練習問題 第1603問 — 区分5 言語
次の問いに対して、最も適切なものを一つ選びなさい。
次の四つの文の「ようだ」のうち、使い方がほかの三つと違うものはどれですか。
○答えと解説を見る
正解: ① まるで夢のようだ
この問題のテーマ:「ようだ」の使い方の見分け
「まるで夢のようだ」だけが、あるものを別のものにたとえる比況の使い方で、ほかの三つは推量の使い方です。「雨が降っているようだ」「熱があるようだ」「落としたようだ」は、外の音、体のだるさ、かばんの中を探した結果など、話し手が手がかりから判断したことを表します。はっきりとは言い切れないが、そう判断できるというモダリティの表現です。これに対して「まるで夢のようだ」は、目の前の出来事が夢だと判断しているのではなく、現実のことを夢にたとえて、それほど信じられないという気持ちを表しています。比況の「ようだ」は「まるで」と結びつきやすく、「夢のような話」のように名詞を修飾する形でもよく使われます。話しことばではどちらも「みたいだ」と言えるので、形からではなく、判断かたとえかで見分けます。