が、電車の中で電話をかけようとした友だちを止める。電車の中で電話してはいけないよ。
- 会社で、出すはずの書類を家に忘れたことに気づく。あ、いけない。今日出す書類を家に置いてきてしまった。
形は「いけなかった」「いけません」と変わる。話し言葉では「〜ちゃいけない」「〜じゃいけない」になる。 - 親おや名詞本文父と母。子どもの側から見た言い方で、自分の父母をまとめて言うときに使う。〜に相談する〜の言うこと〜が心配する
- 留学生が、進学のことを友だちに相談する。大学院に行きたいけど、まず親に相談してみる。
- 職場で、年末に国へ帰るかどうか同僚に聞かれる。親が待っているので、年末は国に帰ります。
- 口々にくちぐちに副詞本文多くの人が、それぞれ自分の言葉で言う様子。みんなが一度に話しているときに使う。〜言う〜叫ぶ〜ほめる
- 留学生が、料理を持ち寄ったパーティーの様子を日記に書く。私のカレーを食べた友だちが、口々においしいと言ってくれた。
- 職場で、会議のあとの反応を上司に報告する。新しい制度について、みんな口々に質問していました。
- 口を出すくちをだす連語本文自分に関係のないことや、人がしていることについて、意見や注意を言う。頼まれていないのに言う、という少し悪い意味で使うことが多い。人のことに〜横から〜〜な
- 留学生が、料理をしているときにルームメイトから何度も注意されて言い返す。私のやり方でやるから、口を出さないで。
- 職場で、後輩の仕事にどこまで関わるかを同僚と話す。後輩がやっている間は、できるだけ口を出さないようにしています。
- 心配しんぱい名詞(する)本文悪いことが起きるのではないかと思って、気持ちが落ち着かないこと。人や物事を目的語にして「〜を心配する」と言う。〜する〜をかける〜になる
- 国の母から電話があり、留学生が体のことを聞かれる。大丈夫だよ。ちゃんと食べてるから、心配しないで。
- 職場で、台風の日に遠くから通っている同僚のことを話す。電車が止まるかもしれないから、帰りが心配ですね。
- そこで接続詞本文前に言ったことを受けて、「だから」の意味で次にとった行動を言うときに使う。「そのため、次にこうした」という流れを作る。〜、〜ことにした〜、〜てみた
- 留学生が、アルバイトを探したときのことを先生に話す。近くの店は全部断られました。そこで、先輩に紹介してもらいました。
- 職場で、問題が起きたときの対応を同僚に説明する。部品が足りなくなりました。そこで、別の工場から送ってもらったんです。
「それで」と似ているが、「そこで」は人が次に何をしたかを言うときに使い、「雨が降った。そこで試合が中止になった」のような自然な結果には使いにくい。 - それでも接続詞本文前に言ったことが本当でも、それと反対のことが成り立つときに使う。「そうであっても」の意味で、努力しても結果が変わらないときや、悪い条件があっても続けるときによく使う。〜、〜(結果が変わらない文)〜続ける
- 留学生が、漢字がなかなか覚えられないと先生に話す。毎日練習しています。それでも、すぐ忘れてしまうんです。
- 会社で、雨の日の通勤について同僚と話す。自転車だと雨の日は大変です。それでも、電車より早いので自転車で来ています。
- 〜だってその他本文「名詞+だって」で「〜も」「〜でも」の意味を強く言う(子どもだって分かる)。文の初めの「だって」は、理由を言うときのくだけた言い方で、相手の言葉に言い返す感じがある。私〜子ども〜〜、〜から
- 留学生が、日本語の発音を笑われて友だちに言い返す。日本人だって、外国語を話すときは間違えるでしょう。
- 会社の同僚に、今日は残業しない理由を聞かれて答える。だって、今日は子どもを迎えに行かなければならないんです。
どちらも話し言葉。目上の人には「〜からです」「〜も」のように言い換えさせる。 - 楽しみたのしみな形容詞本文「〜を楽しみにする」の形で、これから起きるよいことを待ち望む気持ちを表す。「〜が楽しみだ」で、そのことが待ち遠しいという意味。〜にする〜にしている〜だ
- 留学生が、来週の遠足について先生に話す。富士山を見るのを楽しみにしています。
- 職場で、来月入る新人のことを同僚と話す。どんな人が来るのか、楽しみですね。
「楽しい」は今の気持ち、「楽しみ」はこれからのことへの期待。参照の見出しは「楽しみに(する)」。 - 手を止めるてをとめる連語本文していた作業や仕事を、途中でやめて休む。ここでの「手」は作業や仕事のことを表す。仕事の〜〜て顔を上げる〜ずに
- 留学生が、レポートを書いている友だちに声をかける。ちょっと手を止めて、こっちを見て。
- 工場で、作業中の人に上司が連絡事項を伝える。急ぎではないので、手を止めずに聞いてください。
- なぞなぞ名詞本文言葉で出す問題で、答えを考えて当てる遊び。「〜って、なーんだ?」の形で出すことが多い。〜を出す〜を解く〜の答え
- 留学生が、日本語のクラスでクラスメートに問題を出す。なぞなぞを出します。答えが分かったら手を挙げてください。
- 職場の飲み会で、家の子どもの話をする。子どもがなぞなぞにはまっていて、毎晩出してくるんです。
- 始めるはじめる動詞本文それまでしていなかったことを、新しくするようになる。「始まる」は物事がひとりでに起きるときの自動詞で、「始める」は人が何かをやりだすときの他動詞。アルバイトを〜〜たばかりだ〜ようと思う
- 留学生が、同じクラスの友だちに新しいアルバイトのことを話す。先週からコンビニでアルバイトを始めたんだ。
- 会社で、日本語の勉強の計画を先輩に聞かれて答える。来月から、日本語学校の夜のクラスを始めるつもりです。
- 場面ばめん名詞本文何かが起きている、その場所や様子。「〜のときに」という意味で、言葉の使い方を説明するときによく使う。映画や小説の一つの部分という意味もある。〜に合わせる〜が変わる〜ごとに
- 日本語学校で、敬語の使い方について先生が留学生に話す。同じ言葉でも、場面によって丁寧さを変える必要があります。
- 職場で、週末に見た映画の感想を同僚と話す。最後の場面で、泣いてしまいました。
- 広げるひろげる動詞本文広くする。場所だけでなく、知識や人との関係、可能性など、目に見えないものの範囲を大きくするときにも使う。自動詞は「広がる」。世界を〜知識を〜地図を〜
- 留学生が、日本語を学ぶ理由を先生に話す。日本語ができれば、仕事の可能性を広げられると思いました。
- 会社で、新しい取引先について上司と話す。海外にも販売の範囲を広げたいと考えています。
- 文化ぶんか名詞本文ある国や社会の人々が長い間に作ってきた、考え方・習慣・芸術など。「異文化」「食文化」のように他の語とつなげても使う。〜が違う〜を知る日本の〜
- 留学生が、日本に来て驚いたことをクラスで発表する。靴を脱いで家に入る文化は、私の国にはありません。
- 職場で、外国人の同僚と昼休みに話す。国によって文化が違うので、分からないことはお互いに聞き合うのが一番ですね。
- 学ぶまなぶ動詞本文知識や技術を身につける。「勉強する」より広く、経験や人から何かを得るときにも使う。日本語を〜失敗から〜〜ことが多い
- 留学生が、日本語学校の入学式でスピーチをする。ここで日本語だけでなく、日本の習慣も学びたいです。
- 職場で、先輩の仕事ぶりについて同僚と話す。先輩の説明の仕方から、学ぶことがたくさんあります。